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直接依頼


 俺が体調不良(半仮病)から復活して四日が経った頃だ。

 ギルドから直接依頼が来た。


「という感じで…」


 俺とルリオとレリアのチーム「フェロス」はギルドマスターに呼ばれてギルド本部へと連れてかれた。ギルドは本部を中心に各地に広がっている。

 今向かっているのがその本部だ。普通のギルドはちっこい酒場みたいな感じだが、本部は全く違う。

 大きさ、壁の素材の質、高級なガラスなど…まるで要塞だな。

 俺が建物を見上げて感心していると、ギルマスが俺らを急かした。早速中へと案内されると、その光景に俺は驚愕の表情を浮かべた。

 そう、そこには今まで俺に挑んできたこともある、最強と言われる勇者達がいたのだ。

 一人一人から圧を感じる。魔力エネルギー量も半端なく、技術的にも経験豊富なのだろう。

 俺はそいつらの視線を感じるなり、額から冷や汗が止まらなくなった。まるで滝のように流れてくる。

 中には殺したことがある奴もいるが、ここは過去だからまだ生きているということだな。

 俺はそいつらと目を合わせないように、必死に視線をちらつかせていると、ふと視界に入った依頼一覧という縁に目を送った。

 これは、ほとんどがSランクやAランク依頼だ。やはり本部は強い奴らが集まる場所、てことか。


「さぁ、こちらへ」


 ギルマスが案内したのは、受付の中にある小さい個室。応接室になっていたようだ。


「まぁ、楽にしてください」


 俺らはそう促されて、用意された椅子に脱力するようにぼすんと、リラックスして座った。

 ギルマスは俺らが落ち着いたことを確認すると、部屋の隅に置かれた棚から、一枚の紙を取り出した。


「ご覧ください、先程も説明いたしましたが、このようにここ最近、悪魔の討伐依頼が殺到していまして…しかも、その悪魔はAランク超、そう、魔王リオルクシの幹部の一人…」


 そこまで聞いて俺は思い出した。

 そんな奴もいたな。確か…


「シラス…」


 そう、こいつだ。俺の配下の中でもずば抜けて強かった奴だな。

 でも、とても気まぐれな奴だった。俺が拠点を移したからこいつも動き出したのか?

 動き出したと言ったら、この感じだとバディオルドとリリオルドも動きそうだな。

 ふむふむ、魔王軍活動が活発化し始めたなぁ。

 って、俺も元魔王じゃないか。

 そうそう、ギルマスの話に集中しなくては。と思って俺は視線をギルマスへと戻すと、どうやら話は終っていたみたいだ。

 全然聞いてなかったけど、多分倒せばいいんだろう。倒せば。

 どうやらさっきいた強そうな冒険者連中も忙しいらしく、最後に当たったのが俺らだった、そういうわけだ。

 でも、シラス…かあ…

 俺は心の奥底で不安を感じつつも、ルリオたちに着いていくのであった。

 依頼内容から分かるのは、シラスが突然現れ、暴れているのはベレリオルの国門前だそうだ。

 だから、俺達はシラスが暴れる前に俺の拠点の側、シラスの支配領域へと向かい、討伐。

 そういえば、シラスの支配領域ってどれくらいだっけ?

 いろいろと情報を整理し、頭がごちゃごちゃになってくる。

 俺、まじで何も覚えてないな…とか考えながら、ひたすらルリオに着いていきながら歩いて一時間ほどすると、闇に包まれた大きな要塞を見つけた。

 これが、シラスの支配地である。


「これだな」


 なんか、あっさりと見つけちゃったなぁ…俺は内心つまらなさを感じながらも、その要塞を見つめた。

 こんなのあったっけな?と、自分の記憶をかきあさりながら。


「乗り込む?」


 ルリオが突然、そう言った。

 俺は一瞬、は?と思ったが、この要塞には見た感じ守りが無いみたいだ。というか、薄いのか?いや、そもそもシラスの支配地にはシラスしかいないんだったっけ?

