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同じ心の呪いを  作者: 天野 さくら
3/23

縁のはじまり



瞼の傷は浅いけどそこを中心に腫れるのではないかと心配したが、翌朝鏡を覗くと赤く細い線が右目の上に乗っかってるだけだった。目の開きにも違和感はない。




父はいつ家に帰って来たのかは知らないが、朝には家で寝ていた。





昨日の夜は涙は出なかった。涙が傷口に障るのも怖かったせいもあるが、なぜか泣くような気持ちではなかった。






その朝お母さんとどんな話をしたかは覚えていない。いちいち毎日の家族との会話なんて誰も覚えていないと思うけど、そんなことがあった翌朝のことなのになぜか印象に薄い。




きっとごく普通の「行ってきます」とか「いただきます」とかいう会話をしたのだろう。あんなことがあった翌日だから余計「普通」に振る舞ったと思う。





けど、その日の学校でのことはよく覚えている。2度目の浅木との出会いだったからだ。






その日は球技大会の実行委員を決める日だった。




生憎私はじゃんけんで負けてしまったのと、帰宅部で暇だろうという理由から実行委員に選出されてしまった。




球技大会までのあと一週間、放課後は実行委員会活動のせいで、少し帰宅が遅くなる。家を長く空けるのは、あんなことがあった後でもやっぱり怖い。




あんなことがあったからこそ、怖かった。




実行委員に選出された放課後から、早速活動が始まる。

百子はバレー部に所属していたし、消極的な私とは違って既に委員会等の役割を持っていたから彼女は実行委員にはならなかった。




私は元々が依存気質というか閉鎖的というか、できるだけ友人は少なくしてその少ない友人とだけ深く付き合う傾向があった。





だからクラスで5人程度選ばれる私以外の実行委員の中にも、他のクラスの実行委員にも友人と呼べる仲の生徒はいない。






適当な空き教室に実行委員が集められ、指導教員が来るまでの間、談笑する他の委員たちを余所に私は何をするでもなく一番後ろの席でぼんやりしていた。

他の子ならこれをきっかけに友人が増えたりするんだろうけど。



指導教員がどういうわけか予定時間が過ぎても姿を見せず、皆が不審に思い始めた頃だった。






神様は2つあった私の願いを1つ黙殺して、1つ叶えてくれた。






私たち家族がみんな幸せにはなれなかったけど、浅木のそばにいたいという願いだけは叶えてくれて、浅木との縁をことあるごとに結んでくれた。






叶ったのはほんの短い間だったけど、その短い時間がなければきっと私は、壊れていた。






教室の引き戸が開き、やっと先生到着かと思いきや、入ってきたのは斐川と浅木だった。





和やかだった室内の雰囲気が少しこわばったのが分かった。まさか学年一の問題児となぜかその問題児と一緒にいることが多いごく普通そうな同級生が、委員という無縁そうな集まりに顔を出したのだから。





一方の私は、クラスが別の浅木と同じ室内にいるということに胸が高鳴った。浅木が私の2つ前の机に付くと、斐川がその机の上に腰掛ける。斐川に見下ろされる形になっても浅木はそれが当たり前という顔でいる。そう言えば、浅木が驚いた顔というのが記憶にない。何が起こっても、何を言ってもじっと見守ってくれる人。





いや、嘘だ。一度だけ驚いた顔をしたことがあった。私が間違えて彼の事を「お父さん」と言ってしまった時だ。一瞬、驚いた顔した後笑って、




「僕がそう呼ばれる日が来るとはね」





そう言ったんだよね。嫌だ、どんどん忘れていってる。






どうやら委員に選ばれたのは浅木で、斐川はそれに付いてきただけのようだった。



私は浅木に視線を感じさせない程度に彼の姿を視界に収め、2人の会話に耳をそばだてた。他の生徒たちも会話が途切れがちになり、2人の行動を軽く注視している。




2人の話の内容は、大したことない。誰々先生がウザいだのテレビの話だの。

ただ、様子を見てみるとひたすら斐川がしゃべって浅木の方はどんな話題でも聞き役だった。




ただ日常話を大声でされるのは不快だが我慢できないこともなかったが、話題が次第にエロ話に変わっていったのには周囲も気まずそうにし始めたし、私も驚かされた。AVか何かの話だと思うのだが、公衆の面前でセックスセックス言える斐川の面の皮は少し移植してもらいたいくらいだ。






まだ中学2年生というのは、性教育で行為の概要は知っていても、具体的にはどういう手順を踏むのかというのはまだ分からない歳だと思う。

でも斐川のようなマセた子供はアダルトビデオだったり、同級生とあっさりやってしまってるのが現状だろう。何より斐川程マセてなくとも、この年頃の子はそういうことに興味が尽きても尽きない年頃なので、みんな気まずそうにしていても耳の方は興味深々だったように感じた。





