12、部屋を散策
家の中に置いたままのものは、いったん消し去ってから再度呼び出すと、消えているのかどうか?
現在、色々なものを幾らでも収納できる魔法の道具袋等はない。
だがこの家をうまく使えば、それが出来るかもしれない。
というわけで一度家の外に出た俺達は、さっそく魔法で……、そう思って俺は、
「どうやって消すんだ? “選択画面”に何か……ここに解除ボタンがあるな。ぽち」
そこで俺が触れると、みるみる家が消えていく。
後には何事もなかったような先ほどの道に沿った広場が存在している。
そして再び俺は家を呼び出し、中に入る。
相変わらず玄関には三つの鍵があり、そしてリビングに向かっていくと机の上には、
「カップラーメンが全部あるから、ここに置いておいたものは保持される形か。だったら必要なものをここに入れておいて、回収しておくと便利だな」
「でもこの家を出せる場所は限られてこないか?」
寿也がそう言いだして、俺は、
「そうだな……でも、しばらくお金もないから、物も買えないだろうしそこは考えなくていいんじゃないか? 後はリュックサックのようなものを、途中で調達するか……いや、ここの家の基本装備であったりしないか?」
といった話になり、俺達が住めそうな部屋をそれぞれ見ておくことに。
一人一部屋寝る場所が手に入りそうだ。
そしてどの部屋にするかを決めて……一つは女の子の部屋なので、自動的に百合が決まり、俺達は部屋の中へと入り込んだのだった。
評価、ブックマークありがとうございます。評価、ブックマークは作者のやる気につながっております。気に入りましたら、よろしくお願いいたします。




