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シスター・プリンセス   作者: 髙龍
9/19

閑話 ポートランドの教会にて

「ミミさん少し寂しそうね」

「親友であるアンナちゃんが出かけていますからね。そういうあなたも落ち着かないようですけど」

「成人して洗礼を受けるまでに恋をさせてあげたかっただけなのだけどね」

「洗礼を受けてしまうと制約がつくのは事実ですがあの二人の身分だと色々大変そうではあるわね」

とはミランカとシフォンの談


今は夜のミサに向けて自室での準備中です。

「ミランカ 薬草の備蓄は大丈夫かしら?」

「先日の騒動で採取が遅れてはいるけれど街の人々の分はなんとかなりそうかな。そんなことより最近経営者の方の参加が増えているようだけど裁ききれるの?」

「就職希望者の人は沢山いるらしいのだけど長続きしないで辞める方も多いらしくてね。作業が安定しないことでお客様にも迷惑をかけそうだって悩んでいるようね」

「それってシフォンの知恵を使っても無理な気がするんだけど」

「そんなことはないわよ。慣れるまで何とか持たせれば続く人は多いからそれまでどう持続させるかね」

「さて、そろそろ司祭様のところにいきましょうか」

今日も悩める子羊を救うべく救済に向かう二人のシスターなのでした。




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