恐らく私は、浅木と出会ってしまった以上、そういった行為とは一生無縁に終わるのではないかと思う。その時の私も、その行為がいつか自分もする日が来るなどとは思わなかったので、ただ気まずいばかりだった。

そもそも、なぜ性的な話はよほど打ち解けた仲でないと気まずくなるのは何故なんだろうか。




そんなことより、私が気になったのは浅木の表情だった。そういった下種な話題になった途端、一瞬だが眉間に皺が寄り悲しげな表情になったのを私は見逃さなかった。



そういった類の話が嫌、という顔ではない。本当に、悲しくて寂しそうで、少し怒っているようにも見える表情だった。なぜ今そんな顔をしたのだろうか。




不思議に思い、思わず2人に視線を注ぐと、不味いことに斐川と目が合ってしまった。慌てて視線を逸らす。が、斐川の視線は私に注がれ続けている。




「そういえば、浅木。昨日駅の脇の踏切で飛び込み自殺があったの、知ってるか?」



「ん……なんかみんな言ってるね」





ただでさえ大きい斐川の声が、より一層わざとらしく大きくなる。




「俺、あの時倉橋ん家に行く途中で見ちまったんだけどよ、人ってあんな感じで死ぬんだな」





この時の心臓への負担は、事故を目の当たりにした時と大差なかったような気がする。まさか、あの場に斐川がいたなんて。





そうじゃない。問題は斐川が居合わせたことじゃない。




斐川の両腕が、不自然に胸の上で合わさっている。そして視線は浅木でなく私を見据えている。





両手で心臓を抑えるような動作。



あの事故の時、私が無意識にとってしまった仕草だ。



クラス全体の視線を感じる。傍から見ても斐川の視線と行動は何か私へのあてつけか、からかいだと分かるものなのだろう。



その視線と空気に嫌な汗がじんわりと滲みそうになった時、




「いや~遅れてスマンな、教頭先生にうっかり捕まってもうて」




担当教員が30分以上遅れて教室に入ってきた。斐川は小声でヤベッだったか何か浅木に言い残すと、教員入れ替わるように教室後方の引戸から出て行った。





本来斐川は委員ではなくこの場にいてはいけないので、教員にお小言を言われる前に逃げたのだろう。それを除いても校則違反な服装などお小言を言われる要素は多々あるのだが。




教員は斐川に当然気づいたようだが、時間がなかったのであえて見逃してさっさと本題の球技大会の話となった。



いや、タイミングのよい先生到着で助かった。いや、そもそもこの先生が遅れたせいじゃないか。



斐川が去ってみると、意外に浅木と私の席が近いことに驚く。30組程度の机とイスに15人前後の生徒が好きな席にまばらに座っているのだが、浅木と違うクラスの私には、右斜め2つ前の席に、手を伸ばせば触れられる場所に彼がいるというのが何だか新鮮で、また心臓を無駄に活動させてしまう。





