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エピローグのその後
ありがとうございました。
行方不明になっていた江山英一の後日談。
漫画賞を取り連載に向けて担当者と打ち合わせをしていたが、内向きな江山はやはりストーリーを作成する事にプレッシャーに負けて逃げ出したそうだ。
しかし、彼は才能があるため担当者が諦めがつかず、原作者を付けたそうだ。
にも関わらず、またもや逃げたそうだ!
才能があるが故に勿体ないと周りは思うかも知れないがそれが現実である。
彼がそのあと、どのように過ごしたかは不明である。
尾崎元チーフは江山英一の行動には理解出来ないと言っていた。
だが、この二人の対比はこの漫画界の縮図なのかも知れない。
漫画界で生き抜くには総合的な才能が備わ無ければならない世界なのは間違いない。
だが、それは夢を諦めなかった者にしか分からない。
「夢は見るもので、追うものではないと人は言う、だが追う人が輝いて見えるのは私だけだろうか!」
いつまでも輝いていたいものだ!
グッドバイ!