大雨の後、やっと。しかも、釣れねぇタックルで!
釣れんタックルが活躍してくれたら、嬉しいよね!
前の川対岸。
田んぼの時期限定でワタクシが最も頻繁に出没するポイントでございます。
このポイントが梅雨の大雨以降、大変なことになっておりまして。
というのも、
ギルアタリすらねぇっち、マヂ、どーゆーコト?
な状況なのですよ。
お魚さんからの音沙汰が一切無くなって二カ月以上。
何年か前の大雨ん時みたいに海まで流されてしまったんかな?
な~んて、釣り人特有のヘタクソを棚に上げた言い訳してみたところで本編、イッてみることにしまっしょうかね!
まずはタックル編。
本日活躍してくれたのは、
サイラスSYC-63MH+T3 SV6.3R-TW。
サオもリールも既に紹介済み、とはいえ最も釣れないタックルのうちの一つ。なので、いつ出演したのかもわからない状態。
まぁ確実に忘れ去られているでしょーから、簡単なおさらいをちょびっとだけやっときましょーね。
サイラスは、「ダイコー」という今は亡きメーカーのバスザオでして。
グレード的には真ん中辺りになるのかな。
デビューから既に20年とかそれぐらいは経っているはず。
長所としては、SYC-63MHは撃ち専用っつーことで、感度が良いよ。
寄せる力も強いよね。おかげでその強さを過信してしまい、高い足場からブリブリに肥えた40UPを強引に抜き上げていて、ベリー(真ん中らへん)から折れたとゆー過去があるからね。
6フィート3インチとゆー長さはボートでの取り回しがいいよね。
パワーのあるサオなのに重くないのも好感が持てるところ。
値段的には2万ちょいと、ブラックレーベルくらいになるのかな?それなのに、made in Japanなのだから、かなりコスパ高いよ。
と、こんな感じでいいこと尽くしのサオなんだけど、ダメなところもある。
まず一つ目はリールを選ぶ。リールシートの可動範囲の最小が大きいため、リールフット小さいと固定できないのよね。特に薄くて小さい丸型ベイトだと、何か挟まないとまずセットできないもんね。リールフット分厚いロープロでも小型の機種だと固定できないし。対策としてプラ板や金属片をリールシートに挟むコトになるんだけど、それでも一体感がイマイチなのよ。40UP掛かるとファイト時リールがグネグネ動くから、どうにも使用感がよろしくない。
あと、ロッドエンドのエンブレムが外れやすいのもいただけない。これ、タダの飾りじゃないのよね。投げる時、力が加わる部分だから、キャスト時グネグネすると気になって。これ、自分が持っているヤツだけじゃなく、他のダイコーのサオでもよく起こる現象なんよね。今、子供が使っているサイラスSYC-68MGでもなるし、バロウズBRSC-64Hでもなる。知り合いのブルーダーでもなるっち言いよったし。その度に接着剤で取り付けてやらんといかんのは如何なものかと思う。
こげな書き方すると、かなりダメダメな印象持ってしまうかもだけど、リールさえちゃんと固定できるヤツ組めば、かなり扱いやすいサオでござーます。
T3 SV6.3R-TWは初期のTWS搭載モデルで、同時に初期のSV搭載モデルでもある。
TWSとは、キャスト時の糸による摩擦抵抗を減らし、飛距離を伸ばす機能を持ったレベルワインドの名称ですよん。ちなみにTウイングシステムの略です。説明はウェブカタログに詳しいヤツがあるので、もしも万が一、何かの間違いで興味を持ってくれた人がいるのであれば、そちらを参考にしてもらえればありがたいとゆーか何とゆーか。
SVとは、ストレスフリーバーサタイルの略で、ブレーキ自体はベイトフィネスのエアブレーキになるのよね。で、AIRのスプールの肉抜きを止めて強度を十分に確保し、重いものまで対応できるようにしたのがSVなのだそうで。ダイワのマグブレーキの中じゃ最も使用範囲が広いよ。
あと、フレームがザイオンというカーボン繊維含有樹脂で出来ているのが大きな特徴かな。ダイワが言うにはこの素材、「マグネシウムに匹敵する強度」なのだそうです。
といったリールでございまして。
長所は軽い。
プラスチック製なので冬場手が悴みにくい。
マグフォース3Dが優秀でバックラッシュしにくい。
とこんな感じかな。
短所は…この機種に限り、ないかな。
強いて挙げるならば、SVの引き摺った感がイヤなんだけど、これって短所じゃなくて好みの問題やもんね。
「T3はボディ剛性クソ」、とゆーのがレビューでものすんごく言われているのだけど、この機種に関してはそれがない。どうやら改善してあるみたいで、大きい負荷掛かっても、ボディ変形してハンドル回らなくなることないもんね。
だから総合的に見ると、軽くて使いやすい良いリールですよん。
こんな感じでタックル編は〆ようと思いま~す。
それでは実釣編、参りまっしょうかね。
本日は早番最終日。だから、帰ったら釣りに行ってみよう!っち、いつものことか。
勤務時間に考えていたポイントは前の川対岸。
梅雨の大雨から一本も上げてないのが妙に寂しいのよね。
もしかして、何年か前の大雨みたいに魚流されてしまったのかな?もしそうなら悲しいな。ここはどうしても一本釣って、安心したいトコロ。
家に帰るとコンタクトを外し、タックルの準備。
今日の気分はフツーのベイト。
しばらく使っていないサイラスSYC-63MH+T3 SV6.3R-TWで釣ってみたい。
サオを手にすると、ノーシンカーがリグってある。今日やりたいのはキャロなので、ハリの上30cm辺りを切ってこれをハリスにする。
リールからの糸に3号のナツメ型オモリとビーズを通し、ヨリモドシを結ぶ。
先ほど切ったハリスをヨリモドシに結び、キャロ完成。
ブルーギルカラーのゲーリーヤマモト4インチシュリンプをセット。
バッグをからったら(=背負ったら)、チャリに乗ってさあ!出発だ!