 その要塞は闇に包まれたまま、不気味な圧を放っている。

 中にはものすごく邪悪で、強力ななにかが存在する。そう訴えているようだ。

 想像するだけで全身に鳥肌が立つ。痺れるように体中を走り抜けていく。


「そうだね、行ってみるか?」


 俺もしばらく考えてから、ルリオにそう返答した。

 ルリオも「見た感じ、守りはないし、気配が感知出来なかった」と言い、乗り込むことに決めたようだ。

 レリアはそんな俺らのやり取りを後ろでただ、黙って聞いていた。どこか不安気な顔をしているようにも見えるが、それは今は無視しておこう。

 そして、門の前に立った。

 やはり、闇に包まれていて邪悪で、何かしらの威圧を感じる。


「ふぅ、準備いい?」


 ルリオが門に手を当てて、一息ついてから俺らに聞いてきた。


「もちろん」


 俺は肩にかけられてあった杖を取り出し、呼吸を整えながら言った。レリアも杖を構えて、顔を少し強張らせた。

 ルリオが門を押す。門はそれに反応するように、まるで叫んでいるかのように、ギィィィと、地面と擦れて音をたてた。

 門はとても大きかった。簡単に例えるとレリアの二人分はありそうだ。

 そして、ルリオによって大きく不気味な門は無防備に開けられた。

 その中には、さらに真っ暗で不気味な要塞があった。


「よし、行くぞ」


 罠とかも警戒しながら、俺らは慎重に進んでいった。

 要塞に入ると、何もなかった。ただただ黒い壁、天井、床が広がっていて、赤いカーペットが引かれた廊下が続いているだけだった。

 奥にはまた不気味な門が待っている。

 なんだろう、ただならぬ雰囲気がする。

 要塞内を冷気が支配しているため、少し寒いくらいだ。

 ルリオを先頭に廊下を進んで行き、門の前にたどり着いたとき、門がセンサーかなんかが反応したかのように自動で開いた。

 これは綺麗に磨かれているようだ。音も立てずに静かに開いた。


 そこは美しい王室だった。

 中に入ると、床にはカーペットが続いていて、天井には太陽の代わりと言えるほど眩しく輝く美しいシャンデリアが飾られてある。

 その奥に、長く天に伸びる玉座が。

 そこには、一人の男……魔王リオルクシの幹部の一人、大悪魔である悪魔王シラスが優雅に座っていた。


 あ、こいつ見たことある。

 俺の直感がすぐに察知した。

 確かに俺の幹部の一人だ。というかやっぱり。ずば抜けて強い。悪魔王。

 あぁ、思い出すと恐ろしくなる。

 下手すれば俺でも相手出来るか出来ないかの奴だったのだぞ……

 そして俺はこいつに勝てるのかと、不安な気持ちに晒された。

 まぁ、実際こいつより強い奴いたんだけど……


「おうおう、良く来たな?冒険者か?」


 シラスは相変わらず堂々としていて、そして悠然と、一つ一つの動作が無駄に綺麗だ。

 上目からそんなことを言うと、玉座から立ち上がった。

 ヤバい……!俺の直感がまたも震えた。

 勝てない。それが答えだ。

 しかし、来たからにはやれることはやるしかないのだ。

 しかもここで俺が死んだら、世界を滅ぼすこも……ましてや魔王に戻ることすら出来ない。

 そうだ、そうだよ……今はルリオを信じるしかないのだ。

 ルリオは剣を構えた。

 その構えは一つのブレもなく、一本の糸をピンと張っているかのようにまっすぐだ。

 ルリオはなぜか余裕そうだ。うーん、なら行けるな。

 そしてルリオは一息ついて口を開く。


「あぁ、シラス……お前を討伐しに来たのさ」


 俺とレリアはルリオの後ろで構える。いつでも戦闘開始できる状態だ。


「そうか、そうかぁー勇気のある冒険者だこと。てか、三対一?んーまぁそれでも勝てるけど、魔法使い邪魔だし、分身体用意するか」


 こいつ、舐めているな。いや、舐めてないから分身体を───

 シラスは体が真っ二つに両断されたかと思えば、その分かれた体は二人のシラスに。


 レリア、そっちは頼む───


 ルリオがそう目で合図を送った。


 ───分かった。


 レリアも目で返答した。

 俺は何も言われていないから、この状況で俺はルリオの援助だな。やれることを最大限やろう。

 そして俺は杖をシラスに向ける。

 次の瞬間、ルリオが動く。

 左足で跳んで、素早く下段の構えをとった。

 そのまま左のシラス、シラスAに下からの攻撃を放つ。右のシラス、シラスBはレリアへと視線を移した。

 急展開だ。いきなり始まった。

 俺はここ最近、ずっとぐうたらしていたから、体が鈍っている。魔王という威厳はどこに……と、それは今はどうでもいい。

 よし、ならばここで体ならしとするか。

