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NEXT STEP

差別の話題になると

あなた居心地悪そうね

それはなぜなんだろうね

それはなぜなんだろ


完璧な社会なんていつまでも訪れない

そうかもしれない そうなのかもしれない

しかしそれだと俺は死んでしまうのだが

俺は殺されてしまうのだが


多様な世界はいいことだ、

でも何にでも闇がある、

つまり多様性にも闇がある、

私はそれを危惧している、というけれど


そんな心配をするほどこの世界は多様性を大切にしていないじゃない

危険性を考慮するのも大切だけどまだ何にも始まっちゃいないじゃない


一見ごもっともな理屈だけど

要はあなたは新しいことをしたくないわけで

あなたの話を聞いてるとあなたは他人の話を聞いてない

いつも仲間と一緒


そもそも差別をしたいと思っている

でも差別を悪だとは思っていて

そして差別者になるのは嫌だから

“自分を守ってるだけ”

“だってなんか怖いから”

“私はいいけど他の人たちが”


“積極的に、意思を持って差別をしたことがない”のは当然

それが差別だ

だからこそ糾弾されると“理不尽に叩かれている”と思ってしまう


差別の問題を扱うと

ともすれば差別心を煽ることになりかねない

“そんなことないのに、差別なんてしてないのに、

なのにどうして”と

そして攻撃的に


だから根底に差別心があるから

いくら話しても話がまとまらないんだ

自分に差別心があることを認めない限り、

あなたは次のステップに進めない


メカニズムを知らなきゃ

自分が差別に加担していることに無自覚な“普通の人々”を

俺も次に進みたい

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