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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

臓器移植提供の為にだけに生まれて来た女の子 「あなたは臓器移植の為にこの世に生まれて来たの」それがあなたの人生 幼い時からそう言われ、やがて約束の15歳の手術の日を迎える

作者: 佐々木一郎

早苗は、住民登録はしていない、死んだとしても証拠は残らない、臓器提供移植手術で数千万の利益を得ようとする美咲の極悪非道の教育が始まる、「あなたは、臓器提供移植の為に、この世に生まれて来たの」健康的で明るい少女である、しかし、15歳で終わる命だ、さあ、早苗は、どう生きる。

女子高校生の綾乃は友達から 「太ったね、太ったね」 と言われていた、実は綾乃は妊娠していたのだ、

綾乃は病院にも行かず悩んでいた。通りかかった上田美咲はその事に気がついていた、美咲は綾乃と会い妊娠を確認する、そして自分のマンションに連れて行き、出産させる。そして美咲とは約束を交わす、この事は絶対に秘密だと、綾乃は笑顔で美咲と別れ自宅へと戻る、綾乃は今まで通り普通の生活へと戻って行く。

綾乃にとって美咲には、感謝、感謝でいっぱいだ、そして、美咲にも、自分の子供にも、もう一生二度と会う事はなかった。

しかし、美咲は悪徳業者だったのだ、臓器移植を病院と提携していて数千万の利益を約束していたのである。

そして、生まれた子供は早苗と名づけられる。やがて、美咲は極悪教育を始める、学校へも行かせず、物心ついた時から独自の教育が始まる、 「あなたは、この世に臓器移植提供の為に生まれて来たの」 そして、何度も、何度も言い聞かせて、美咲はその主導権を奪う。

勿論、早苗は住民登録はしていない、もし死んだとしても証拠は残らない、そして、病院には粉砕機がある、そして、加熱して処分すれば、全く証拠は残らない。

美咲は、今は使われなくなった倉庫を早苗の住まいにした、そこは三重の扉があり絶対に外へは出られない。

しかし、テレビは早苗も良く見ている、世間の状況は完全に分かっているのだ。

そして、美咲は、早苗が10歳になった時、早苗の臓器移植の日発表する、5年後の早苗の誕生日だ。

しかし、幼い早苗には、あまり違和感はない、何度も、何度も言い聞かせられると、自分もそう思う様になってしまうからだ、そして、死への恐怖心も少しずつ遠のいて行く。

早苗が13歳になった時から、本格的な美咲の教育が始まる、それは、世界の臓器移植の現状だ、臓器移植を提供する人数があまりにも足りていないのだ、そして、その順番が待てず、死んでしまう子供達などが次々と映し出される、親たちは泣き崩れてもう涙でいっぱいだ、しかし、これが現実なのだ。

又、臓器移植が間に合って手術が成功して喜ぶ、元気な子供達なども次々と映し出される、親たちも喜びでいっぱいだ、そして、美咲は何度も、何度も色々な映像を早苗に見せる、すると早苗に変化が見られる、余りの感動で涙を流し始めたのだ。

早苗の手術の半年前になると、早苗の方から私の臓器を、ぜひ提供して、子供達の命を助けてあげたいと言うのである、それには、美咲も驚く。美咲は臓器提供を待っている三人を紹介する、心臓や肝臓など一度に三人の命を救う事が出来る、勿論、早苗が提供する。現在、三人共、死が直前に迫っているのだ。

そして、手術の一週間前を迎える、美咲は早苗を外出させた事は一度もない、逃げられてしまう可能性があるからだ、しかし、今は大丈夫だと美咲は判断した、東京ディズニーランドで楽しく遊ぶ事にした。

早苗は楽しくて楽しくて仕方がない、そして、十分楽しんだ後、早苗にアイスクリームを買いに行く様に促す、しかし、問題がある、このまま逃げてしまう可能性もある。

一週間後、早苗は確実に死ななければならないからだ、早苗にしてみれば、この楽しさが一生続いて行く。

このまま逃げれば死ぬ必要はない。早苗が帰って来ない可能性もある、美咲は心配で仕方がない、しかし、早苗は笑顔で戻って来た。

二人は笑顔でアイスクリームを食べる、美咲は「楽しい」早苗は 「はい、楽しいです」 美咲は、早苗はもう完全に死への覚悟が出来ている事を確信する。

しかし、その後も、美咲は早苗に、死への教育を徹底的に行う。 

今度手術を行う予定の三人の現状だ、病気にあえぎ、もう死が直前に迫って苦しんでいる様子がひしひしと伝わる、そして、早苗の心を打つ、「助けてあげたい、助けてあげたい」 もう早苗の涙は止まらない。

