言葉
あなたのために並べた言葉は
いつまでも綺麗なままだ。
どうにも嘘に聞こえてしまう僕の声だけど、きっと君は信じてくれるんだ。
その甘さに僕はいつもつけ込んでしまう。
あなたのために並べた言葉は綺麗だ。
そしてあなた自身もとても綺麗だ。
当然のことだ、綺麗な言葉には自ずと元があって、その元が綺麗でないといけない。
僕の最愛の人はとても綺麗だ。
どこまでも、その広い心で僕を包む。
居心地のいいその腕の中で、僕をそっと強く包み込む。
暖かいその温もりがどこまでも優しかった。
ふと、好きという言葉が浮かんだ。
颯爽とあなたへ贈る言葉として並べた。
でもたった二文字でおさまるほど僕の気持ちは小さくなかった。
言葉にしても形にしても行動にしても、例外を除き、きっとどこまでも満たされることは無い、埋まることの無い、果てのない唯一の永遠の感情、想い。
とても美しいと思った。と同時に、その永遠をあなたに送ろう。
この命が尽きたとしても永遠に生き続けることの出来るこの感情、その意思表明こそ、何よりもの証明なのかもしれない。
難しいことは僕にはわからない。
ただ、今僕にわかることは、あなたが最も大切だということ。かけがえのないものだということ。
好きだということ。
それだけでいい。今は、それだけでいい。