いつもは廊下で稀にすれ違う程度にしか近づけないのに、今は彼がこんなにも近くにいる。それだけのことで体中響くように嬉しさで胸が高鳴る。




すっかりいつもの雰囲気に戻った教室内で、私はその嬉しさを表に出さないようにしていると、一つの視線を感じた。




顔を上げると、先生や周囲にばれない程度に浅木がこちらを向いている。



私?いや、私の後ろには誰もいない……よね?と、彼が何を意図してこちらを向くのか分からず戸惑う。



そんな戸惑いには構わず、浅木が私の顔を見据えると、目と目が合い、



「ゴメンね」



そう小さく呟くと、左手を軽く顔の前に挙げて困った時のような笑みで謝った。



彼が謝ることは一つもないのに、その困ったような顔が何だか無性に可愛らしくて、声をかけられたことが嬉しくて。




色んな暖かい感情が私の内で混ざった。だから私は「ううん」と言ってつい嬉しさを抑えきれず笑ってしまった。


すると、浅木は小さく頷くと前を向き、もうこちらを見ることはなかった。







「ウサギみたい」





あの発言以来の快挙(?)だった。もう頭の中に昨日の父のことや球技大会のことの居場所などない。



かけられた言葉と笑みを何度も頭の中で繰り返して、余韻に浸る。





でもしばらくすると、謝られて笑った変な子、そう思われていないか。

もしかしたら目の上の傷に気づいていないか、気が気でなくなったのだけど。





神様は一時の間だけ私を憐れんでくれたのか、本気で幸せにしようとしたのか。




「もう係は時間がないから名簿のアイウエオ順で決めるからなー……まずは資材係、会沢と浅木」




初めて自分の苗字がアから始まることに感謝した。それまでは何かにつけて当てられたり、一番目にやらされて要領がつかめなかったりと散々だったのに。






「それじゃあ今日のところは解散。あ、資材係の2人は先生に着いてきてくれ。体育倉庫のどこに何があるかおしえとくから」






神様は私を心臓発作で幸せに死なせたいのでしょうか。その時は本気でそう思った。




「会沢は1組で浅木は3組か……ふーん」




特に取り立てて言う程でもないことを呟く先生の後ろを、私と浅木はついてゆく。




「2人とも、部活は何してん?」




名前は忘れたけど、関西弁風味のおしゃべりな先生だった。




「私は…帰宅部です」



「僕も、何も」




「そんな若いのに何もせぇへんなんて、もったいないで」




違う、何もしないんじゃない。できないんだ。息をしているだけ、「普通」に存在しているだけで精いっぱいなんだ。




精神的にいっぱいいっぱいなのに、身体まで疲れさせるなんて。

部活のユニホーム代とかいくらするか分かってんのかこの先生は。




といったことがいつも通りの顔の裏で瞬時に廻った。




「だって、中途半端ですよ。2年生から部活なんて」



浅木は丁寧な言葉遣いでそう返した。




私みたいに外面と内面が分かれていない、中身までこんな丁寧な少年だからさっきの下品な話にあんな顔をしたのだろうか。




「いやいや、先生はな。部活だけやのうて、いろんなことを言っとるんや。若いうちには何でもやっといた方がええで」




浅木は「はーい」と返事をした。私は何も言わなかった。例え若さも時間も平等にあったとしても、可能性や選択肢は絶対に平等ではない。




こうしてたった一人の少年の言葉にすがりついている貧しい少女が、空を飛べるわけがないのだから。





体育倉庫につくと、先生は説明を始めた。ボールの位置だのストップウオッチだの、得点板の場所とその用意と片付けなどなど。




私と浅木は適当に相槌を打ちながら聞いていたのだが、



「じゃ、このビブス先生の職員室の机の上まで運んでくれたら、二人もう帰ってええで」



と言って箱を二つ私たちに指示した。1番とか5番とか書かれたこのタンクトップのようなものを一度持ち帰って洗濯するらしい。



「気を付けて帰れよー」



先生の言葉に軽く頭を下げ、私と浅木はビブスのつまった箱を一つずつ抱え歩き出す。



この体育倉庫はグラウンドの端で、校舎の職員室までは歩いてそこそこある。



ジャリ、ジャリ、と2人分の砂と小石を踏む音だけでは、居心地の悪い静寂を遠ざけられない。



黙っているべきか、それとも何か話すべきか。じゃあ何を話せばいいんだろう。



只でさえ、さほど親しくない人と二人きりの時、どう距離を取ったらいいのか分からないのに、私は。




「さっきは斐川が、ごめんね」




前触れもなく浅木が切り出した。




「え、その……いいよ、もう」




何か気が利いたことを言いたいのだけど、何も思いつかない。ただ気弱に肯定するしかできない。




「ううん、その前のことも。僕も変なこと言っちゃったし」




この前とは、あの「ウサギみたい」のことだろうか。




「うっ…ううん、いいのっ」




緊張して、普段よりずっと口下手になってる。




浅木への感情は、この短い間で数えきれないほど生じてしまった。




あの言葉、すっごく嬉しかった。


いつも目で追ってる。


一緒の係りになれてうれしい。


もっと、一緒にいたい。




でも、今の私が言葉にしていいのは、少しだけだ。




本当のことを全部言ったら、気持ち悪がられる。



誰だって数回会っただけの人にそこまで思われていたら、不気味に思うから。





「何かね、嬉しかった」




「何が?」




「こんな目のこと、ウサギみたいって」





だから、一番私を幸せにしてくれたことだけ、言おう。