更に、すでに手術に成功して助かった親子も映し出される、「良かった、良かった」 泣きながら、喜んで抱き合っている様子も映し出される。

そして、ついに早苗の手術の日を迎える、美咲は早苗に向かって 「どう、今の心境は」

早苗は 「嬉しいです、本当に嬉しいです、そして、楽しみです、子供達が手術に成功して喜んでいる姿が目に浮かびます、いいんです、いいんです、私の事は気にしなくても、三人の子供達が元気になればそれでいいんです、早苗は幸せものです、本当に、本当に幸せものです、美咲さん、今まで育てて頂いてありがとうございました。感謝、感謝でいっぱいです、今は、本当に、本当に早苗は幸せ者です、最高に最高に幸せ者です、美咲さん本当にありがとうございました」

今まで早苗は病気一つした事はない、健康そのままだ、そして、心も美しい、愛と思いやりに溢れている。

そして、早苗を乗せたベッドは手術室へと入って行く。


死んだはずの早苗である、しかし不思議な事に早苗が目を覚ました。

目の前には笑顔で美咲が笑顔で迎える。早苗は 「ここは天国」 「違うわよ、ここは現実世界よ」

これは壮大な実験だったのだ、早苗はすでに住民登録も済んている、そして、学校、市役所にも了解済みだ。そして、今まで噓をついて来た事を早苗に謝った。

その目的は世界平和実現である、愛が地球を救う、早苗には悪いが、心の美しさ、純粋さを作りだすのが目的だったのだ。しかし、本格的な実験はこれからだ、どの様に幸せをつかんで行くかが大切だ。

美咲はすでに、男の子も同時に実験していた、早苗と同い年である、男の子も早苗と同じ様な結果がでている。やがて、この二人は結婚して、幸せな人生を送る事になる。


そこで皆様方には、新しい愛の形を紹介したいと思います。


「あなたが好きなの、本当に好きなの、私の事はいいの、あなたが大事なの、あなたには楽しい人生を過ごしてもらいたいの、いいの、いいの私の事はいいの、あなたが好きなの、大好きなの、だから、あなたには幸せになってもらいたいの、あなたが幸せなら私も幸せよ、一生あなたの為に尽くすわ」 「何を言ってるんですか、僕もあなたが好きです、愛しています、僕の事はいいんです、気にしなくとも、僕はあなたの為なら何でもします、いいんです、僕の事は気にしないでください、僕は間違いなくあなたを幸せにして見せます、大丈夫です」

これを、愛と言います。では、これはどうでしょうか。


「中国は日本が好きです、大好きです、日本が良くなる為なら何でもします、いいんです、いいんです、中国の事は気にしなくても、これも、これもタダで差し上げます、日本が良くなれば、中国の人も幸せです」


「ロシアも日本が大好きです、これも、これもサービスしますよ、いいんです、いいんですロシアの事は気にしなくても、日本が大事なんです、日本が良くなればロシアの人も喜びます」


「日本も皆様方の国が大好きです、いいんです、いいんです日本の事は気にしなくても、日本も皆様方の国が良くなる為に頑張ります、皆様方の国が幸せになれば、日本の人達も幸せです」


これが、愛の法律です。

愛を頂点にした法律です、一見、損をする様にみえますが、実は誰もがメチャメチャ得をするのです。

しかし、それだけでありません、あなたに愛があれば、あなた自身もメチャメチャ幸せになれます。

いきなり成立させるのは無理です、しかし、小さな街なら作る事が出来ます。

愛には、欠点もあります、愛は悪い人に利用され易いからです、愛をあげるタイプの人は、お金も簡単にあげてしまう人も多いからです、100万円位あげても平気です、勿論、悪い人に狙われてしまいます。

しかし、愛を豊富に持った人しかいない街なら大丈夫です、それが、愛の国、夢の国です。

最初は、5人、10人から始めます、やがて、大きな街へとなって行きます。

この街の人は、メチャメチャ幸せです、世界の誰よりも幸せです、誰もが喜んで、喜んで喜びまくる人生を全員が、思う存分に楽しんでいます。全員が愛を豊富に持っています、夫婦、家族、隣近所、会社、その街全員があなたを幸せにさせてあげようと努力しています、そして、あなたに苦痛を感じさせる人は誰もいません、あなたを楽しませて、喜ばせてくれる人しかいません、そして、それをインターネットでも発信して行きます。勿論、愛のある、喜びのある所には自然と大勢の人が集まって行きます、それは、それは凄い事になります。アメリカ、ヨーロッパ、中国、ロシアにも進出して行きます。

世界平和実現、それは決して難しい事ではありません。あなた自身が、喜んで、喜んで、喜びまくる人生を思う存分に楽しむ事が重要です、そうすれば必ず世界平和が訪れます。

やがて、世界中の政府も動かします、そして、遂に、愛の法律が成立するのです。

それが、アスカ物語です。

そして、臓器移植提供の予定者だった男女も登場します、その後の人生もご覧ください。

どうぞ、ご期待ください。


そして、愛の国、夢の国への参加者も募集しています。

連絡先

ak4431 outlook.jp akira127




















ありがとうございました。

続いて、アスカ物語もよろしくお願いします。

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