検索とランキング
検索ってメンドクサイ。この感覚が分かるか?となる。私は確かに検索を使う。だが、キーワードとかで検索するのは面倒。正直デフォルトのランキングだけになりがちになる。自分は検索得意なほうだと思う。苦手でいやなわけじゃない。なろう小説にそこまでする動機が無い。
それ問題あるんじゃないの?いや違うなろう小説はそういう動機を基準にするべきだと思ってる。なんと言うか今までの価値観を壊すべきだと思う。中途半端な人を相手にするニッチこそがなろう小説。基本異世界ファンタジーに偏ってるから間違いなくマニアックな偏りがネット小説読者にはある。だがその根底は無党派=無趣味=その他の人々=多数派に限りなく近い。
こういった層への書き手の距離感が今までのなろうのエッセイには無かった。
もっと検索に改良が必要だが、検索をより複雑にして外部(他人)からインポートにするテキストベースの検索条件の取り込みをしたらどうか?と思う。そしてこのエクスポートされた検索条件を特別なオリジナル検索ランキングとして順位付けをする。こうした後に、それをクリックすれば自動的に検索条件が取り込まれて人気のオリジナル検索ランキングがワンタッチで使えるようになる。
新しいランキングを創る事をずっと考えていた。それは検索で出来るでしょ?を私は嫌ってるからだ。そういう発想はマニアの発想なんだ。その時点でそこまでしたくないってなる。それで距離が出来てやめてしまうだけになるんだ。そういう部分になろうは配慮が行き渡っていない。やけに日本的サービス精神だなとなると思う。
だが私は日本的サービスはコストの無駄が嫌いなだけで、もし無料ならどんどん世界に広まって欲しいぐらいだ。コストに上乗せしない。じゃ負担が増えるだろう?そうでも無いんだ。これ一番苦労するのはオリジナル検索を創る人になる。だがその部分はマニアの熱意で無料化できる。自分にとって都合の良いランキングを広められる。これは作者にもメリットがある。
ランキングを創る創るばかり考えていたが、ようするにこれって検索のデフォルトでの固定化で実現できるんじゃないか?と思えてきた。今の検索は一回検索したら、何度もまた同じように検索条件を入れないといけない。これを何かしらの固定化された同じ条件の検索してしまえばランキングとほぼ同じ機能を得られる。
まさに面倒じゃない。ここにツボがある。かつ他者がエクスポートしたものをインポートするなら、最初から一切検索条件で悩む必要すらない。しかもこれインポート側とエクスポート側がWINWINの関係になれる。なおかつ、本当に必要とされている俺流の良い作品の選出をそのまま無駄な創作論じゃなくて直接展開できる。
ただ今のままじゃまだ検索が弱い。しかもだ検索をかなり複雑化しても良い。難しくなるとライトユーザーが消えてしまう。ここを繋ぐミドルな機能になる。難しくて複雑でもへービーユーザーがそれを創ってライトユーザーがライトに使うってそのまま姿勢を変えないで有益な機能をガンガン使える。
多くの電化製品がイマイチ駄目になるのは辞書みたいなマニュアルの機能なんてつかえねーよって話しになる。どこが便利なの?って本末転倒の高機能化に繋がる。これを使いこなせないと駄目みたいな風潮が若い世代が新しい機能を使って年配の人がおいていかれる社会的な大きな問題にも繋がっている。
固定化するってアイデア自体はカスタマイズ機能で別の人の意見からの流用になる。だがこれはその発想から完全に飛躍できてる。発想の根幹が全く違う。
ネット小説サイトがなんらかのお金が動く競争でやってるならこれは負担ではないんだ。魅力的な機能で他サイトを潰すような戦いこそが重要なんだ。この程度を負担と言ってるようじゃプロとは言えない。そもそも以前からネット小説サイトの競争がぬるすぎるとずっと見ている。どのサイトも特別に刺激に溢れる機能を創れない。
あるのはどこかで見た事がある機能をどう便利にまとめるか?って小手先の物しかない。この人しか創れないって魅力的アイデアに溢れた個性的機能を見た事が無い。ジョブスのような才能が居ないって裏返しなんだ。そういった能力の差別化によって誕生するサイトが上に君臨すべきだ。それによって発展していって欲しい。
だが現状はどうか?メンドクサイから素人は参加できないレベルの技術力、アイデアしか私は感じないのだが?芸術的に差別化された究極至高の能力の人物が神からの贈り物ぐらいの力で発揮された創造物という結果じゃない。素人の時間をどれだけ使ったか?と言うつまらない競争の結果サイトが上位に来てるだけだ。
出来るけどやらない。そんな人達の戦いでしか無い。それじゃ駄目なんだ。出来ないから勝てない。トップに君臨するサイトはそういった完全な能力の差を見せ付けて欲しい。