 俺は落ち着いて周りを見回した。

 ルリオの攻撃はシラスが構えた長剣ロングソードによって弾かれた。しかし、ルリオはそのまま次の攻撃へと動くため、体を器用に捻らせた。

 レリアはなんと精霊を召喚し、シラスBと互角に戦えている。精霊魔法に精神魔法を駆使しているようだ。

 一方俺は物理魔法。炎や風や氷や…といったものを操る。

 早速活躍せねばと思い、俺はルリオの方へ向き直るが、ルリオとシラスの戦いが速すぎて、今の俺なんかが入れるタイミングが無かった。

 魔法を放とうとしても、それはシラスがルリオの攻撃を受けながら華麗に避ける。

 無駄なのだ。

 だから俺は二人の戦いを見守ることしか出来なかった。

 ならばレリアに加勢しようとするが、それも無理そうだった。こっちも良い勝負で、入れるタイミングなどない。

 そして俺は一人取り残されたのだった。


 ◇◆◇


「くっ……」


 ルリオはどんな攻撃をしてもシラスに読まれていることに気づいていた。

 なのに、次へ次へと同じ攻撃を繰り返している。

 ガンッギンッと、剣と剣がぶつかり合う音だけが、ルリオの耳に響く。

 さすがに駄目かと、次の作戦を一瞬で考え、シラスの周りを、シラスを中心に円を描くように走った。

 シラスはそんなルリオを見失うこと無く眼で追った。

 ルリオはさらに加速した。

 シラスの視界から、一瞬でもいいから出るのだ。

 そして、その瞬間に攻撃を出す。視界から出ればそこにシラスの一瞬の隙が生まれる。

 そこを狙いたい。

 もちろん、それをシラスは許さない。

 眼で追いつつも、走っているルリオに向かって魔力弾を放っている。

 無詠唱。それは勇者、魔王、または魔王級、そして悪魔が出来る、かなり高レベルの技。

 それはなんと今の俺も出来て、レリアも出来るのだ。故に、俺らは強い。そんなことに今気づいたのだ。

 俺は少し自信を持てた。


 そしてルリオがついにシラスの視界から抜け出す。そこに一瞬の隙が生まれた。ルリオはすかさずシラスの首を狙う。

 が、ルリオの剣をシラスの首が弾いた。


「はっ…?」


 鋼鉄の鎧のような身体。

 シラスは魔法、魔力エネルギーだけではなく、身体能力と防御力も格段に強いということだ。

 ルリオはその現実を受け止め、静かに舌打ちをしてその場から離れた。

 そしてすぐにシラスの防御力の分析に取りかかる。


「ふははっ…惜しいな。俺の身体の周りには防御結界が張られていてな。あらゆる物理魔法、物理攻撃を弾き返すのさ」


 ルリオはシラスを睨んだ。そして周りを確認し、状況を分析する。

 大体のことは把握できている。それからシラスの言う、防御結界の対策を思案する。

 防御結界は、あらゆる攻撃を弾く万能な技術スキルだ。しかし、それは使用者の魔力エネルギーによって精度は左右される。

 よってシラスの魔力で計算すると、シラスが使っている防御結界はほぼ無敵だ。

 ルリオはそんな技術スキルの弱点を探る。


「分かったか?お前は俺に勝てないのだ」


 シラスが勝利を確信した。

 ルリオもそろそろ全力を出すべきだと判断する。相手は強い。強すぎる。

 それでもルリオは諦めない。


「そうか?俺はまだ勝てると思っているけど?」


 ルリオはまた剣を構えた。その剣先は必ずシラスに向かっている。


「面白い。ならば、最後まで付き合ってやろう」


 シラスは自信過剰すぎた。相手を舐めすぎたのだ。

 ルリオの力はこんなものではない。魔王を倒せるほどの力を持っている。

 本当の力。

 それが今、解放されようとしていた。


 ◇◆◇


 一方レリアは、シラスBに苦戦していた。

 こっちのシラスは元のシラスの分身体なので、二分の一の強さなのだが、それでもレリアと互角だ。

 しかも、レリアは精神攻撃と精霊魔法を得意としている。これは悪魔に効果が抜群なのだ。

 それでもレリアはシラスに勝てない。

 精霊をどれだけ召喚しても、シラスに打ち消され、精神攻撃は発動しても通用しないのだ。

 それに加えて、シラスは物理も強く、身体能力も高い。

 レリア、絶体絶命の危機であった。

 直後、シラスが黒い稲妻をレリアに向けて走らせた。レリアは精霊を十体ほど召喚し、自分の周りを囲んだ。

 黒い稲妻は精霊を焼き付くし、打ち消した。さっきからこれの繰り返し。

 レリアは防御一方の戦いをしていたのだ。


(これじゃあ、勝てない…)


 相手は次々と迫ってくる。

 レリアはそれから逃げている。元いた場所からはかなり離れてしまっている。


(相手の攻撃を吸ったら、こっちの魔力値が上がるとかないかな?)


