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クズの選ぶ道

入学式を終えてから丸1日。午前中の授業を終えて、昼休みのチャイムが鳴るや否や、生徒達は廊下に溢れ出す。そして、その生徒達が行く先は購買場でもなければトイレでも中庭でもない。第一総合試験結果が貼り出された、廊下である。


俺も長谷部と共に、結果を見に行った。周りの生徒は喜んだり落ち込んだりしてる生徒や、ただただ結果を見ている生徒など様々。俺はどうかというと、ちょっと驚いている。


「おー、やっぱり2人仲良く0点だな!」


肩を組んでニヤニヤと話す長谷部。目の前には俺と長谷部の名前が横に0点と書かれて並んでいる。そのまま上に視線を変えると魔法試験結果と書かれている。


「魔法試験1位は…雛形奏⁉︎ 柊じゃないのかよ⁉︎」


「柊は…えっ〜と、3位だな」


意外にも、クラス全員を恐怖に陥れた柊の魔法は3位止まり。雛形が1位を取るのは意外ではなかったが、柊が2位にもならなかったのが意外だった。


横に視線をずらして身体能力試験結果へ。1位は再び雛形、そして3位に瀬川がランクイン。そのまま1番下まで降りて行くと、柊の名前が見つかった。


そのまま横へ。すると雛形の名前があり、そのまま再び上へ視線を上げる。学力試験結果の文字のすぐ下には柊の名前があった。


「柊は差が激しいな。勉強と魔法は出来るけど、運動はからっきしかよ。この雛形って奴も運動と魔法は1位なのに学力はビリッケツだし。」


確かに長谷部の言う通り、俺もそう思った。バランスが悪い人達だなぁと。


「ん⁉︎」


ふと長谷部が何かに気付く。


「なんかもう1つ試験結果が出てるぜ!」


長谷部に連れられ生徒達を掻き分け移動する。約10歩程移動し着いた所に貼ってあるのは、総合試験結果と書かれている。おそらく3つの試験を合わせた結果だろう。1位は小鳥遊賢という名前が書かれていた。よく思い出してみる…。


「確か…魔法試験結果の2位と、身体能力試験結果の2位。学力試験結果の3位にもいたな。何者なんだ…?」


たかなしけんという名前が、なんか聞いたことがある…。そんな気がしていると、後ろから声をかけられた。


「よぉ!早乙女くんじゃん!この前はゴメンね」


女子の甲高い声が聞こえ、振り向くと相変わらずの金髪の長髪に着崩した制服。雛形の姿がそこにあった。

彼女は、どうやらこの前の校門での出来事を謝っているらしい。


「おぉ、俺も別にそんなに気にしてないから、大丈夫だよ」


「本当はもっとちゃんと謝りたいんだけどさ、時間がなくて……」


試験で学力以外で好成績を出し、加えてその見た目。彼女の友達らしき生徒が周りに数人いるところを見ると、さっそく彼女はクラスで人気者になっているようだ。確かに忙しそうだ。

それに比べて、俺の連れは雛形の姿を見て固まっている。


雛形は友達に連れられて、人混みの中へ消えていった。彼女の姿が見えなくなると、時が動き出したかのように長谷部が喋り出す。


「ど、どういうことだよ早乙女! お前があんなギャルと知り合いだなんて聞いてないぞ! 何者なんだ彼女は?」


「ん? 彼女がさっき言っていた雛形奏だよ」


「へぇ〜そうなのか」


長谷部はスッキリしてない様子。どうやら俺と雛形の知り合う経緯を知りたがっているようだ。察して説明を始める。


「彼女とは登校初日の通学途中で会ってな。一般市民からカツアゲしようとしてたところを俺が阻止して、そのまま学校まで一緒に行った」


「なんだそりゃ?」


「そして校門前で……」


突然俺は頭の中に電気が走ったように思い出した。先程の総合試験1位の小鳥遊賢の名前である。昨日校門前で雛形は彼氏らしき人物に『けんくん』と言って駆け寄って行った。


もしかして、あのギャル男が小鳥遊賢なのか?

