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折れる×3=交換。

 サオが折れた!




 なんて不吉なワードなんでしょう!


 この言葉をアラフィフのオイサンが発すると、「あ~…ついに経年劣化で足の親指と親指の間にあるサオが使用中に真ん中から折れたんやな」な~んて思われるかもだけど、違う、そうじゃない。by鈴木雅之




 そっちのサオは大丈夫ですからっっっ!




 簡単には折れませんからっっっ!




 これ読んでくれている方!そこんとこ絶対に絶対に絶っっっ対に誤解しないよーにね!!!


 って、そんな必死になって誰に言い訳しているの?


 しかも、「使用中に」とか…相手もいないくせに、見栄まで張ってみっともない。


 なんかモーレツに痛々しいよ。


 そもそも離婚してから既に16年経つけど、その間ちゃんと「彼女」って呼べる存在の人、いたコトないじゃない(泣)。まぁ、見た目も性格も色々とアレという自覚がありながら改善する努力なんかこれっぽっちもしようとしてないし、出会おうとする努力もしてないから、いるワケがないのですが。


 それに加えオイサン含有率100%の職場やし、女子との接点0な生活しているから、今後も独身&彼女いない歴はずっとずっと更新されていくモノと思われ…。


 こういった人間なんで、そちらのサオの方は不要な水分+老廃物の排出&自分でコスって出すといった使い道以外ないのよねぇ(号泣)。


 あと一つの使い方しようとすると、「健康の出前」や「石鹸の国」などといった業者に発注するしか方法は無いとゆー…それも高~いお金払ってね。




 あ~あ、情けない。




 といった甘酸っぱくも切な過ぎるワタクシのサオ事情はこれくらいにしときまして。


 今回は、釣・り・す・る・た・め・のサオが折れたハナシをしようかと思います。




 だいたいサオってそう簡単に折れたりするものじゃないないんだけど、それでも長年釣りをやっていると何回かは経験すんのよね。 ←経験しない人もいるかも?


 で、その原因っつーのはルアーの直撃による打痕だとか、過負荷だとか、クルマのドアで挟むなどといった、わかりやすくて納得せざるを得ないコトばかり。


 要するに自分の不注意でやっちまうことが多いのよ。




 折れた場合、釣具屋に※修理を依頼するんだけど、直ってきたヤツが再び折れることってほぼなかったのよね。




 ※)修理とゆー名の交換。1ピースだと丸ごと、2ピース以上だと折れた部分が新品になる。当然金はかかるが、保証期間(買った日から一年)内だと半額程度で済む。




 それが、ですよ。


 このサオに限っては、保証期間中に意味不明な折れ方三回もしやがった。一回だけならまだしも、三回もよ?




 40年以上釣りしよるけど、こげなことっち初めてやし。




 そんな「初めて」を経験させてくれたのは、オロチXXX F6-68K COVER HACKING。


 COVER HACKINGとゆーサブネームからもわかるよーに、カバー撃ち専用モデルでございます。


 アクションはF6=エクストラヘビーアクション。激しく強いから、濃いカバーの中で掛けた魚でも強引に引き摺り出せる!といったキャラで、実際このパワーは魚とのファイト時や抜き上げたときにすんごく実感できますよん。


 そんなサオなので、パワーを過信して折れたとかならまだ納得もできるんだろうけど…違うのよね、これが。


 曲がり具合見るためにちょびっと力かけたり、根掛かり外すために軽ぅ~くあおったりしただけで呆気なく折れやがる。


 デカい魚強引にこっち向かせたりパンパンに肥えた冬バス抜き上げたりすんのは余裕なクセに、マヂ、意味わからん!




 といったネタで今回は盛り上がらせてちょーだいね。


 でわでわ。


 本編、イかせていただきますよん。




 それは三月も半ばを過ぎた頃。


 ここ最近、気温も水温もいー感じで上昇中。


 それに伴い巻いて釣りたい欲も赤丸急上昇中でございます。


 けどでも。


 どこのポイントもプレッシャーハンパないもんだから、余程条件揃わないと食ってこないのよね~。だからメインはどうしても撃ちになってしまう。




 ん~なこと考えながら、本日の釣りを組み立てる。




 集中するためにも、持って行くタックルは少なくしたい。


 ん~な理由から選んだのはオロチXXX F6-68K COVER HACKING+リョウガ1016H。


 年越した辺りから順調に釣果を伸ばしているお利口さんでございます。


 コイツを今日は巻きにも使う。


 なんでまた撃ちのタックルを巻きに?とか思うかもだけど、それはね。リョウガが巻きに特化したリールだから。本来の使い方試してみたかったのよ。


 とはゆーものの、クランクやミノーみたいな4~8番といった小さなトレブルフックだと、反発力強過ぎるから食った瞬間弾いてしまってウマく掛からない。掛かったとしてもその反発力のせいでショックを吸収しきれずに身切れする。


