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7、家の内部にて

 玄関のドアの鍵は開いており、入り口付近に鍵が三つある。

 俺達3人分になるのだろうか?

 とりあえずは靴を脱いで家に上がろうと思うが、


「もしも突然魔物の襲撃があったらすぐに逃げられるように、靴は履いて移動するべきか?」


 そう俺が呟いて、他の二人も同じ意見であったらしく頷く。

 また、もし定住を一時的にするのであれば、家の中で結界を張ってみてはといった案が出されて、


「だったらいまそういった魔法が使えるか試してみよう。“風の壁”」


 魔法の中の、防御系の魔法を選択する。

 とりあえずこれは生活魔法系のフォルダにまとめておこうと思って俺が登録していると寿也が、


「結界も張ったし靴も脱ごう。実は脱いで休憩をしたかったんだ」

「俺の魔法がどの程度効果があるか分からないぞ?」

「女神様のお墨付きじゃないのか?」


 といった話になり靴を脱いで家に上がる。

 内装は俺がゲームで見ていたものによく似ている。

 特に一階のキッチンとリビング。


 お手洗いやお風呂、洗面所なども一階にそろっている。

 とはいえ全部見て回るのは決まっているが……少し休もうといった話になり、まずはキッチンの方に向かって行く。

 テーブルとイスはそろっていて、食器棚には一通り食器が入れられている。

 

 調理関係の器具も、引き出しを開いたりすると一般家庭にありそうでマニアックなものまでそろっていた。

 そして、次に気になるものの一つに俺は手を伸ばし、ひねる。と、


「ガスに火がついたな。とりあえずこれでお茶はいれられそうか? そういえば水は出るのか? ……出るみたいだな」


 蛇口をひねると、透明で綺麗に見える水が出てきたのだった。

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