負けない旅はここから始まる
新幹線の旅。
ちょっと奮発してあの有名コーヒー店のあつあつコーヒーをお供にした一人旅。
それもグリーン車での旅なんていついらいだろうか。
でも欲張ってグリーン車にしてよかった。
座席の座り心地が普通車とは全然違う。
これなら何も二人分の席を取らなくってもよかったな。
そうよ、どうせ一人なんだし。
荷物もないんだし……。
窓にうつる懐かしいビル街に別れを告げながら私は座席テーブルに置いたあのコーヒーが入っている
カップに手を伸ばした。
だけど持たなかった。
飲む気分にはなれないから蓋すら開けれないでいる。
分ってたんだけどね……。
でも、信じたくってあの人の後をこっそりと付いて行ってしまった。
そうしたら案の定だった。
ふふ、今日は出張ねぇ……。
愕然となって頭の中は真っ白になったのにしっかりとスマホのカメラであの二人を撮っていた私。
もう、不思議なぐらいスムーズに指は動いていたわ。
そして、そのままあの人達とは逆の方面に行く新幹線のチケットをとった。
偶然にも実家方面だなんてラッキーね。
新幹線の窓には涙も出ない私の代わりに涙の粒を落としてくれた雨雲がうつる。
さてと、いつこの写真をあの人に送ろうかしら?
私は私の心のように一部分だけ少し明るいグレーのカバーがつけられている座席に身を深くあずけて
テーブルに置いたものを見た。
テーブルに置かれたカップにあるあつあつのコーヒーが冷めていっているのかと思うと
あの人への心も冷めていっているのがわかる。
そして、隣に置いているスマホを見た。
時代は令和。
こういう伝言はスマホで送れるようになった。
これを送ったらあの人は慌てるかしら?なんて思わない。
そう思うとそろそろコーヒーが飲みたくなってきた。
そして、コーヒーが入っているカップの蓋を開けて一口飲むと程よい温かさとなっていた。
しかもいつもとは違う味な気がする。
こういう風に左手に持ったカップでコーヒーの味を堪能してたら
右手の人差し指は勝手にスマホの画面をタップしてた。
もう戻れないわね。
けれど後悔もしていない。
これから始まる旅は厳しいものになるけれど絶対に負けない。
そう心に決めた私は残りのコーヒーをゆっくりと味わいながら贅沢な一人旅を楽しんだ。
まずはここまでお付き合いくださり、ありがとうございました!
えぇー…今回はですねSSK様の活動報告2026年09月13日にありました
AIさんの画像からイメージした話となりました。
つまり! 私、紅p初のAIさんからのアイデア出し作品となります! パチパチパチ!
…にゃのにこんな暗い話となってもうた!?
SSK様、本当に申し訳ない!!
今ですな、ちょいとメンタルやられてますのでこーんな作品となりました(汗)
しかもあの宅急便に出ている黒猫ちゃんグッズが近くにいるしね?
あっ、別に男女のもつれではありませんよ?
ですが色んな事に負けるか!ってな気持ちをこめた作品となりましたね。
こういう風に考えて執筆するのも中々楽しかったです♪
皆様もSSK様の活動報告にあがっている画像で執筆してみてはいかがでしょうか?
あと、次はいつもながらの明るい作品を目指します! 紅pでした☆




