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たんのう 〜全力で楽しむ〜  作者: すぎがん
第一章 異世界【幼児期】
1/2

0話 ー水溜 優在ー

1話を先に見てほしいです!

 もともとはなんの変哲も無い子供だった。

 朝はテレビを見て、学校に行き、休み時間の運動場での鬼ごっこが何よりも好きだった。

 ただ小学校の卒業式前の最後の休み時間のことだった。


 ーーーーー


「今日が最後の鬼ごっこだね」

「絶対最後まで逃げてやるからな!」

「「「じゃんけん、ぽん」」」


 八人いたのに自分だけがグーだった。


「俺かよ〜」

「相変わらずゆうちゃんはじゃんけん弱いよね」

「じゃあ十秒間待っててね」


 そうして数を数える。


「10、9、8、………、0、よっしゃ行くぞ」


 いつも通りの鬼ごっこのはずだった。


 (バタッ)


 急に視界が暗くなってきて倒れてしまった。

 その後、病院に搬送されてベッドで寝転んでいた。

 体は動かない。


 一時間ぐらいが経った頃、母とお医者さんが入ってきた。

 お医者さんが話し始てからはほとんど覚えていない。

 唯一覚えているのは、


 もう体を動かすことはできないということ、余命が六年しかないということだ。

 それからは寝て起きても毎回真っ白な天井、周りを見渡しても同じ部屋。


 そこからの三年は体は動かないがアニメを見たり、友達が話に来てくれたりして意外と苦ではなかった。


 ーーーーー


 四年目以降は友達は高校生になり来ることも少なくなり、一人でいることも多くなっていった。


 ーーーーー


 六年目は一気に体調が悪くなっていった、母は気を遣って部屋にいることがを多くなった。


 ーーーーー


 七年目、医者はいつ死んでもおかしくないと言われた、そこからは毎日が地獄だった。

 夢を見ている時だけが楽しかった。


 ーーー


 そして、自分の最後ぐらいはわかった。

 やっと、夢を見れる。




 ーーーーーー


 (もっと人生を堪能したかった…)


水溜(みずだめ) 優在(ゆうあ)の人生です。

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