 んじゃ何を使えばいいの?ってハナシになるけど撃ちのサオでも巻けるヤツ、あんのよね~。それは何かとゆーと、




 テレレテッテレ~♪


 スピナーベイトォ~。




 これならば、ワームフックと変わらない太軸シングルフックだから問題なく使えるもんね。


 で、選んだのはOSPハイピッチャー1/2オンス。色はブラックシャイナー。




 日に日に釣れなくなっている釣り場事情でございます。


 流石にヘビーなタックル一本だけじゃ心細いから、御守的な意味でスピニングも持って行く。




 ブラックレーベルSSS6101MLXS+ルビアス2506。




 自分の主力スピニングタックルでごぜーますだ。


 糸はフロロ5ポンド。


 ルアーはシャッドシェイプワームで色はパンプキンシード。


 リグはスプリットショット。


 場所は「ゴムの場所」。




 タックルも場所も決まったので、いざ!出撃!!




 ハイエースに荷物をぶち込み目的地へGO!





 到着すると「巻き」から開始。


 いつものポイントだと引っ掛かりまくるのが目に見えているから、巻きの実績場でもある数10m上流の消波ブロック帯に入る。




 記念すべき一投目。




 カチッ!




 クラッチ切って~、バックスイングからの~




 ビュッ!




 振り切ると、




 ヴ――――――ン…ポチャ。




 気持ちよく対岸付近までぶっ飛んでいく。




 着水し、左手に持ち替えすぐにリトリーブ。


 水面から50cm前後の深さを通すイメージ。


 クラッチが繋がった瞬間から感じるしっとりとした巻き心地がすごくいい。


 流石、巻きに特化した機種やね。


 割と引き抵抗感じるルアーなのに巻き取り超楽ちん!もーちょい巻きが釣れるのなら、あと何台か欲しいレベル。




 巻き心地をじっくり味わいながら、色んな角度にキャストするものの…異常無し。


 リトリーブスピードを変え、レンジを深くすることに。


 キャストし、着底を確認するとスローリトリーブ。


 それでも全く異常無し。




 巻きは、ヤル気のある魚がいれば割と早い段階で勝負がつくから、今の時点で結果が出てなければ諦めた方がよさそう。


 けど、今日ばかりはそんなことどーでもいー。


 この巻き心地はかなり病み付きになる!




 もうちょい楽しみたいぞ❤




 と、そんな気分にさせてくれる。


 その後もしばらくいろんなレンジやスピードを試すことに。




 黙々と巻き続けていると、




 ゴッ…




 数m先にある消波ブロックの境界付近を通過中、巻いていた手が止まる。


 硬い感触。


 全く動く気配なし。




 え~くそ!




 根掛かり。


 あおろうとした瞬間、




 ―――このサオ、前に軽くあおっただけで折れたよね?―――




 去年の「二度折れ事件」が頭をよぎる。


 用心のため、小刻みにサオを震わせ衝撃を与えてみる。しかし、外れそうな気配は全くない。


 サオでテンションをかけ、手元で糸を引いて弾いてもダメ。


 ゆっくり目にテンションをかけ、急に緩めるけどやっぱしダメ。




 外れんか…もっかい小刻みに軽くあおってみて、それでもダメやったらまっすぐ引っ張って切るしかないか。




 なんてこと考えながら、軽~く、ホントに軽~くあおったら、




 ポクッ…




 小さな破裂音らしきものを伴った軽い衝撃がサオを握る手に伝わってきた。




 ウソ!また?たったこれだけの力で?




 何が起こったのか瞬時に理解してしまう。


 サオ先の方を見ると、案の定糸を伝ってロープウェイのように水の中へと吸い込まれてゆく20cm程の長さのロッドティップ。




 は~~~~~…




 特大の溜息一つ。




 これで三回目ばい?


 しかも同じ箇所ばい?


 んで、同じ折れ方とか…。




 もはや怒りを通り越して呆れ。




 糸が切れるのを覚悟して強引に引っ張ったら、「ゴリッ」とゆー感触と共にルアーは外れ、無事回収!


 って、喜べねぇ~。


 サオ、パーやんか!