だとしても学力試験で3位を取るようにも見えない。


「ん? 早乙女、どうしたんだ?」


「昨日校門で雛形が彼氏らしき男に会った時に、けんくんと言っていたんだ。彼は雛形と同じ様な服装でギャル男だったんだが…」


「そのギャル男が、まさかの小鳥遊賢だっていうのか⁉︎ ありえないだろ〜」


長谷部が笑ながら俺ことをバンバンと叩く。確かにありえないことだとは思う。


けども、次の瞬間。俺と長谷部の肩にズシッと腕の重い感触があった。そして、俺らの肩の間から顔がヌッと出てきた。



「誰だ? 人の名前を呼んで笑っている奴は?」


俺達は咄嗟にその場から離れた。声の主は、昨日校門前で会ったギャル男だった。短い金髪で小麦色に焼けた肌で、制服を着崩している。


「まさか…君が小鳥遊賢なのか?」


「だったらなんだ? お前らこそ俺の名前を呼んで何笑ってんだ?」


「それは……」


言葉を濁して答えられずにいると、小鳥遊は俺のことに気付いた様だった。


「あれ⁉︎ お前昨日の奏と一緒にいた奴じゃん。まだ学校いたんだな。さっき試験結果見たぜ、0点でクズらしい点数だな。でも今回はクズがもう1人いたよな?」


小鳥遊は視線をゆっくりと長谷部に向ける。


「お前の名前は?」


長谷部は小鳥遊をキッと睨み付け立ち上がった。


「お前の方こそなんだよ? クズクズ言いやがって。人のこと馬鹿にするのもいい加減にしろよ」


「だったらお前らは俺の名前を呼んで笑っていたのは何なんだ? 馬鹿にしてるのはそっちの方じゃないのか? どうせ俺がこんな容姿だから馬鹿にしたんだろうが、こうして試験で結果を出してる俺と、魔法を使えないお前らと、どっちか馬鹿にされる人間か頭の悪そうなお前らでも流石にわかるよな?」


「なんだと⁉︎」


「やめろ長谷部!」


拳を握り振り上げた長谷部の腕を咄嗟に掴んだ。極力目立つ様な事はしたくない。だが、小鳥遊の派手な容姿や長谷部の喧嘩腰の言葉で周りからは既に目立っていた。


「ん?なんだ、かかってこないのか。まあいいや、今回は許してやるよ。ちなみに俺はお前らのこと嫌いじゃないぜ。学校辞めろなんて言わない。今回みたいにクズらしい事をやって、また俺を楽しませてくれよ」



小鳥遊は振り返り、その場を後にして歩き去ろうとする。俺も黙って彼をそのまま見過ごさずにはいられず、ちょっと待てと言い彼を呼び止めた。


こちらを振り向く彼の表情は、先程とは変わり怒りに満ちた表情。また何か彼の気にくわない行動をすれば、すぐさま手を出してきそうだった。



「君は、苦手な事を克服しようと努力した事はあるか?」


俺の問いかけに小鳥遊はキョトンとして、次の瞬間腹を抱えて笑い出した。


しばらくして落ち着きを取り戻した小鳥遊は自分の意見を喋り出した。


「俺だって苦手な事はあるさ、勉強が苦手だ。そして努力して高得点を取れるようになった。けどお前は違う。魔法を使えるよう努力しても使えない。努力しても出来る奴と出来ない奴は違うんだよ。わかんないかな〜」



「わかってないのはお前の方だ」



俺の今の言葉で、その場に緊張が走った。みんな思っているだろう。今そんな事を言ったら小鳥遊がどういう行動をするのか…。わかっていないのか?と。

けれども俺は臆する事なく続ける。


「君だって勉強を努力してすぐには高得点を取れるようにはならなかったはずだ。その時点では君も努力しても出来ない奴だった。俺も同じだ、まだ努力の途中で、将来は魔法を使えるかもしれない。それなのに出来ない奴呼ばわりするのは違うんじゃないか?」


