22、金貨
こうして羊羹までも食べ切った俺達。
そしてここで本題に入ることになった。つまり、
「いかがでしたでしょうか。現地の人の方のお口にあったでしょうか?」
「はい、もちろんです。非常に美味しかったです」
クレアが嬉しそうに言って、メイドのサラは、
「まあまあでしたわ」
「私は美味しかったですね」
ケロンは美味しいといってくれた。
リップサービスというわけではなく気に入ってもらえたらしい。
とりあえず現地の人との味覚の違いは確認した。
同じであるようだ……そう俺が思って次に、
「それでその、言いにくいのですが料金の支払いを」
「あ、はい。サラ」
そういうとサラが金貨を六枚ほど取り出した。
だが、俺達にはこの金貨の価値がどの程度なのか分からない。
ということで、
「あの、申し訳ありませんが貨幣の価値を教えていただけますか?」
「あ、異世界の方ですものね。えっと……」
そう言ってサラの方を見ると、サラは沈黙している。
なんだか彼女には目の敵にされているような……そう思っているとそこでケロンが、
「では、私から。貨幣の価値が高い順では、一般的に出回っている貨幣は、星金貨、星準金貨、星銀貨、星準銀貨、星銅貨、星準銅貨、星屑硬貨の七個になっています」
「なるほど」
「この今お渡しした大きい金貨が、星金貨。そしてこれよりも小さめの金貨が星準金貨、星金貨の1/10の価値があります。そして星準金貨が……」
といった説明を聞いた。
そしてリンゴの値段などを聞いて、大体、星金貨=十万、星準金貨=一万、星銀貨=五千円、星準金貨=五百円、星銅貨=百円、星準銅貨=十円、星屑硬貨=一円になるようだと分かったのだった。
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