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ギルド

魔法学園の試験を受けるため、王都へと繰り出したジャック。広場の目の前の宿屋に泊まったためか、1泊金貨1枚というありえないレベルの請求を受ける。間違ってもチェックアウトが遅れぬようにと考え...

ジャックは朝、目を覚ますと、すぐ飛び起きた。

現在時刻は…なんだ、まだ6時か。


一晩で金貨一枚なのだ。ジャックはチェックアウトに遅れるわけにはいかなかった。


「確か、午前10時だったよな。」


ジャックは少し考え、今チェックアウトしてしまうことにした。散歩がてら街に出た後でもよかっただろうが、ジャックは内心、今すぐにでもチェックアウトしたかった。


ジャックは手続きを済ませると、街を散歩し始めた。

まだ街は静かだった。もう明るいが、まだとても寒い。


中央広場には数名の人を見つけることができた。


「こんにちは」


唐突に後ろから声をかけられた。


「こ、こんにちは。」


声をかけたのはおばさんだった。おばさんは二度頷くと、ゆっくりと向こうへ歩いて行った。


その後ジャックは、スラム街の方へいったが、すぐに危険を察知し引き返した。


「な、なんかやばそう。」


引き返した勢いで、中央広間を再び通り過ぎると、そこにはギルドがあった。

ギルドはまだ閉まっている。


ジャックは再び商店街へ赴く。


店員A 「いらっしゃい。」


店員B 「らっしゃい。」


店員C 「安いよー。」


通っているだけで何度も声をかけられるので、ジャックが愛想笑いに疲れていた頃。


青年? 「おーい。」


ジャックはまた後ろから声をかけられた。


ジャック 「あ、はい。」


青年   「こんにちは。」


ジャック 「こんにちは。」


ジャック 「えーと…」


青年   「もしかして君、魔法学園の新入生?」


ジャック 「あーはい、まだ試験は受けてないですけど。」


青年   「俺も俺も」


ジャック 「ふーん。」


青年   「俺はロバート。よろしく。」


ジャック 「俺はジャック。」


ロバート 「へぇ、いい名前だね。」


ジャック 「ありがとう、それで何か用とかあるの?」


ロバート 「やることもないから、新入生を探してたんだ。」


ジャック 「そうなんだ。」


ロバート 「もうギルドへは行った?」


ジャック 「まだ。」


ロバート 「じゃあ登録したら。一緒に行くから。」


ジャック 「登録ね、なら一緒に行こうかな。」


ロバート 「はい、じゃあ行こう。」


ロバートはかけだした。俺も追いかける。


通りをどんどんと過ぎていき、ギルドへ着く。


ジャック 「開いてないけど。」


ロバート 「まぁまぁ、こっち来て。」


すると、ロバートは裏路地に入っていき、小さな扉をノックした。


ロバート 「ロバートです。」


ロバートが扉の前で名乗ると、扉が開かれた。


ギルドの男性 「朝っぱらからどうした?」


ロバート   「新入りを連れてきました。」


ギルドの男性 「ほーう、」


ギルドの男性は、ジャックをまじまじと見つめる。


ギルドの男性 「筋は通ってそうだな。」


ロバート   「そりゃぁ魔法学園の新入生だし。」


ギルドの男性 「そうかい。で、登録するのか?」


ロバート   「はい。」


ギルドの男性 「じゃぁそこの書類持ってけ。お前がやれ。」


ロバート   「はーい。」


ギルドの男性が去り際に舌打ちをするが、別に気にする人は居なかった。


ロバート 「はい。」


ジャック 「はい?」


ロバート 「はい。」


ジャック 「はい?」


ロバート 「この紙に必要事項を記入して。俺が渡しに行くから。」


ジャック 「それだけ?」


ロバート 「うん。それだけ。」


ジャックはロバートの顔をまじまじ見るが、ロバートはジャックの後ろを見ているようだった。


ロバート 「じゃあ、そこのカウンターで書いて。」


ジャック 「はい。」


ジャックは用紙に目を通し、記入をし始める。そこへ、ロバートが後ろから声をかける。


ロバート 「どう?順調?」


ジャック 「うん、別に難しくはないね。」


ロバート 「だろ?まぁ、手助けが必要だったら言って。」


ジャック 「はい。」


ジャックは黙々と用紙の穴を埋め、登録を完了させていく。


ロバート 「できた?」


ジャック 「うん。」


ロバート 「じゃあ、渡しに行くか。」


ロバートは先ほどの男性が出て行った扉を開ける。すると、ギルドの広い空間へと通じた。


ロバート   「できたって!」


ギルドの男性 「へぇ、で。」


ジャック   「こちらです。」


ギルドの男性 「ほぉ。お前字うまいな。」


ジャック   「はい。」


ギルドの男性 「オッケー。今日からお前もギルドメンバーだ。」


ジャック   「ありがとうございます。」


ギルドの男性 「でロバート、お前ちゃんと手伝ったんだろうな。」


ロバート   「そりゃあそうだよ。」


ギルドの男性 「よし。じゃあクエストでも紹介してやれ。」


ロバート   「はい。」


こうして、ギルドの一員となったジャック。どんなクエストが待ち受けているのか。

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