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2、チートに関する情報を

 こうしてしばらくどちらかに歩いて行ってみようか、という話に俺達はなる。

 遭難した時は移動するのは場合によっては悪手だが、現状では歩いていればもしかしたなら人里にたどり着けるかもしれないのだ。

 だから試しに移動してみようかという話になった。


 一人だったら心細いが、三人であったので移動する気になれたのかもしれない。

 それに事前に異世界に転移する旨などをこの世界の女神様であるデメテル? 高に聞いていて、いくらか説明もあって、しかも……、


特殊能力チートもあるから俺は、まだ慌てずに落ち着いていられるのか?」


 そこで俺はそれに気づいた。

 事前説明で、俺に“適正”のある特殊能力チートを女神様から聞いていたのだ。

 確かそれは、“ステータス・オープン”で見れるらしい。


 ただ、事前にこういった能力だよ~、といったものは、俺は女神様に教えてもらっていた。

 そう、この能力があればいざという時、異世界ファンタジーに有りそうな魔物などを倒すことができるだろう。

 他の二人もそういった能力を持っているだろうから、いざという時は三人で戦えばいい。


 ただ、俺達は本来呼びたい人物の“おまけ”なのでそこまで戦う事はないだろう……というのは女神様の推測ではあったが。

 そういえばこの二人はいったいどんな特殊能力チートを持っているのだろうと俺は好奇心がわく。

 そもそもただ歩いているだけではつまらないため、雑談も兼ねて、


「そういえば二人はどんな特殊能力チートがあったんだ? 俺は“選択画面ゲーム・マジック”だった」

「あ~、俺は“植物工場プラネット”だな」

「私は“天球幻影プラネタリウム”だよ」


 といった話を聞いて俺はある疑問を持った。つまり、


「この三人の中で、戦闘系の魔法が使えるのは俺しかいなくないか?」


 そう俺は呟いたのだった。



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