「テメェ!」


小鳥遊は俺に近づき、胸ぐらを掴んだ。彼の力は強く、引っ張られて体が浮きそうになった。


「社会はな、結果が全てなんだよ。努力してもしなくても出来る奴が成功し、出来ない奴が失敗する」


「今の俺達は社会に出てない高校生だ。結果を求めるにはまだ早いだろう?」


俺と小鳥遊が睨み合い、緊張が高まる。



「はい、そこまで〜」


その声の主はフワッと俺たちの所に来て、小鳥遊の手を解かせた。俺は反動でバランスを崩して尻餅をついた。


「奏⁉︎」


小鳥遊が、その声の主の名前を口にする。今度は雛形が怒った表情で小鳥遊に叱っていた。


「まったく、友達から廊下でケンカが起こっているから止めて欲しいって言われて来てみれば…。賢くん、あれほどケンカはしないって約束したよね?」


「いや、ケンカじゃねえよ⁉︎それに最初にケンカ売ってきたのだってそっちの方だし」


「ふ〜ん、そう?」


雛形は俺の方を向く。すると彼女は小鳥遊にバレないようにウインクをした。どうやらここは私が何とかするという合図らしい。


「でも、さっき胸ぐら掴んで今にも殴りかかりそうだったよね?はぁ〜もう知らない」


その場を離れて行く雛形。誤解だって〜と叫びながら、それにくっ付いて行く小鳥遊。流石は小鳥遊の彼女の雛形。彼の扱い方はお手の物のようだ。


「大丈夫か?」


「ん、あぁ大丈夫だ」


長谷部が心配して駆け寄ってくる。彼が伸ばした手を取り俺は立ち上がった。


俺達はそのまま教室へ戻り、大人しく昼休みを過ごす事にした。教室には柊と瀬川しかいなく、大概の生徒はまだ廊下に溢れていた。


昼食を済ませて、昼休みも終わる数分前。生徒達はようやく教室へ戻ってきた。静かだった教室が一気に騒がしくなる。次の授業というか、時間がみんなの興味がある内容ということもあるだろう。


昼休み終了のチャイムが鳴り、鬼嶋が教室へ入ってくる。彼女はその次の時間の内容を説明する。


「え〜次の時間は部活動集会です。さっそくですが廊下に出て並ぶように」


生徒達は言われた通りに廊下に並ぶ。行き先は体育館ではなく魔法館だった。その事に対しては生徒達全員が違和感を感じてはいなかった。


この学校も他の学校同様に野球やサッカー等の部活動は存在する。だが一番の人気は魔法研究部である。その部の紹介には魔法館の使用は外せない。


全生徒が集まり、部活動集会が始まる。


「これより部活動集会を始めます。この集会は新入生に魔公学園の部活動がどんなのがあるのか知って頂くのが目的です。ぜひ興味を持って積極的に参加して下さい。それでは最初の部から、どうぞ!」


司会者らしき女子生徒がステージで進行を進めていた。どうやらこの集会は部活動のアピールをして、俺達に部活動に興味持ってもらおうということみたいだが、もうほとんどの生徒が魔法研究部にしか興味ないのではないだろうか。


次々と部活動の紹介が続いていく中、生徒達は静かに聞いている。そして魔法研究部の順番が来た途端、急に生徒達がステージに注目する。


「新入生諸君!この度は入学おめでとう!俺は魔法研究部部長岩崎健馬だ!」


出てきたのは爽やかなイケメンの男子。短髪で身長も高く見え、柊とは対極的な印象である。


「我々の部は主に魔法の研究や向上、各々が目的を持って活動している。今日はその成果を披露したいと思っている。みんな楽しんで行ってくれ!」


ステージ上では様々な魔法が披露される。新入生歓迎や入学おめでとうといった文字が浮かぶ炎魔法や球体になったり、それが小さく分裂して水玉模様に広がっていく水魔法。そしてその水が空中で竜巻のように回る。まるで透明な洗濯機がそこにある様に見える風魔法。1通り終えると再び岩崎がステージに現れる。


「最後に俺の番だな。そこの生徒!」


岩崎が新入生の1人を指差す。


「何か好きな動物1つ言ってごらん」


「え⁉︎えーっと、ゾウです!」


「ゾウかぁ〜、結構大きいの来たね〜!よし!」


掛け声を発すると、彼の元に魔力が集まっていく。そしてステージ上には少しずつ彼の魔法により生成され、ゾウの石像が現れた。


魔法館が生徒の歓声でいっぱいの中、俺の隣の瀬川は不満そうにため息を吐いた。


「あのくらい、私にだって魔力があればできるわね。」


確かに瀬川の言う通り、彼女でも動物の石像を作ることはできると思う。


「要は彼は魔法研究部に入れば、こんなこともできるようなるってアピールしてるんだ。瀬川さんも魔法研究部に入ったら、あの大きさの石像を作れるようになるんじゃない?」


「魔力が今のままでも私は別に構わない。それよりも魔法の効率と器用さ、発動スピードを上げたいわね。さっきの魔法で文字を浮かび上がらせる方が興味あったわ」


魔法の大きさ、魔力だけで見れば雛形や柊が学年ではトップだと思うが、魔法の技術面で言えば瀬川が恐らくトップだと思った。


彼女の技術向上に対する気持ちもそうだが、魔法試験での魔法の使い方や、短距離走での魔法を使用した件を考慮して、俺はそう判断している。


「魔法研究部にも瀬川さん以上の魔法技術を持ってる人がいるかもしれないから、興味があれば行ってみたらどうだい?」


「…いえ、遠慮しとくわ」


瀬川は視線を落として、そう言った。団体行動を好まなさそうだから、1人の方が気楽なのだろうか。


魔法研究部の発表が終了し、部活動集会も何事も無く終えた。生徒一同は魔法館から教室まで戻り、ホームルームを行う。


放課後は各部活に寄り、入部手続きを済ませれば、入部できるという流れである。俺は魔法研究部に入り、魔法が使えるよう努力するつもりだ。放課後が待ち遠しく、ホームルームに集中出来ずにいた。


