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12 魔法の共有はアムリスの夜這いと共に

 俺は家での集まりを終えて、それからはダンジョンの見回りをして過ごす。

 ダンジョンはあったが幸前が向かうことになり、俺は平和な時間を過ごすこととなる。

 彼いわくは、俺が攻略したのに何もしないのは悪いということだ。


 それで、向かってもらい、クリアもしてダンジョンのポイントが俺に加算された。

 加算されたポイントは65ポイント。

 サキュバス三体を倒して30ポイント、西堂さんを倒して得たポイント45ポイントで、今日稼いだ分の俺のポイント75、それも合わせてポイントは140ポイント。

 決定戦で俺が稼いだポイントは総計ちょうど1000となった。


 それと、幸前からガイアス石と天界の羽を10個交換することとなった。

 これでガイアス石は42個で天界の羽は15個だ。

 念のため、俺も使うかもしれないし、少しは天界の羽を残しておきたい。


 あと、ガティークからもらったパンフレットも見て何を交換するかも考えた。

 アムリスにも新しい魔導書で魔法を覚えてもらいたいし、アイテムの方も面白そうなものもあったから。

 それは明日に交換してもらおう。


 そして夜を迎えた。

 俺は寝間着で自室のベッドで寝ている状況だ。

 絶対に何かが起こるはずの夜を。


 ミュサも今朝はキスしてきたし、今日のダンジョンはああだし、アムリスから何もないってことはないよな。

 それで何か起こらなかったら、それこそアムリスに何かあるし。


 そうこうこう考えていると、俺の部屋のドアが開く。

 入ってくる姿は間違いなくアムリス。

 彼女は無言だった。


 ドアを閉じて、無言のまま俺の近くまで歩いてくる。

 アムリスの姿は制服のままだった。

 ある程度歩くと、彼女は立ち止まる。


 何かを待っている様子だ。

 あちらから話すのを待つか。

 いや、ここは俺からの方がいい。


 今回は状況が状況でも俺に非があるから。

 俺は上体を起こしてアムリスへと顔を向ける。


「その、悪かった。あんな情けない姿をさらして……」


 俺から頭を下げる。

 サキュバス達に好き勝手吸われていたし、それを身近に見ていたわけだ。

 俺から謝らないといけない。


「本当だったら許さないつもりよ」


 アムリスからの拒否。

 暗いが不愉快そうな表情と分かる。

 それくらいの気持ちか。


「……だめなのか」


「だけど、償の形で切腹みたいなことをしたから、それくらいの覚悟はあると分かった。だからそこは許すわ」


「そうか。じゃあ、明日もよろしく頼むよ」


 機嫌を損ねて、協力拒否されるのは困る。

 その問題もなんとか取り除けたわけだ。


「うん、いつも通りに戦うつもり。でも一つだけ、こっちに来てほしいの」


「なにか?」


 こっちに来ることくらいはかまわない。

 俺はベッドに座った状態から立ち上がる。


 すると、アムリスは顔を伏せる。

 同時に俺の首の後ろを掴んできた。


「私も欲求不満になっちゃったの」


「え?」


 アムリスからの甘い声に俺は驚く。


 更に表情は笑みを浮かべていて、首の後ろを掴まれている。

 西堂さんのあの時の状況と重なる。

 そのため次の光景が予測できた。


「失礼するわ」


 アムリスは言葉と共に飛び上がる。

 足もV字に開いて、スカートの防御の役目もなくなる。


「あ……」


 予測は出来ていた。

 でも、回避は出来なかった。

 しない方がいいと、とっさに判断したのかもしれない。


 アムリスは足を開いたまま俺の顔に股間を押し付ける。

 さらに彼女の太ももは俺の肩にのしかかり、俺の顔を包む。

 そして、俺の頭を後ろから抑えた。


「あれだけエッチな目にあったのを私も見ているのよ。下がうずうずしているし、欲も高まって仕方ないの」


 股間を覆う白の下着を俺の顔に押し付けつつ、アムリスは語る。

 彼女のフェロモンが俺の脳内に行き届く。


 アムリスだってサキュバスだよな。

 触発されて、今日のサキュバスみたいなことをしたくなる気持ちも出てくるか。


 抵抗はした方がいいか?

