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自分らしく

 自分がクズとゆうことは学生の頃から、間違いない

自覚があった。

 家族の財布に手を出すのも一度や二度ではない。

 イイかっこしいだから、人にはばれないようにイイ人で過ごしてきたが、しかし、家族は自分の本性はばれていたと思う。

 その日も授業が終わると逃げるように学校を後にした。見た目だけなら間違いなくハンサムだが、人との間に壁をつくりさ、友達というもの居なかった。その上、家に帰っても居場所が無いので、馴染みの本屋に向かう事にした。

 その途中、道に飛び出そうとする少年を見つけてしまった。

 その時は無意識に身体が反応してしまい。少年を抱え込み、歩道に引き込んでいた。

『自分はなにをしてるんだ』後悔しかなかった。

自分は肩を打ち付け、道路に横になっていた。

 道路に飛び込もうとした少年は逃げるように去っていった。

 誰かが呼んだのか、救急車のサイレンが聞こえてきた。

 大した怪我はしていないが、一応とゆうことで、検査入院する事になった。

 看護師の人達は人助けで入院してき高校生がクズだとは思っていないだろう。夜の見回りの看護師にセクハラを当たり前のようにした。

 次の日、僕は追はれるように退院した。

 家に帰ると、母親はわざとらしく喜んでみせた。

 自室のベットに横になっていると、何処からか聞いたことのない声のような物音がするのに気づいた。

「イイ迷惑だよ。なのん考えもなしにアイツを助けやがって」

 それは間違いない、天井の片隅に張っている蜘蛛の巣の蜘蛛の声であった。

 驚きはあったが、そんなもんかと声を無視した。

「聞こえてるんだろ。無視すんなよ」

 それでも無視していると、蜘蛛は糸を垂らすと僕の目の前に顔を寄せてきた。

「お前のお節介で世界が崩壊の危機に落ちるんだ」

「僕が何をした?」

 本当に思いたる節がなかった。 

 眠りたい僕は蜘蛛の声を子守歌のように聞いていた。それが現実なのか夢なのか判らなくなっていた。

 蜘蛛は自分の事をカンダタと名乗り、話を続けた。

「私の話しを真面目に聞いた方がいいぞ。お前のお節介で世界の破滅の引き金になったんだよ」

 カンダタの話しを聞きながら眠りについた。

 僕に関係の無い話しだと眠気の中で思っていた。


 僕は重い眠気の中で昨日出来事を思い返していた。

 それは未だに信じられない1日であった。この僕が勢いとはいえ、人助けをし、更にそれがこの世界を滅ぼしてしまう引き金になると、カンダタと名乗る蜘蛛の話しを信じればだ。

 あの少年は些細なことで世界を恨み、だが、自分の非力さを痛いほど知っていた少年は道路に飛び出すことが世界に対する復讐だったのだ。


 それから4年後、世界を巻き込むテロを起こすのだった。


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