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元不良の中学時代(1)

鬼海葵は中学時代、友達はいなかった。いない理由はもちろん見た目なんだが、、、何故こんな見た目にしたかって?そん時はかっこいいと思ってたからだよ!


葵は中学校に入学する前この地に引っ越してきた。

引っ越してきた理由は親が勝手に前住んでた一軒家を売ったからだ。その後あるマンションの一部屋を借りそこが新しい家となった。葵の親は結構な自由人で決めた事は即行動するタイプなのだ。

当時はふざけんなよと思っていたが今となっては親のおかげで美浜先生に出会えたから感謝しかない。


話を戻すと、葵としては突然知らない土地に引っ越してきたので友達は愚か知り合いすらいなかった。

葵はどうやったら仲良くなれるだろうと考ていた。

すると葵のもとに母の麻奈美がやって来た。


「な〜に?葵もしかして友達と仲良くなれる方法考えてんの?」


何だこの人エスパーかよと葵は思った。


母の麻奈美は見た目はとりわけ美人てわけじゃないが笑顔がとにかく可愛いと言われていた。その笑顔でどれだけの男が好意を抱いたのだろうか?そんな事葵が知るよしもないが一つだけわかっている事がある

葵の父である学がその被害者であると言うことだけだ。


母にはちょっとした特殊能力?みたいなのがある。それは、昔から人が考えてる事がわかるて言うのだ。まぁほとんど勘だとは思うがその勘がよく当たる。だからこの母にはほとんど秘密にしている事がバレてしまうのだ。


葵がこう思っていると母が続けてこう言ってきた。


「友達作りたいなら、奇抜な格好にしましょう!

まず、、、髪を金髪にして、、、、、それから肩にタトゥーいれましょう!」


この母は息子になに言ってんだ?と今思うとかなりおかしいが当時の葵は母に従順だったのですぐやると言ってしまったのだ。


それから早速美容室に連れて行かれ髪を金髪にし、

肩にもタトゥーを入れに行った。


店員さんは

 え?本当に入れるんですか?

と言い驚きの表情をしていたが葵が

 お願いします!

と言ったのでその後は店員さんは何も言わずに順調に進んでいった。


家に帰ると奏が兄貴どーしたの!?と言って驚いていたが父は葵を見るなり似合ってるじゃないかと言ってすぐ読んでいた新聞に目をやった。ちなみに父は子供に関しては大部分を母に任せておりあまり口出しはしない。


葵は家に帰るなり10分くらい鏡の前から動かずにずっと自分の変わった容姿を見ていた。


「ふっ これで明日から俺は人気者だな!」


と葵は機嫌良く鼻歌歌っていると部屋の外では奏がため息をついていた


「は〜  本当バカだなー兄貴は、、、」


その声はもちろん葵には聞こえてなかった。





まだ高校には入学しません笑笑

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