 レリアはシラスの動きを見極めた。

 そして次の攻撃が飛んでくる。これは、魔力弾だ。

 これは好都合。魔力弾はその名の通り、魔力を込めた弾だ。だから、吸ってしまえばこちらの魔力量が増すということ。

 レリアは無数に飛んできた魔力弾を回避しつつ、吸収できるものを吸っていった。

 それは、成功した。

 どんどんレリアの魔力量が増加していく。


(やったわ!これでかなり魔力が回復した!)


 しかし、シラスは学習能力が高かった。

 すぐに魔力弾を投げるのをやめたのだ。


(ちっ…もうばれた?)


 成功……ではあるが、ばれたら仕方ない。かなり魔力は回復したことだし、レリアも攻撃に出ることが出来る。

 すると今度は黒い闇の閃光が飛んできた。


「キャッ!?」


 レリアは凄まじい速度の閃光をなんとか避けるも、右足にかすり傷ができた。


(これ、まずいわ……直撃したらどうなっているか……)


 回復魔法をかけ、かすり傷が消えた。

 そしてレリアは立ち上がる。


(さて、ここからは防御だけじゃないわ!)


 ◇◆◇


 おいおいおい、俺に出来ることないじゃねえかよ。

 物理魔法が通用しないとなると、俺はただの足手まといか?

 シラスの動きを一瞬止めることが出来るかもしれないし、注意をこちらに向けることも出来るかもしれない、でもダメージには繋がらない。

 全てはあの防御結界とやらのせいだ。

 そうだ、レリアは大丈夫だろうか? と思い、俺はレリアの方に視線を移す。

 あっちも良い感じ……か?いや、少し苦戦しているっぽいな。なら、ちょっと手を貸すか。

 俺は自分に出来ることを思いつき、早速レリアの方へと走っていく。


「レリア!そいつの動きを封じるから!ちょっと離れて!」


「え?あっ、うん!」


 と言うとレリアはその場から跳ねて離れた。

 そして俺はシラスに向かって杖を構える。地属性魔法を駆使し、土であいつの手足を縛り、動きを封じる。


「いけえっ!」


 俺が放った技は上手いことシラスに縛りついた。

 成功。これでシラスは数秒の間は動くことが出来ない。


「今だ!」


 レリアはうん、と言って頷き、精霊を十体ほど召喚して、それらを合体させた。それは大きな剣となり、縛り付けられたシラスに斬りかかる。

 すごい判断力だな。精霊の力を借りて防御結界を貫くということか?


「んなっ!?」


 シラスは理解不能といった様子である。そう、レリアの作戦通り、防御結界が破れたのだ。


「やったわ!」


 そして、精霊の剣は生身となったシラスを貫く───


 ◇◆◇


 ルリオは力を解放させた。


「うおおおおおおおおっ!!!」


 という叫びと同時に、ルリオの体から魔力を纏う覇気オーラが溢れ出た。まるでドラゴンのようなオーラだ。

 本当に、出鱈目な魔力エネルギーである。


「おお、すげぇ、すげえなぁ! これがお前の本当の力か、全力か! 面白い! 実に面白い!!!」


 シラスはそれを見て興奮状態になり、盛大に笑った。

 その時、シラスの分身体が殺られた。


「なんとぉっ!?俺の分身体を倒したか! 素晴らしいっ! お前らの強さ、認めるぞ!!!」


 シラスはさらに笑った。腹を抱えて大笑いしている。

 ルリオはそんなシラスを鋭い眼で睨む。今のシラスを分析するに、こいつも全力を出している。


(ついに決着がつくか)


 ルリオは自分の愛剣を構えた。

 勝てる。ルリオの中の直感がそう言っている。


「さぁ、決着をつけようか、シラス!」


 まずは防御結界を破ること。

 それは簡単だ。レリアがシラスの分身体を倒したということは、その突破方法が生まれたということ。

 その考えは当たった。そこに精霊の大剣を構えたレリアがやって来たのだ。


「ルリオ! これで防御結界が破れるよ!」


 と言いながら走って来た。レリアは地面を蹴ってシラスに向かって跳びはね、精霊の大剣を大上段の構えで迫った。

 そしてそのまま思いっきりシラスにぶつけたのだ。

 が……


「分身体戻れ!!!」


 シラスがそう叫ぶと同時に、倒された分身体がシラスに向かって飛ぶ。シラスはそれをキャッチし、自分の身を守る盾にした。

 ぶつけたのは分身体。

 なのだが、なんと、運が良いことにシラスの防御結界を破ることに成功していた。

 惜しくも肉体には届かなかったが、とどめはルリオが指してくれる。

 そう思い、レリアは自分の出来ることをやれたと、安心した。


「後は任せろ!」


 ルリオが自信満々の笑みをレリアとウォスに向けた。

 

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

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