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絶対に元の世界には帰らない!  作者: 401
第一章 召喚編
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キャラクター設定・召喚編

 ――この話が投稿されているということは、既に私は毎日更新が追いつかなくなっているということだろう――



佐藤(さとう)陰矢(いんや)

 23歳男性。いや24だっけ。見直してみたら22だった。とにかく20代ぐらいの童貞。異世界に来る前はデザインの勉強とかしてた。趣味は工作。

 別に頭がいいわけではないが、知識の幅は結構広い。いや、あの演技力から考えると地頭はまあまあいいのかもしれない。アドリブには強くないけど。

 本編ではあのザマだが、作中世界では間違いなく最強。なりふり構わなければ勇者や魔王にも余裕で勝てる。本編ではあのザマだが。

 とはいえ彼があのザマなのも一応理由がある。精神性が割と英雄的な光弥と違って、彼は普通に小市民なチキンなので、能力に無意識下で制限をかけてしまう。要は強すぎる力を振るうことにビビっている。まあ普通はそうなるよね。光弥を殺すと言っているけど結局手加減して本当には殺さないようにしてるし。

 カゲヤになるのも、ある意味では自分の力を制限するためという理由があると言えよう。もちろん理由の99%はただの趣味である。

 今でこそチートだが、異世界に来たばかりの頃はそこまで強くなかった。改造魔法もランク1だった。というか来てから1年間はモンスター溢れる無人の荒野でサバイバっていて、気がついたらランク10になっていた。貴重な素材を落とすモンスターが多かったことが生存の秘訣だと彼は語る。最終的には荒野のど真ん中に城が建っていた。

 大学に通っている時に両親が交通事故で死亡し、身よりもないので退学して職を探し始めた頃に異世界へやってきた。最初は帰りたかったが、日が経つにつれて加速度的に快適になっていったので帰る気が失せた。帰っても無職だし。まあ異世界でもほぼ無職みたいなもんだが。


佐藤(さとう)影耶(かげや)

 おい同一人物を二度紹介しているぞ。いいのかこれは。まああんまり一項目を長くしすぎるのは嫌だし。

 というわけでカゲヤちゃんである。カゲヤちゃんが恥ずかしがっているとポイントが伸びるという法則がある。これはガチ。

 自己改造用素材魔剣テイレシアスで陰矢が変身した姿。黒髪ロングなスタイル抜群の絶世の美少女である。中身はこれだが。

 陰矢が深夜テンションで自分好みの理想の美少女を人体錬成してやるぜHAHAHAとかやってた時に偶発的にできるようになった。最初は自分が理想の美少女になってしまって残念がっていたが、気がついたら普通に女体化にハマってこれである。

 その後は家で自撮りする程度だったが、深夜テンションで夜中にカゲヤの姿でちょっと出かけた際に町中で凶悪モンスターを倒してしまって有名になり、引っ込みがつかなくなった。その後気がついたらちやほやされるのにハマってこれである。この主人公こんなんばっかか。この辺の話は1章が終わった後に閑話として書かれると思う多分。

 変身できるようになって結構経つが未だにエッチなことができていないヘタレである。そんなんだから童貞なのである。この小説がR18だったら勇者の手によって童貞の前に処女を失っていただろう。読者の希望が多ければR18版の短編をノクターンに投稿するのもやぶさかではない。主人公の貞操は読者にかかっている。

 結構露出が多いまるっきりコスプレな装備をしているが、主人公の無駄な力の入れようによって割と様になって見える。別のところに力を入れろ。ちなみに、これ以上露出が多い格好をすると羞恥で動けなくなるギリギリのところを責めている。そんなんだから本編でああいう感じになっているのだが、頑張って作ったこのスタイルを崩したくないのだろう。


鈴木すずき光弥こうや

 こいつのキャラ設定はあんまり考えていない。なんていうか割とかわいそうな立場なのであんまり感情移入しちゃうと書きづらいんですよね。テンプレにそったイケメン系チート勇者。

 一般人みたいな書かれ方をしているが、世界的な財閥の御曹司で、若くして剣道の達人。何が一般人だこの野郎。聖剣を即座に扱えるようになったのはそのため。召喚時の能力値だけで比べるならカゲヤより大分弱いが、才能と経験でそれをカバーしている。これがなんちゃって剣士と本物の剣術家の違いである。