「そんな風に言ってくれる人、いたなんて」





たったその一言で、救われるなんて、






「嬉しかった」






単純で、結構。







「そりゃ良かった。会沢さん気にしてたら悪いなって思ってたんだ」





会沢さん





初めて名前を呼ばれた。けど初めてのことはまだ続く。




「今日はウサギじゃないみたいだけど、あれ、どうしたん?」



「えっと、その……アレルギーというか……」





答えに窮する私には構わず、浅木は続ける。





「嫌じゃなくて良かったよ、ってかウサギって言った瞬間の顔、イイ顔してたしね」



「イイ顔って?」



「何かイイこと見つけたような顔」



それは浅木の方だ。ものすごく不機嫌そうな顔でそう言われたなら、私は何も思わなかった。



あの時の浅木の顔が何か面白いことを見つけた子供ような、そんな顔で言われたから私は救われた。



同じこと、思ってたなんて。



目頭がジンと熱くなる。泣くな、私の大バカ。



段ボール箱を持つ手に、思わず力がこもる。



グラウンドから校舎に差し掛かる。まだ、一緒にいたいのに。



昇降口に入って、靴から上履きに履き替えた後も、話は途切れることはなかった。



それから係りの話になったのだが、そのせいで話が思わぬ所へ派生する。



「で、斐川、アイツ何を意味してたの、アレ?」



私が不安になるとやってしまう、胸押さえの動作のことだ。



「えっとー……その、」



正直に話すべきかどうか躊躇する。



だって私は、あの事件がとても他人事に思えないから。



けど、言ってしまいたい。言って楽になりたい。





「あのね、私、見たんだ」


「……踏切の自殺騒動のこと?」





察しがいい。まぁ薄々それ絡みだと分かっていたのだろうけど。




「私のすぐ横を通って、男の人がね……全部見ちゃって。怖くて、何か心臓を押さえつけるようなマネしちゃっただけ。それだけ」



「それは…」




斐川が何か言いかけたその時だった。




「浅木いたー!!」



はるか彼方から人工二重のシジミ目高塚の嫌に甲高い声がした。



こっちに向かって一直線に走ってくる。



こっちくんな。



私がそう念じるもむなしく、高塚は浅木の下へかけよる。



「ねぇ斐川が呼んでるよー、何してるのさー」



何してるのさ、で私の方をチラリと見る。お前が邪魔だと言われるより、その視線の方がはっきりと伝わる。



私からすれば邪魔なのはアンタの方だ。




「ごめん高塚。会沢さんと職員室にこれ運ばなきゃ」



「ふーん……」



高塚が二重まぶたでこじ開けた目でこちらを見る。シジミ目というのは我ながら的を得過ぎたあだ名だとふと思った。




「じゃあ、私が会沢さんの運んだあげる、そしたら早いでしょ」




高塚がそう言うや否や、私の了承も得ず段ボール箱を私からもぎ取った。




要するに私がどっか行けということか。





「えっと、うーん……高塚?」




浅木がやんわりと高塚にお前が帰れと表情で示しているが、高塚は知ってか知らずか無視を決め込む。




当時の私はとにかく争いごとを避ける性分だったので、



「分かった。じゃあ、さようなら。浅木君」




浅木にだけ別れを告げた。一応運んでくれるとはいえ、高塚にお礼どころか無視してその場にいないもの扱いしたのはせめてもの抵抗だった。





私は駆け足でその場を離れ自分の教室に入って、力が抜けたように床に座り込んだ。





放課後の教室にあったのは机の上の私のカバンだけで、もう誰もいなかった。今日の役目を終えた机やイスから伸びる夕日の影が、余計私を惨めに思わせる。




こんな形で彼の名を初めて呼ぶことになったのが、何だか悔しい。




それだけじゃない。高塚に斐川との時間を奪われたこと、親しげだったこと。さっきまでの喜びはどこへやら。



やっぱり私も人並みには欲張りなようで、高塚への不満で目の前の机を投げ飛ばしたくなった。




彼は、何と言おうとしたのだろうか。この後も直接はあの事件の事が話題に上がることはなかったので、彼がどう思ったのか知る術はない。



だが、確かに「死」というものが私と浅木を結びつける一つの要素だったので、私たちの関係の根幹にはきっとあの事件がどこかにあるのだろう。





浅木宗一。実際に話してみた印象は、丁寧で、どこか大人っぽかった。





でもやっぱり、個性を感じることがない、まっさらな人。益々そんなイメージがついた。




彼のことが、好きなのかもしれない。




まさか自分がこんなあっさりと恋愛感情を持つなんて。





苛立ちが収まった後に、無性に泣きたくなった。




浅木ともっと一緒にいたかったからかもしれないし、そんな何よりも想う人ができてしまったことへの惑いだったのかもしれない。





私はいつも登下校は一人だった。それは単純に私と家が同じ方面の親しい子がいなかったからなのだが、その日初めて一人で帰るのが寂しいと思った。





一人は苦じゃない、そんな性分だったのに。





今、私の横にまた浅木がいてくれたら。






何かイイことがあると、もっとイイことがあるんじゃないかって期待してしまう。







死んだら楽になれるんじゃないかと思う。でも同時にもしかしたら明日は、って期待する。







そうやって騙し騙し今の今まで生きて、まだ息をしている。






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