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カミサマ救けてください!  作者: 羊のしっぽ
第1章 異世界召喚編
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第五話 山崩壊と二属性複合ついでにパニック

「これ本当に大丈夫ですよね!?怪我人とか出ていないですよね!?」

「案ずるな、そういうのは出ておらぬ。」

彼が少し安心したのも束の間。

「だが、麓の国家はパニックに陥っているようだがな。」

「ダメじゃないですか!」

「まあ、罪に問われることがあれば貴様も共犯だ。我も全ての責任を背負うのは避けたいのでな!」

「そんな堂々とクズ発言しないでくださいよ!」

「クズ?貴様誰に向かって口を聞いている!」

「どこに引っかかっているんですか!」

言い争いをすること数分、二人はかなりの精神的な体力を消費した。

「・・・とにかく!よほどじゃない限りあの魔法は使えませんからね!」

「分かった、分かった。それでよい。」

二人の言い争いが落ち着いたようだ。しかし神の顔はとてつもなく不機嫌そうだ。

「ああもう、二属性複合の場合はどうなるんです?」

「その場合は威力は先程の百分の一程度になる。」

「でしたらまずは二属性から練習しましょうよ。さっきのようなやつだと大事故になりかねません。」

「むう・・・それならまあ・・・。」

「カミサマ、お願いしますよ。なるだけ安全な方がいいでしょう?」

「仕方ない、我の心遣いに感謝するがよい。」

「(そう言いたいのはこっちなんだよなあ。)」

そう思いながらも、彼はその気持ちをぐっとこらえた。

「では二属性複合魔法の訓練をせよ。わからぬ点があれば我に聞け。」

「了解でーすって、ん?あぶなっ!」

訓練が再開されようとしたその時、また魔物の大群が襲ってきた!

「おお丁度良い、ソーマよ二属性複合魔法を駆使してあの魔物どもを皆殺しにせよ!」

「いや、言い方!たしかにそうですけど!」

そんなことを話している間にも魔物は襲ってくる!

「まずは火と土複合、流星群(マシンガン・ボム)!」

可燃性の高い物質を土属性で出現させ、それを炎で一斉に起爆する魔法により、魔物の大群の三分の一が倒された。

「次は、土と風複合!嵐刃舞踊(トルネード・ソード)!」

土属性で出した極薄で超硬度、超軽量の刃を嵐で四方八方に飛ばす魔法でさらに三分の一の魔物が倒される。

「最後は火と風複合!大火竜乱(ヘルフレア)!!!」

竜巻と炎を混ぜ合わせた魔法で最後の集団が倒された。

「フーッ、どうです?カミサマ?」

「うむ、及第点は超えておるな。」

やはりいちいち尊大、しかしその表情は満足げだ。

「ところでソーマよ。」

「はい?」

「あの技名いつ考えたのだ?」

「咄嗟に考えました。技名あった方がいいんですよね?」

「それはそうだが・・・。」

彼から微かに漏れ出ている厨二病の片鱗を神は感じ取ったのだった。

ーー  一方そのころ麓の国では  ーー

やはり麓の国家であるフィンセントはパニックに陥っていた。

しかしパニックの様子がどこかおかしい。

まるで以前にも似たようなことが起こったことがあるようなものだった。

「なんだったんだ今の爆発は!?山が吹っ飛んだぞ!!」

「ああもう嫌だ!!死にたくないよお!!」

「もう勇者はいないんじゃなかったのか!!?」

「ありえねえしその名前を出すな!あいつらのトラウマが蘇る!!俺は家族も女房も殺されたんだ!」

「だけどこの爆発は明らかにアイツらのしかありえねぇだろ!」

「確かチート能力とか言ってやがった!」

「クソ!また神はあんな化け物を俺たちに寄越したっていうのか!」

「アイツらは人間じゃねえ!面白半分で人を殺すんだ!!!」

「私たちで私たちの問題は何とかするべきだったんだよ・・・。どこまでも他力本願な私たちに罰があたったんだろうね・・・。」

「うるせぇ!それとこれとは話が別だ!あいつ等が殺しや女を犯していい理由にはならねぇだろうが!!」

「アタシらがあんな目にあうことはないでしょ!?」

「あの異世界転生者共に!!!」










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