 大損害やし。




 結局この後スピニングのみで頑張ってみたんだけど、サオが折れたコトによる精神的ダメージは大きく、ボーズを食らうことに。


 いつもより早めに撤収いたしましたよ。






 あまりにも納得いかなかったので、翌々日釣具屋へ。


 サービスカウンターに向かうと、折れたサオを持つ自分の姿に気付いた店員が、申し訳なさそうな顔をして、




「あっ、○○さん…もしかしてまた折れちゃいました?」




 だと。


 そりゃ~三回も同じ店員が対応すると名前まで憶えられるよね。




 折れたときの様子を話すと即メーカー送り決定。って、当たり前か。


 それから一カ月ほど経って釣具屋から修理完了の連絡が。勿論無償で交換。


 タダで直るのは有難いコトだけど、流石に三回も同じことが起こったら不良品じゃなく、この商品の設計段階からの欠陥を疑うよね?


 この分だとおそらく四回目もある。その頃には保証期間も終わってしまうだろうから修理代が掛かる。


 そんなモノに金は掛けたくない。


 ん~なこと考えると修理品を受け取る気にはなれないのよね。


 ダメモトで、




「もうこんなサオいりません。別のヤツにしてもらえます?」




 提案してみると、




「流石にこの状況ですもんね。本当ならできないけど、これじゃ○〇さんにあまりにも申し訳ないですからね。返金という形を取りましょう。」




 ってコトになりましたよ。


 ゆってみるもんやな。




 と、ここで問題発生。


 返金してもらうとサオが一本減るから、リョウガ1016Hが遊んでしまうことになるじゃまいか。


 っつーことで、急きょサオを買うことにする。




 どげなサオがいいやか?できたらHヘビーアクションぐらいのバーサタイルがいーな。でも、バーサタイルっちエントリーモデルにしかないんよね~。ブラックレーベルにはバーサタイルっちゆーシリーズあるけどそれでも結構特化しとるもんな。




 同じ価格帯のサオにそういったキャラのサオは存在しない。とゆーか、思いつかない。でも、もしかしたら自分が知らないだけで、存在するかもしれないから店員に、




「スンマセン。このサオ(オロチXXX)と同じくらいの強さで、同じくらいの値段で、何にでも使えるヤツっちあります?」




 聞くと、




「バーサタイルですか。となると…」




 少しの間を置き、




「ブラックレーベルにいいのありますよ。完全にバーサタイルってワケじゃないけど、マグナムクランクとかスピナベなら問題なくイケるから、自分のオススメでもあります。」




 ん~いい返事!…って、ブラックレーベルにあるんかい!




 で、薦められたのがFR701MHFB。


 このサオ、フロッグ専用モデルなんだけど、かなり何にでも使えるらしい。


 店員が言うには




「ここだけの話、これ一本でフィネスを除いたほとんどすべての釣りに対応できてしまうんですよ。ただ、それ言っちゃうと他のが売れなくなってしまうんで、聞かれた人にしか言わないですけどね。」




 っつーことらしい。勿論カタログにはそんなこと一言も書いてないからわかるワケないよな。




 このサオに決め、レジに向かう時ふとあることが頭をよぎる。


 それはリールシートの形状。


 リョウガとかの丸型リールはリールフットが薄くて小さいから、ブラックレーベルとの相性あんましよくないのよね。


 コイツの形状って今持っているヤツと全く同じだから、




 カッチリ固定できないのでは?




 という疑問が湧いてくる。


 これまでリールを装着してみてちゃんと固定できないということが多々あったから、そんな心配を払拭すべく、ショーケースの中のリョウガ1016を実際にセットさせてもらう。リールを左手で固定し、右手でサオをねじるとやっぱしグネグネする。これじゃ掛かった時の感触がよろしくない。


 よってこのサオは却下。




 他に無いか尋ねてみると、ABUのコーナーに連れて行かれ、




「一万円ほど高くなってしまいますが、これはかなりいいですよ。ちなみに自分、これ二本持っていて、同じような質問されるとこのサオ薦めるんです。」




 といった説明をされ、現物を渡された。




 17ファンタジスタ YABAI FNC-69MH TORQUE CORE SHAFT




 ゲーリーインターナショナル(Gary Yamamoto Custom Baitsの日本法人)の代表である河辺裕和プロ監修のモデルでございます。


 詳細は。


『陸っぱりからトーナメントシーンまで、どんなルアーでも、どんな場所でも、高次元にこなせるスーパーバーサタイルロッド。


 新設計のブランクスにTriarchy Force製法を採用することで、大幅な軽量化と強度Upを行い、キャスタビリティ・振り抜けの良さ・ロッド操作性・パワー・最適なベンドカーブ・ロッドの繊細さ等を奇跡のバランスで実現。


