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最終日!線香花火と穂希。

旅行最終日。

明日の朝にはこの島を出る事になる。


色々とありすぎたな

あれから地味子さんはまだ寝ている。


桐ちゃんと杏には何かあったらすぐに連絡する事と言われている。


みんなは相変わらず自由に遊び

最終日をご満悦中だ。




俺は地味子さんの部屋へ入り様子を伺いに行った。

地味子さんは寝ている

熱がまだあるかとおデコに手を当てた

「もう熱は下がったみたいだな。」


俺は足を怪我しているから海に入れない

何かあったときにあれなので本でも読みながらこの部屋で時間を潰す事にした。


イスに座り、地味子さんの読んでいると思われる本があったので勝手に拝借。




「タオルでも変えてやるか。」

おデコに当てていたタオルを変え地味子さんの顔を見た。



「やっぱり肌綺麗だよな…それにスッピンでも全然可愛いじゃん。」


そして、俺もその場で寝てしまった。





「…くん、佐久間くん。」


「…ん。あぁ寝てしまってた。」


「あ、あの…手…」


「わ、わりー!」

俺は無意識に手を握ってしまっていた。

これはイカン

下手したら犯罪




「身体どうだ?」


「うん、だいぶ楽になったよ…ありがとう。」



「それは良かった。」

「あ、花火…。みんな楽しそう…。師匠も居た…!」


「大丈夫なら少し外出てみるか?」

「はい…!」




一緒に少し外へ出てみた

お互い病み上がりと怪我人なので無理は出来ない。

「今日は少し涼しいです。」


「そうだな!お、線香花火余ってる。やるか?」


「やりたいです…!」


ロウソクに火を付け

線香花火に火を当てた


「綺麗です…。あ、落ちた。」

「あはは、落ちるの早いな!」


「佐久間くん勝負です…!」

「いいよー。」



線香花火対決は結局俺が勝利した。

線香花火が落ちた後は妙に寂しく感じるのは俺だけだろうか。



「負けちゃった…みんな楽しそう…。

私こうやってみんなと何かするって初めてです。

こんなに幸せで良いのかなって最近よく思う…佐久間くんと師匠には感謝してもしてもしきれないです。」


「大袈裟だよ。桐ちゃんはもう湿川さんの事溺愛してるしなー!私のジミーちゃんよ!って。」


「あははは似てますー。本当にありがとう…。あの佐久間くん、私の事は名前で呼んでくれませんか…?」

「え?良いけど、なんで?」


「と、特に意味は無いですが、その、苗字は長いかなって〜…」


「そっか。分かったよ穂希」


地味子さんは顔が真っ赤になりうつむいた。

「なんで顔赤くしてんの?」

「赤くなんかしてません!」



地味子さんって天然なのか?

たまに分からん!


「あんた達そんな所で身体大丈夫なの?」

「師匠!」

「桐ちゃん、花火するなら呼びに来いよな。」


「行ったわよ!でも、2人がなんか幸せそうに手なんか握っちゃってさ!起こせる訳ないじゃん。はぁーやだやだ青春のクソヤロー!!」


「ぐっ…」



桐ちゃんはどうでも良い事にだけは空気を読む。

まぁ優しさなんだろう。


「師匠ってお付き合いされてる方おられるんですか?」


「あら、聞いちゃう?それ、聞いちゃうわけ?」


「穂希。それは聞いてはいけない!」


「穂希!?あんた何よ!なんなの??もしかして、私が遊んでいる間に付き合ったりしたわけ!?」


「違います違います!全然違います!」


そんな全力で否定しなくても

佐久間傷ついちゃう



「なーんだ、そういう事ね!ジミーちゃんも佐久間じゃなくて光って呼びなさいよ!」


「え…良いんですか…私なんかが…」

「別に構わんが。」

「光…くん」

「お、おう。」


えっなにこれ。

思った以上に照れる!

超絶照れる!

そりゃ顔赤くなりますよね!

すんませんっした!



「やめてくれる?なんか2人だけの世界になるの。私も居るんですけど!」






こうして、中島計画のプチ旅行は無事に終了した。

次の日の朝この島を出発する。





「みんな忘れ物無いよね?もう船出るからね!」


みんな忘れ物も無し。

全員居る!よし!


「最後に俺から報告があります!この度俺、中島健人と水城杏はお付き合いする事になりやした!」


「もー健人ったらぁー!」

えー!!!!

嘘!?

いつ!!

いつの間に!?

今度詳しく聞いてやる!!



こうして中島からのサプライズ報告もあり無事旅行は終了。

帰りの船で俺はまた船酔いで倒れていた。


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