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ジャックの旅路

魔族との戦いを終え、再び王都を目指すジャック。

魔族との戦いを終え森を出ると、そこは広い広い平原だった。


ジャックの目の前には、どこまでも広い平原が広がっていた。


「こんな場所が、あったなんて...。」


ふとそうつぶやくと、風の声があっというまにジャックの声をかき消した。


平原全体で、草が波のように順々に靡いていき、太陽光を反射している。


感じられる風はどこまでも壮大で、光もまた、鮮烈なものだった。


ジャックが一歩踏み出そうとすると、草がガサゴソと音を立てている。


ジャックが警戒すると、すぐにスライムが飛び出してきた。


一瞬睨み合ったように見えたが、すぐにスライムは攻撃してきた。


ジャックはそれを軽くかわし、ファイアボールを放った。


いともあっさりとスライムは蒸発し、魔石となって消えていった。


ジャックは魔石を拾い上げる...


「今まで見たどこの魔石よりも澄んだ色をしている。」


魔石は色は薄いものの、とても澄んでいた。形も整っている。スライムにとってはとても良い環境なのだろう。


ジャックは進んでいく。


道中、何匹ものスライムが、魔石となって回収された。


街へ着くと、すでに春の空気が感じられた。


ジャックはまず、宿屋を探した。


ジャックは広場に最も近い宿屋に入って行った。


ジャック 「ごめんくださーい」


受付の人 「こんにちは。」


「ジャック こんにちは。今晩泊まりたいのですが、部屋は空いていますか。」


受付の人 「えぇ、もちろん。では案内しますね。」


ジャック 「あぁ、えーと、金額を先に聞いてもいいですか?」


受付の人 「了解しました。カウンターの方へ来てください。」


ジャック 「あの、、」


受付の人 「部屋にはスタンダードとデラックスがございます。それぞれ金貨1枚と金貨2枚です。」


ジャック 「き、金貨?!」


俺は思わず声を出してしまった。

受付の人が呆れたという風にこちらを見ているのがよくわかる。俺はすぐ言い直した。


ジャック 「い、いや、大丈夫、ですね。ではスタンダードの方で手続きをしてください。」


受付の人 「承知いたしました。」


先ほどのことはなかったかのように、穏やかな口調だ。なんだろう、王都ってこんな感じか。


受付の人 「では、お部屋へ案内しますね。」


ジャック 「は、はい。」


階段を上がり、部屋へ案内された。


受付の人 「こちらになります。」


ジャック 「はい。」


ジャックが部屋に入ると、受付の女性は「ごゆっくりなさってください。」と言い去っていった。


ジャックは、どんな部屋だろうと内心期待していたが、逆に狭さに驚いた。家具はしっかりしていたので、ジャックはまぁ、その点は安心したが、にしても高いなぁと思った。


ジャック 「はぁ、まさか試験日まで毎日金貨1枚ってことはないよな。」


一週間で、金貨一枚だよな。うん、、、。


俺はカウンターへ行き、一応聞いてみることにした。


ジャック 「すみません、あの、すみません。」


受付の人 「はい、どうかされましたか。」


ジャック 「あの、あの部屋っていつまで使えるんですか?」


受付の人 「明日の午前10時までです。」


ジャック 「あっ、えーまぁ、ですよね。一応チェックアウトが遅れてもこまるので。」


ジャック 「はい。疑問が解消したようでよかったです。」


にっこりと笑っているが、これは、商人のスマイルってやつだな。


俺はベッドに転がり、明日からのことを考えた。


この宿に入ったのははっきり言って失敗だった。明日はもっと安そうな場所を探そう。あと、お金も稼がないとな…。そんなことを考え、ジャックはいつの間にか眠っていた。

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