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18、何やら思う所があるらしい

 果たして、この世界にこういったインスタントの携帯食があるのか分からないが(様子を見る範囲ではなさそう)だったが果たしてどうだろう? そう俺が思っているとクレアが一口麺を食べてから、


「! 美味しい! 濃厚なスープによく絡む麺が……さらさらとしているスープなのに、すごくうま味もあって……麺も美味しい。いい香りがする」


 そういっているのを聞きながら俺は、そういえば今回出したカップラーメンは麺にハーブ? だか何だかを練りこんで小麦も特別な~、などと書かれていた記憶がある。

 俺は食べ損ねたが、人気の商品でよく寿也が食べていた気がする。

 この機会に後で俺も食べてみようか? そう俺が思っているとそこでケロンが、


「なるほど、これはなかなか……クレア様、どう思われますか? 確か時間制限のものもありましたよね?」

「! そうです、時間の残り具合もポイントになるものもありました。……なるほど……これは……サラはどう思いますか?」

「……」


 そこでクレアはさらに聞くが、メイドは沈黙したままカップラーメンを食べている。

 何となく雰囲気的に私に話しかける、と言っているような雰囲気が醸し出されている。

 これはどうなんだろう、と思ってみているとそこでサラは、カップに口をつけてスープをすすりテーブルに置いた。


「……まあまあですね。ところで、他の食事もいただけますか?」

「……サラ、気に入ったでしょう」


 クレアのその問いかけに、サラは沈黙したまま答えなかったのだった。

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