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雨上がりの、空の向こう側なんて、どうだっていい

作者: 朝馬手紙。

今日もまた、そうやって

暗い部屋で一人、耳塞いでいるの?

頭が潰れるくらいやってみたの?

手の平から脈音が確かに聴こえただろう


雨上がりの、覗き込んだ青

遠い空で架かる、橋は誰が使うの?

見下ろす気分はどれくらい、いいの?

こんな地上は歩きたくはないのだろう



口元押さえて、目を擦って

今日もアラームより早起きでエライね

足元に気を付けて、耳を澄まして

今日も曇天也、雨が降って良かったね

何も好きじゃない状況から

「一個、見つければいいのさ」と

呟いてのける、あなたに憧れました




明日もまた、こうやって

人込みに飛び込み、ひた隠すの?

笑ったり泣いたり、やり方忘れたの?

予報が決まったレールみたいに見えただろう


目頭押さえて、口では笑って

今日も自分なりに、こんな日を褒めてね

イヤホンで塞いで、歩けるだけ歩いて

今日もそれなりに、生きてこれたんだよ

何も好きじゃない状況から

「一個、見つければいいのさ」と

呟いてみせた、あなたを真似しました




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