表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/3

その2

 少女が建物に入ってから十五分、すでに生存者は残り一人となってしまっていた。三階にいるの局長のみである。警備員はまともな装備をしていたが、職員はただの一般人だ。銃を持つ相手になにができるというのだろうか。


「……局長室」


 目の前にある部屋の扉にはそう書かれた看板がかかっていた。他の部屋はすでに探索を終え残りはここだけだ。この部屋に少女の探す人物がいる。

 彼女はためらいもなくドアノブを捻り、部屋の中に入る。最初に目に入ったのがこちらに背を向け机に手をかけている男。その男はどこかと電話をしていたが、すぐに少女に気が付くと脂汗をその額に滲ませながら手に持っていた受話器を落とす。


「お前……」


 男が何かを言うよりも早く少女の銃が火を噴く。正確にはオイルフィルターを改造したサイレンサーを装備しているのでいわゆる銃声はほとんどない。

 銃口から発射された九ミリの弾丸はフィルターを通過し、オイルを周囲にまき散らしながら男の膝へ命中する。彼は体を支えることができずその場で地面に倒れこんだ。

 少女はゆっくりと男へ歩み寄り、右手に持つ拳銃の銃底で彼の側頭部を殴りつける。殴られた男は安物のカーペットを舐めることとなった。




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