 抵抗したら逆に機嫌を損ねそうだ。

 だから、俺はそのまま受けるしかない。


「んぅ……」


 俺は声にならない声を上げる。

 そういえばこの臭いだが、どこか近いにおいを最近嗅いだような気もする。

 なんというか、思考を奪うような空気を。


「それじゃあ仕上げよ」


 その言葉と共に俺の後ろへとアムリスは重力をかける。

 股間と俺の鼻が強く密着して、倒れ掛かっていく。


 この臭いが分かった。

 どうも、淫気をスカートの中で発生させているようだ。

 サキュバスが発生させていると聞くし、アムリスが出せてもおかしくない。

 でも、淫気なんて今まで出してなかったような。


 落下していき俺の頭はベッドの上にぶつける。

 同時にアムリスの下着で覆う尻も押しつぶしてくる。

 柔らかい尻の感触を顔全部で受けた。


「んぐ!!」


 俺のくぐもった悲鳴。

 鼻にアムリスのフェロモンが脳へと叩き込むように入っていく。


「ああん!」


 アムリスの喜びに似た声。

 衝撃でベッドは揺れた。


「……」


「はあ……テオリスの言ったとおりにやったら……こんなに気持ちいいのね」


 俺が無言の中でもアムリスは俺の顔から離れなかった。

 これはテオリスからの入れ知恵なんだな。

 淫気も入れ知恵なら分かるし、これをやるために納得したわけだ。


 アムリスは満足したのか俺の顔から腰を上げて、腰を俺の腰へと下ろす。

 俺も何かした方がいいのかもしれない。

 でも、何もしない方がずっといい気もして、何もできなかった。


 これからもっと気持ちがよくなる気もして。

 胸も高鳴っていた。


「あぁ……」


「テオリスから聞いたのはこれだけじゃないわ。何もしないなら私から好きにさせてもらうから」


 アムリスは俺の体に向かい合う形で覆いかぶさってくる。

 お互いの顔の横を合わせて、俺の背に手を巻き付けて。

 そして、横に半回転した


「あ……」


 成すがままの中、俺は声を上げる。

 これで俺の体はうつ伏せで、その下に仰向けのアムリス。

 彼女はすでに俺の腰へと足を巻き付けてもいた。


 生命力を吸う気か。

 でも、いやな感じはしない。

 むしろ、いつも以上に奪われたい気持ちだ。

 すでに赤味がかったオーラも出ていた。


「まずは生命力を吸うわ、でもまだ終わりじゃないわよ」


「あ、はい……」


 俺が了承すると、アムリスはキスをしてくる。

 胸も密着している上にお互いの股間も密着している。

 当然俺の固いものも彼女の下着が覆う股間に密着。


 その状態でアムリスは腕と足の絡む力を強めて、密着もさらに強める。

 生命力が流れて行った。

 俺は快楽をかみしめる。


 なんと言うか、いつも以上に生命力が奪われた気がする。

 だが、そこは細かいことなので、気にしなくてもいいか。

 気にしていたら、この快感は邪魔になる気がする。


 アムリスは口との距離を離す。


「ここまではいつも通りね。じゃあ、次はスキルドレインを試すわ」


「そ、そうなんだ……」


 相手はアムリスだし、使ってない魔法も多いから、それでもいいか。

 それにスキルを奪われるのは気持ちがいいことも分かる。

 問題はないし、そこにあるのは快感だけだ。


「大丈夫、戻す方法もあるから。これからは私も使いたいし、何個か頂くわよ」


「わ、分かった! じゃあ、フレイムスネイクでいいか?」


「あれ、乗り来ね? それを先に頂くから」


「じゃ、じゃあ、行くぞ」


 俺はフレイムスネイクの放棄を念じて、アムリスの背に手を回した。

 そして、固いものを彼女の股間に押し付けた。

 同時に絡まった足の力も強くなる。


 俺の腰から力が抜けていく。

 その力が彼女の中に入ろうとする。


「あ! 照日の魔法が……中に入ってくる……」


 アムリスからの歓喜の声。

 密着する中、俺の魔法は力が弱くなっていき、時間をおいて完全に消える。


 念のため、ステータスをオープン。

 フレイムスネイクは消えていた。


「上手くいったようだな……」


「私も新しい魔法の力があるから成功ね。その、私もこんなに気持ちいいとは思わなかった」


 俺はフレイムスネイクをアムリスに流し込んだことになる。

 それはそれでいいことだが、俺は他にも魔法を渡したい。


 最も目的は快楽の方。

 俺は快楽優先になっていた。


「ところで、次は何がいい? 西堂さんから回収したスキルもあるぞ」


「ふふふ、いつも以上に積極的ね。でも、一ついい?」


「な、なんだ?」


 アムリスから他の話題を切り出される。

 俺としてはスキルや魔法を渡したいのに、妙にじらされる感じだ。


 すると、彼女は視線を横に向ける。


「エッチなことは私もやってあげるから、他の女の子からエッチな事されても耐えてね」


 アムリスから大事なことを話される。

 確かにサキュバスからの誘惑がこれからあると、アムリスだって辛いはずだ。


「あ……」


 目が覚めた様な俺の呟き。

 快楽から目が覚めたような感覚。


 少し間が相手からアムリスは再び視線を俺へ戻す。


「どうなの?」


 その問いに俺の答えは決まっていた。


「分かっているよ。俺は耐えるし、流されて負けるようなことはしないから。まだ、勝ち続けないといけないからな」


 俺からの語り。

 それにアムリスは軽く一息を吐く。


「……だったら、いいわ。気を付けてね。それじゃあ、他のスキルだけど……」


 その言葉の後に渡すスキルについて話し合った。

 いくつかの魔法を流し込んだ後に俺とアムリスは寝ることになる。

天川とアムリスのステータスはもう少しお待ちください

それと、ギルド三闘士の一部のギルドの設定についても設定集に公開しました。

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