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猫は今日も想う

作者: 碧猫

『ねがい』


ぼくはねがう

君と行くことを


ボクはねがう

君と生くことを


僕はねがう

君と逝くことを


ねがう

このときが続くことを


光と闇に溢れた道を

君と共に歩むことを


僕はねがう


『星』


世界は星で輝いている

世界は星で溢れている


僕は星をみる

僕は星に出会う


瞬きをしている間に

星は消えてしまう


君も星のように

消えてしまうのだろうか


『出逢い』


闇の中で僕はキミに出逢った


なにもキコエナイ

なにもミエナイ

闇に埋もれていたボクに


なにも聞こうとしない

なにも見ようとしない

闇に堕ちていた僕に


キミは光を教えてくれた


闇に隠れていたボクを

孤独に怯えていたボクを

キミは光のもとに連れだす


そして僕は光にふれる


暗く冷たい世界に

真っ白で温かい輝きがあることを

僕は知る


そして僕を縛り付ける

鎖は

光の温かさで解けていく


自由になった僕は望む

君と共に歩むことを


君が太陽なら

僕は月になろう


君が月なら

僕は太陽になろう


互いを輝かし

世界を輝かせよう


君のそばにいたい


そんなことを想える君に

僕は出逢えた


『月と太陽と星』


あなたは太陽

明るく輝き

周りのものたちを明るく照らす


きみは星

優しく輝く

周りのものたちを優しく見守る


ぼくは月

太陽がいなくちゃ輝けない

星がいなくちゃ孤独


こんな月〔ボク〕を1人にしないで


月には太陽と星が必要


『雪』


雪が降る


絶え間なく降る


青を白く染めて

黒を白く染めて


世界を白銀に染めていく


雪が吹き荒れる


存在を知ってもらうために


自分たちの強さを知らしめるために


自分たちの存在を強さを

忘れさせないように


雪は冬にしか存在することを許されていないから


今日も雪は降る


『君に出逢って』


世界が変わった


白に

黒に


赤色に

青色に


金色に

銀色に


虹のように

色鮮やかに


世界に色がついた


元はどんな色をしていたのか

忘れてしまうほどに


世界は彩られた



世界が変わった


それは君に出逢ったから



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