 エイシアによって魔王誕生から一ヶ月という極めて早い時期に召喚された。チートを含まない本人自体の性能が極めて高いので、魔王が本格的に人類へと侵攻してくる前に魔王討伐を成し遂げることは間違いない。とはいえ、能力が順次解放されていく方式なので、タイムアタックしようとすると結構厳しい旅になる。陰矢のおかげで最低限の安全が保証されているのはある意味幸運である。まあ一回殺されるかもしれないけど。

 本来アルティメットイーヤに勝てるほどのスペックはなかったのだが、まだ詳細が判明していない第五の能力によって身体への大きな負担を代償にそれを成し遂げた。まさしく主人公。


エイシア

 もしかしたら作中で一番かわいそうかもしれない。とはいえ、最初から勇者が帰ってしまうのはわかっていたので、それは仕方ないと納得している。が、それはそれとしてカゲヤに勇者を取られるのは絶対に嫌。まあカゲヤは勇者を取る気なんて微塵もないし何なら押し付けていく方針なのだが。

 光弥のせいで目立ってないが魔法の天才。基本的に人間の能力ランクは5が最大値なのだが、エイシアはランク6の星魔法を扱える。異世界人以外の人間でランク6以上の能力を扱えるのは三人しかいない。だが、星魔法は戦闘用の魔法ではないので総合的な戦闘力としてはランク5程度。現在までに出てきたのは、光の鎌を生み出す《獅子座レオの大鎌》、ベクトルを操作する《射手座サグの知慧》、重力を操作する《天秤座リヴの分銅》、勇者を召喚/送還する《牡羊座アリの使徒》、斥力場を生み出す《山羊座カプの貝殻》。

 あんまり人物の外見描写することないのでほとんどの読者が忘れてそうだが銀髪赤目。魔力の属性によって色が変わるみたいな感じなので、別にアルビノではない。


アング

 実力派錬金術師。Ⅳランクの冒険者。実戦経験が豊富で、総合能力ではⅤランクに匹敵する。錬金術の腕も魔術の腕も普通の人間としては最高クラス。あ、この世界では魔術は魔法の下位互換だが、魔法より汎用性に富む。後衛だが体格が良く、格闘術もある程度使える。なんだこいつ普通に強いぞ。

 裏話だが、最初は弟のオングが勇者パーティに入るというストーリーだった。まあ無駄にキャラ増やしすぎるのもなと思ってそのままアングをパーティに加入させることに。オングが今後登場するかは不明。


リセプ

 受付リセプショニストなのでリセプ。なんとも安易なネーミングである。この安易さからも分かる通り、キャラ設定はほとんど考えていない。一応年齢は陰矢とは同年代ぐらい。


イティー

 エイシア(エース)のメイドなので、イティー(いち)。なんとも安易なネーミングである。結構有能な大人のメイドさん。王家への忠誠心で頑張って旅についてきているが、荒事は苦手。旅の間の細かい雑用は全部この人がやっている。


ロッジ

 下宿ロッジの主人なのでロッジ。なんとも安易なネーミングである。安易なネーミング多すぎ問題。料理が上手いおじさん。基本的に異世界の知識はあまり広めないスタンスの主人公から、唯一異世界の料理レシピを受け取っている。おかげで併設している食堂はなかなか繁盛しているようだ。


ロン

 普通の少年。陰矢から手作りおもちゃをいくつも貰っている。過去に、陰矢が間違って渡した超性能マジックアイテムをおもちゃと勘違いし、Ⅴランク冒険者を叩きのめしてしまった。陰矢が全力で事実を隠蔽したものの、叩きのめされたⅤランク冒険者は未だにそのことを覚えている。この辺の話は……どうだろう、多分語られないと思うが、フレーバー的にチラッと出るかもしれない。


スペイディア国王

 国王。フレーバー的なキャラなので特に設定はない。多分良い人。


鉄帝国騎士団長

 騎士団長。フレーバー的なキャラなので特に設定はない。多分白兵戦では結構強い。


魔王

 魔王。障壁塔の遮断要石を全て破壊されない限りは無敵。破壊されたとしても最強。ただし核爆発が起これば流石に死ぬ。とはいえそういう無体なことをせずにまともに戦えば、陰矢や光弥でも結構苦戦する。

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