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3、詳しい能力情報

 一通り話を聞くと、どうもそのように聞こえる。

 戦闘用の技とは無縁そうな名前だ。

 ここが異世界だとすると魔物との戦闘がおそらくはあるだろう。


 とりあえず俺は頑張らないといけない、そう思っているとそこで寿也が、


「ふ、“植物工場プラネット”の力を侮るなよ? 何しろ俺が食べたことのあるものや知っている物は、どんなものでも呼び寄せられるからな」

「……だが食べ物だけだろう? それでどうやって戦うんだ?」

「……大量にインスタントラーメンを召喚して、物量で踏みつぶす?」

「食べ物がもったいないから却下で。とりあえず寿也があてにならないのは分かった。……百合はどんなだ?」


 一応俺は聞いておくことにした。

 ただ、名前からしてものすごく平和なような気がしていたが、そこで百合は、


「私の能力は“天球幻影プラネタリウム”、光を操る関係の能力らしいよ?」

「光、か。となると屈折を利用したり、後は光は電磁波だからそれに関係する能力が使えるかもしれないのか?」

「確かに。……そのうち考えるよ。でも今の所は“補助スキル”といった形かな」

「そうだな……とりあえず安全な場所に移動しよう。そして俺も自分の能力を確認しておかないと……もしもの時に全員守れないからな」


 そう呟きながら俺は、事前に、転移の時に女神様から聞いていたあの言葉を叫ぶ。つまり、


「“ステータス・オープン”」


 その言葉とともに俺の能力が数値で書かれた光の板が現れる。

 そしてそこに書かれた特殊能力の使い方は、


「“俺の意思で起動”か」

 

 そう言葉を読みつつ意識すると、俺の前にゲームのような“選択画面”が現れたのだった。

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