ホームルーム終了と共にチャイムが鳴る。俺は席を立ち、魔法研究部に向かおうとした。


「早乙女、ちょっと待て。お前魔法研究部に行くのか?」


声をかけてきたのは長谷部だった。俺の肩に手を掛けて呼び止められた。


「まさか長谷部も行くのか?なら一緒に行くか?」


「おう!」


そのまま教室から飛び出し、長谷部と一緒に魔法研究部の部室へ一直線に向かった。長谷部も魔法研究部に興味があったようである。


「マジかよ、もう並んでやがる…」


部室の前は、もう入部希望者の列が出来ていた。流石は人気の部活である。だが放課後になったばかりで、まだ前に並んでいるのは10人程度。俺たちの後ろにはもう20人は並んでいる。


魔法研究部の人気に驚いていると、部室が開き、入部手続きが始まった。手続きを終えた生徒は喜びを隠せない様子で出てくる。


この部活に入れば、魔法が使えるようになるかもしれない!今までの俺の人生を馬鹿にしてきた奴を見返すチャンスが、やっと目の前にやってきた。俺の高まる気持ちが、最高潮に達した時、俺の手続きの順番が回ってきた。


部室に入ると、部員が数人と、部長の岩崎が机に座っていた。彼の顔には、先程のステージでの笑顔は無く、無表情で冷めた目付きで俺を見ている。


なんだ?一体どういう事だ?雰囲気があまりにも違いすぎて、戸惑っていると、1人の部員が声をかけてきた。


「名前は?」


「さ、早乙女大知です」


俺の名前を聞いた岩崎は、ため息を吐くと、椅子を回して後ろを向いた。そして暗い低い声で話し始めた。




「君さぁ、この部活に入って何がしたいの?」


「…え⁉︎」




別人のようだった。先程のステージは演技だったのだろう。冷めた態度や俺を馬鹿にしたような言い方。でも…それでも俺は目の前のチャンスは見逃せない。


「こ、この部活に入って魔法を使えるように…」


「だからさあ!何がしたいの?」


岩崎の大声に驚いてしまった。俺が何も言えずにいると、イライラしている様子の彼は続けて言った。


「ここは魔法を研究する部だ。君みたいに魔法が使えない人が来る所じゃないから!翼の無い人間が空の飛び方を研究するか?それと同じだよ!出来ない事を研究なんて出来ないでしょうが。それにこの部活は人気なんだ、君の後ろにもまだ長蛇の列が出来ているだろう。君みたいなクズには構っている暇は無い、わかったらとっとと帰りたまえ!」





魔法研究部の部室から出る。放心状態の俺は、その場にボーッと突っ立っていた。長谷部は次は俺だなっと言って部室に入って行った。俺とは違い魔法を使える彼はきっと入部できるだろう。


長谷部の事を待つことも忘れ、幽霊の様に歩いていると、ある部室にたどり着いた。見上げるとボロボロのドアにシワシワの紙が貼ってあり、魔法研究同好会という文字が書いてある。


一応中には人の気配がする。さっきの様に馬鹿にされるかもしれない…。それでも俺はドアノブを握り、回して開けた。



「さあ〜今日は何しようかなぁ〜!革命?ババ抜き?それともトランプはもう飽きた?」


「先輩、そんなこと言ってないで新入生歓迎しないと〜」


「歓迎って言ったって、どーせ研究部に全部持ってかれるでしょ!そう言えば今年の部費…じゃないか、会費入ったんだ。コーヒーサーバー欲しいと思ってたんだけど、どうかな?」


「ん〜私はコーヒーあまり好きじゃないんだけど…って先輩!入会希望者…さんですよ?多分」


「あーそうだね、見るからに生徒会の厄介な役員では無さそうだね」



やっと俺の存在に気づいてもらえた。なんなんだこの2人は。先輩と呼ばれるこの男は、天然パーマの髪型と手に持ってる扇子が特徴の楽観的な生徒と、もう1人が眼鏡を掛けて、髪が長く伸びている。いかにも文学少女みたいな雰囲気を出しているが天然っぽい。




「ようこそ魔法研究同好会へ!ところで君は、コーヒーは好きかな?」



この男との出会いが俺の学校生活を大きく変えるなんて、この時は思ってもみなかった。

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