 程良い粘りのあるブランクが、テキサスリグからスピナーベイトなど巻き物まで操作可能とし、振りぬけの良いレギュラーテーパーで、あらゆるルアー(5g~50g、ラインも20lbまで)を使用できる、究極のスペシャルバーサタイルロッド:TORQUE CORE SHAFTが誕生。』


 ということらしく、スペックは


 継数: 1


 全長(ft/cm): 6'9"/206


 仕舞(cm): 206


 標準自重(g): 106


 先径(mm)/元径(mm): 2.00/11.7


 推奨ルアー(oz): 3/8~2


 ライン(lb): 10~20


 パワー: MH/ミディアムヘビー


 テーパーアクション: R(レギュラー)


 製法: チューブラー


 カーボン含有率(%): カーボン100%


 メーカー希望小売価格(本体価格):¥42,000(売値35000円ちょい)


 といったモノ。




 黒のブランクスでセパレートグリップ。ブランクスとグリップの継ぎ目及びリールシートとグリップの境目にあるオレンジの差し色がなんともカッコイイ。


 振ってみると、撃ち専用のサオとはだいぶ違う感じ。


 具体的には少し柔らかい感じかな?


 今持っているサオだとアルディート721HRBやブラックレーベル7112XHRBがよく似ているかもね。


 リールシートの可動範囲も大きいっぽいから丸型でもイケそうな感じ。


 マイクロガイドがイマイチ好きになれないけど、ほぼ自分の思っているサオだったので購入を決定する。




 家に帰ると早速セット。


 はたしてリョウガとの相性は?


 そのまま組むと、ブラックレーベルほどじゃないけどグネグネする。だから、リョウガに付属していた樹脂パーツをリールフットに嵌める。


 すると、気にならない程度にまで治まった。




 この時点でまだ昼。




 ならば、釣りに行くしかないじゃない!




 とゆーワケで、早速ガイドに糸を通し、リグる。っち、マイクロガイドなんで糸がエライ通しにくい。まるでベイトフィネスロッドやし。っつーかまんまベイトフィネスロッドの大きさ。


 店員が言うにはこのことにより飛距離がかなり犠牲になっているらしいけど、実際はどげなふうなんかな?


 ルアーはバックスライドホッグのグリーンパンプキンシードをチョイス。


 リグはナス型オモリ1.5号のショートリーダーダウンショット。


 もう一本はスピニング。


 ギャレット・ディツアーエディションGDES-622L+セルテート2500。


 糸はナイロン2号。


 ルアーはシャッドシェイプワーム。


 リグはスプリットショット。




 用意できたので、こいつらをパジェロミニにぶち込みゴムの場所下流の消波ブロック帯へ。


 いつものポイントに入り、記念すべき一投目。


 先ほど店員が言っていた飛距離の問題はどーだ?




 カチッ!




 クラッチを切ってからのバックスイング。


 そして、




 ビュッ!




 振り切ると、




 ヴ―――――ン…ポチャ。




 思っていたよりも飛んだ…気がする。


 店員の言っていた「ガイドの抵抗」はそこまで気にならない。




 底を取り、チョンチョンとあおってみる。ダイレクト感が薄い割に底の様子がよくわかる。


 柔らかいのに敏感。


 ギャレット・ディツアーエディションGDEC-622Mに通じるものがある。


 持ち重りもしない。


 使用感は合格。




 しばらく頑張ってみるものの、全く異常無し。


 スピニングに替えるけど、それでもダメ。


 またベイトに戻し頑張っていると、




 コツコツ…コツコツ…




 チビ特有の断続的なアタリ。


 少し待ってアワセると、サオに重さが乗り生命感が伝わってくる。




 やった!チビやけど魂こもった!買ったその日に入魂とか嬉し過ぎやん!




 巻くと、激しく抵抗しているものの、呆気なく寄ってきた。


 水面まで浮かせると細い。




 あれ?バスじゃない?




 強引に巻き取り抜き上げると30cmにも満たない小さなナマズ。




 入魂成功!




 っち、嬉しいけどコレ、バスロッドなんやき流石に入魂とか言ったらいかんやろ。


 だから今回は入魂(仮)とゆーことにしときます。


(仮)とはいえ、買ったその日に釣れるのはでったん嬉しいコトで。




 この調子でジャンジャン釣果を伸ばしていってくれたらいーのにな。




 そして。




 どーか今度こそ折れんでね!

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