ポイントに到着すると、まず最初に水門からの流れ込みをチェック。←今まで一回も釣れたことがない。
チェックが終わると護岸の水際に立って対岸を攻撃開始。
このリール、最初は巻きのために買ったんだけど、プラグ投げたときの引き摺った感が嫌いで、カルカッタコンクエストにチェンジしたとゆー過去がある。しかし、撃ちだとそこまで気にならなくなるのよね。特に重いリグなんか投げると気持ちよくぶっ飛んでくれるんだな、これが。今日使っている3号のキャロなんか、フルパワーで投げなくても対岸直撃しそうだもんね。
しばらくキャロで頑張っていたんだけど、いつも根掛かる消波ブロックにてやっぱしロスト。
キャロ気分じゃなくなったので、10gのテキサスにチェンジ。
ゆっくり引けなくなったけど、まぁいーや。
チョイスしたルアーはゲーリーヤマモトの超名作、4インチグラブで色はスモークベースに青と黒と銀のラメ入り。
先ほど根掛かったポイント付近に投げてみる。
消波ブロックを感じながら、スタックしないように引いてくる。
ここを越えると一旦沈んでウィード地帯。
ブチ…ブチ…と、藻の感触が伝わってきている。
小刻みにサオを震わせ、絡まった藻をほぐしながら引いてくるイメージ。
ウィードパッチを抜けたらリフト&フォール。
すると、ひときわ大きく
ドスッ!
衝撃が伝わってきてルアーが止まる。
ん?アタリか?
巻くのを止めて待つけど持っていかない。
サオを僅かにあげると重さが残っている。
これ、食っちょーな。
一呼吸おいて、思い切り後ろに仰け反るようにアワセると、鈍い重みが乗って生命感。
糸が下流方向に走り出す。
乗った!
リールを巻き始めると、これが強いのなんの。
強引にゴリ巻きなんてできやしない。
突っ込まれると巻く手が止まる。
突進が終わると再度リールを巻く。
上流方向に走ったと思ったら今度は下流。
主導権を奪われてしまい、魚は自由自在に走りまくる。
そういえば。
ファイト中、エラ洗いしてないことに気付く。
ズーナマさんかギョライさん?まぁ、釣れてくれるのならどなた様でも大歓迎だけど。
飛ばれると結構な確率でバレるから、飛ばないに越したことはない。
走られまくり、魚に翻弄されながらファイトすること数10秒。
やっとのことで足元まで寄ってきた。
なのに、まだ跳ねる気配はない。
サオを立て、抜き上げる体勢になって、魚が水面に顔を出す。
バスやん!
無事、正体判明。
お口からルアー見えてないじゃないのよ!
掛かり具合が分からないので抜き上げるのはやめた。
水門の溝に擦り上げる。
やっとご対面!っち、細ッ!
長さはあるけど、お腹がベッコリ凹んだアフター回復系の女の子。
しかしまあ元気ですこと。
マジで別の魚かと思ったよ。
いつもの如く記念撮影するのだけど、この子、口がボロボロで唇の一番大きなパーツが欠損してるじゃないのよ。
可哀そうに、雑に扱われて失ったんやね。
こんなトコロで、プレッシャーの高さを感じてしまった。
写真撮って大きさを測り、そっと水に投げ込んであげると、勢いよく元居た場所へと帰っていきました。
これから冬に向けて餌を食うはずだから、カッコ良くなるものと思われ。
カッコ良くなったらまた遊ぼうね。
そういえば、抜き上げる時にものすごく負荷掛かったけど、フツーにハンドル回せるな。ノーマルT3で同じようなことやったとき、ボディ歪んでハンドル回らなくなったことあったもんな。
やっぱ改善してあるんやな。
釣れて一安心したところで追加も考えたんだけど、なんせ暑い。風は吹いていて部屋にいるよりも涼しいのだけど、日差しが…。
キョーレツな西日で肌が焼けるよう。
耐え切れなくなってお家に帰るのでした。
帰って測ると42.5cm。
今回の釣行で、魚がいることが分かったから、なんか嬉しかった。しかも一、二位を争う釣れないタックルで釣れたから、嬉しさ増し増し。
これからもいっぱい活躍してくれたらいーのにな。




