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報奨金100万ドルの高校生

幼い少年「ねえ、お母さん。どうしてお父さんは僕をいじめるの?」

お母さん「それはお前に強く育って欲しいからよ。それも今日でおしまい」

幼い少年「えっ、ホント、やったー」


全身血まみれのお母さん「お願い、この子だけは」


時は経ち、10年後


真っ黒なパワードスーツに手を通す少年。

その少年目掛けスナイパーは弾丸を発射。


スナイパー「チッ、撤収だ」

少年「はぁ、悪夢の3年間が始まったか」


この少年、名を蒼川リュウ(そうかわ)と申し、闇の世界では知らぬ者はいないとされる暗殺者一家ブルーリバーの次男である。


リュウ「あのクソ親父、珍しく電話してきたかと思ったら…」

リュウの父「クソ息子よ、よく聞け。高校入学と同時にお前に100万ドルの懸賞金を掛ける。高校卒業までの3年間だ。見事に生き抜いてパパを殺しにこい。プチ…ツーツー」

リュウ「一方的になんなんだ。頭わいてんのか」


オレは父親に母親を殺された。オレは絶対アイツをこの手で殺す。


リュウ「はあ、今日から学校だったな」

パワードスーツの上に制服を着ていざ通学開始するリュウ

このパワードスーツは神経の微弱な信号を察知し身体を強化する優れものだ。

装着した者はイナズマの如く速くハガネの如く強靭な肉体を手にすることになる。

イナズマの如くと言ったが触れた物に高圧電流を流すことも。

ちなみに訓練してないやつが装着したら筋細胞がズタボロになる諸刃のスーツだ。


リュウ(おっ、早速尾行されてんな)

狭い路地裏に入って壁によじ登り張り付く。

対象が路地裏に入って来たところで上から音も無く対象の首を両膝で挟み込みへし折る。

何食わぬ顔で路地裏から出るリュウ

満員電車では刃物で刺されるが刃は通らず、逆にそっと心臓に手をやり高圧電流を流す。

なんだかんだで無事?登校。


オレは今日からこの私立大和風高等学校の生徒だ。

リュウ「ん?オレのクラスは…3組か…」

クラス名簿に早速目を通すと見覚えのある名が数名。

リュウ「裏社会の奴なら偽名使えっつーの…ってオレも本名か」


教室に入ろうとするリュウ

ガタイのいい男子「おい、お前リュウじゃねーか」

リュウ「ああ、ジン君だね、よろしく」

こいつは力武ジン。通称ホットショット…火力バカでただ強い奴とバトルしたい戦闘狂だ。

リュウ(めんどくさ、火力バカと一緒のクラスかよ…目立つ前に消さないと)

ジン「へへっ、ゾクゾクする目で見んなよ、ダチだろ」

リュウ(ゾクゾクすんな、変態がっ…早く消そう)


そうこうしてるうちに担任登場。

担任「はーい、皆さん席に着いて」


担任「皆さん、席につきましたね、では私は1-3を受け持つ事になりました黒岩ハルカです。よろしく」

こいつは元多国籍軍の特殊部隊出身の殺し屋で通称ブラッディーダガーだ。

風の噂では引退したって聞いてたけど。

ハルカ先生「私の担当教科は世界史よ、ビシビシ行くから覚悟しといてね」

ハルカ先生「明日は体力測定だから体操着を忘れないように。じゃあ入学式終わったら今日は解散。以上。」


ハルカ先生が退席するや、なにやらギラギラした視線を感じる。

ジン「おい、リュウ。」

またコイツか

リュウ「何?」

ジンはメモを渡す。

メモにはAM0:00屋上で待つ。

リュウ(果たし状かよ。)

ジン「逃げんなよ」

リュウ「わかった」


入学式も滞りなく終わり、AM0:00学校の屋上

ジン「時間どうりだな。」

リュウ「待たせちゃ悪いから。ところでジン、かなりの重装備じゃん」

ジン「おまえとやり合うにはコレくらいはやらねーと」

リュウ「前置きはこれくらいで」

ジン「だな、早速やるかっ」

先手はジン

ジンの右手の装備からグレネード弾が放たれる。

リュウは横っ飛びで躱し着地と同時に間合いを詰め、電光の一撃。

ジンも左手の火炎放射器で応戦

リュウは火炎ごと突き破りジンの顔面に一撃を浴びせる。

ジンは激しく後方にぶっ飛ぶ。

リュウ「やるね、自分で後方に飛んでダメージを逸らしたか」

ジン「コレだよ、コレ。たぎるぜ。」

リュウ「まだまだ遊んでやりたいトコだけど次で仕留める」

リュウは足元に力を入れ、超速で間合いを詰める。

リュウの拳はあまりの超速に反応できないジンのミゾオチを捉え激しくスパーク。

ジン「グオぉぉ」

ジンは激しく悶絶し、膝から崩れ落ちる。

勝負あり。


リュウ「ふう、勝った。」

その場に座り込むリュウ

リュウ「超速使うと反動がハンパねえ」


ピロロロ、ピロロロ

リュウ「ん、着信?ってクソ親父かっ」

リュウの父「おい、クソ息子、学校生活エンジョイしてるかー」

リュウ「うるせー、エンジョイなんかできるかっ」

リュウの父「またまた、楽しんどるクセに」

リュウ「ぜってー殺す」

リュウの父「まずはジンを退けたようだな。パパは嬉しいぞ」

リュウ「クッソー、監視してんのか」

リュウの父「そう言うな、まあまた生き延びたら電話する…プチ…ツーツー」

リュウ「…切りやがった」


ジン「ぅう」

リュウ「おっ、生きてやがる。相変わらず頑丈な奴だな」

ジン「あー、また負けちまった。つえーな、おまえ」

リュウ「当たり前だ。こんなトコで負けらんねー」

ジン「でも、おまえの父ちゃんはおまえよりもっとつえー」

リュウ「…わかってるさ、もっと強くならないと」

ふたりで大の字になりながら夜空を見上げる。


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