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転生完了と訓練開始


っんん、よく寝た……気がする。ってか、ここ何処だよ……あー、確か転生したんだったな……やべ、漏れそう……っあれ?動けない、え?金縛りか?とりあえず誰か呼ぶか……


「おぎゃーおぎゃー」


!?!?!?!?


喋れない!?まさか……転生って赤ちゃんからなのか!?嘘だろ……てっきり3歳くらいからだと思ってた……やばいってこのままだと漏れそ――


「どうしたんでちゅか〜、オシッコでちゅか〜、それともおっぱいでちゅか〜」


っぐ、精神年齢が大人なだけに赤ちゃん言葉で話されるのはなんだか結構キツいな、まぁ、今はまだ喋れないしとりあえず……


「お、おぎゃー、おぎゃー」

「あら〜、オシッコでちゅね〜沢山出しましょうね〜」


え、まさか今ここでやるのか?こんな美人な人の前で漏らすなんてどういう羞恥プレイなんだよ!嫌だよ!……でも、もう、無理、げん……かい……


「おぉ〜、たくさん出ましたね〜、ふきふきしまちゅね〜」


あははははは、もう何でもいいや〜、羞恥心?そんなもの最初からなかったよ〜……もう、死にたい……


「終わりましたよ〜、次はおっぱいでちゅね〜、そんなに焦らなくても大丈夫でちゅよ〜」


焦ってなどいない……多分、おそらく、きっと。


っふぅ〜、お腹もいっぱいになったな、所でこの人が俺の母にあたる人なのか?さっきも思ってたがすごく美人だ、これほどの美人なら日本では超売れっ子女優になっていただろう。今の日本の女優より余裕で美人だ。こんなにも美人な人がお母さんなんて俺はなんて恵まれているんだろうか。


「カロリーヌ、我が子の様子はどうですか?」


ん?我が子?なんだ、この美女が俺のお母さんじゃないのか……


「おかえりなさいませ、奥様。たった今食事をされ終わったところでございます。相変わらずお元気でとても可愛いですよ。」

「あらそう、それは良かったわ、あなたもいつもありがとうね。」

「いえいえ、毎日可愛らしいテオバルト様のお顔を拝見させて貰ってますので。」


ふむ、なるほど俺の名前はテオバルトというらしい外国人の様な名前はあまり慣れないが悪くない名前だ。


さて、俺のお母さんはどんな顔なんだ、早く見たいからこっちに来てくれ!!


「テオちゃ〜ん、元気でちゅか〜、ママのシェリーンでちゅよ〜」


お、おぉ〜、なんという美女なんだ……さっきの女性より美人だぞ……この世界の女性はみんな美人なのか?なんて幸せな世界なんだ……


「入るぞ、シェリーンはいるか?」


お、今度は誰が来たんだ?


「はい、ここにいますわ。どうしたんですか、あなた?

「いやなに、そろそろ出掛ける時間だから知らせておこうと思ってな。お前ならテオのところにいると思ってやってきたのだがやはり当っていたな。テオの様子はどうだ?」


あらやだ、このお父さんすっごいイケメン。しっかしお母さんもお父さんも美男美女なんだがやはりこの世界の顔面偏差値はすごく高いらしい。これは俺の顔も期待していいな。


「もうとっても可愛いですわよ。アルとフォルの時とはまた違った可愛さがありますわ。」

「そう思えば俺はまだよくテオと接していなかったな。テオ〜、父のルフレントだぞ〜。公爵家の名に恥じぬように立派に成長するんだぞ〜」


なんだ、ちょっと厳しそうな父親かと思ったが案外そんなことなさそうだ。しかし公爵家か、確か公爵って貴族の中で1番身分が高かったよな?王族の次に偉いんだっけ?そんなところに生まれるとはおそらく神様がそうしてくれたんだろうな、ありがたい。


「よし、テオの顔も見れたことだしそろそろ行ってくる。おそらく2、3日は帰らないと思う。」

「分かりました。どうか気をつけて行ってらっしゃいませ。」

「私もそろそろ自室に戻るわね、テオ〜またね〜」


もう行ってしまうのか、乳母のカロリーヌさんも戻ってしまったし今はこの部屋に1人か……なんだか寂しいものだな。あっ、そうだ今のうちに異世界ならではのやつをやってみるか。


ス、ステータスオープン


***


名前:テオバルト・ノア・シルバス

種族:人間

ジョブ:剣聖、魔帝、拳神

状態:健康

Lv:1 HP:15

MP:60 攻撃力:23

防御力:31 魔法力:48

素早さ:12

〈剣術スキル〉

なし

〈魔法スキル〉

なし

〈格闘スキル〉

なし

〈耐性スキル〉

精神攻撃耐性:Lv 1

〈称号〉

世界を渡りし者


***


お、おぉー、本当に出たよ……なんか、本当に異世界に来たんだな、えっとー、どれどれ、数値を見てもあんまり分からないな、まだ生まれたばかりだからスキルはない……と思ってのに、精神攻撃耐性?なぜこれだけは持っているんだ?……もしかして漏らした時に取得したのか?確かにあれは精神に直接攻撃されたような感覚だったが案外簡単にスキルは取得できるのか?それともあれが特別だったのか?おそらく後者だろうな……まぁ、いいや、ってかせっかく異世界に来たんだから魔法を使ってみたい!けどどうやって魔法を使うんだっけ?確か神様が言ってた気が――


〈転生前〉

東城様、これから転生していただく世界には魔力というものがありそれを利用して魔法を行使できます。つまり魔法を使用するならまず魔力を感知しなければ行けません。その方法ですが、まず精神を研ぎ澄ますと段々と身体がポカポカとしてきます。そのポカポカしてる感覚を1点に全身に巡らせます。すると魔力は全身に循環している状態になり、魔力を1点に集中させて放出する事で魔法が行使できます。また、魔力を循環している状態でも身体強化魔法を使用している状態になっています。それが出来れば後は練習あるのみです。魔力量は使用すればするほど最大量が増えていきますが、MPが無くなると激しい頭痛や倦怠感を引き起こします。それだけ十分に気をつけていただければ、まぁ、だいたいはこれくらいですかね。


――って事を確か言ってたからな、よし1度やってみるか。まずは精神を研ぎ澄まして、……身体がポカポカしてきたな。そして次は、循環させるんだったな。んー、難しいな、ぐるぐる回すように……おぉー、段々慣れてきたぞこれを1点に集め――


ズキッ!


ッ!急に頭痛が!これがMP無くなった時の感覚なのか!これはひどすぎる、今日は何もでき……な……い

読んで頂きありがとうございます!次は一気に3歳くらいまで行こうと思うので今後もよろしくお願いします!

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