理性崩壊
最近、寝る前に音楽を聴くことにハマっております。
ラアが俺のもとへ戻ってくるまでの話───
本物のウォスが現れ、偽物(俺)とのいきなり戦闘が始まった。
ウォスは俺の今の身体を返せと言う。しかし、それが成功してしまうと、俺は死ぬかリュミリーの身体に移るかだ。
今の現状では、万が一負けたら、俺が死んで失くなる可能性が一番濃厚である。今の俺では魂の移転が出来ないし、方法も分からない。魂による転生のしかたなら分かるんだけどなぁ。というか、ウォスは知っているのか………?
ま、そういうことだから、ここは絶対に負けるわけにはいかないのだ。勝ったら魂移転の方法を聞き出してやる。
俺は構えている杖をグッと力を込めて握りしめる。
そして、目の前にいる敵を見据える。
「来いッ! 邪悪な魔王めッ!」
「いくぞっ!」
俺は杖の先端に自身の魔力を込め、魔力弾を生成する。そして、それをウォスに狙いを定めて撃ち抜く。
どうだ? あたるか?
そう簡単に容易くあたってくれるほどウォスも馬鹿ではないので、それは全て避けられてしまう。
美しい緑の地の戦場に、二人の戦士が立つ。二人を巻き込むように吹き荒れる風。その風を切って走る一人の戦士。
「ほらほら、もっと来いよ!」
ウォスは俺が距離を積めるのに対して、距離を取りながら魔力弾を投げてくる。それを俺は自分の杖で対抗してみせる。
追いかけても追いかけてもウォスは離れていく。ほんとに、面倒くさい戦いをするものだ。
まるで特に何も障害物もない草原で、鬼ごっこをしているかのように。
そんなの面白くない。このまま追い詰めたいが、ウォスが何か罠を仕掛けてくる可能性もあるので、そう簡単に詰め寄ることも出来ない。
とにかく、今の俺は一定の距離を保ちつつ、ウォスのことを追いかけ、時々攻撃する。
また魔力弾を投げてみる。
それは、もちろんウォスによって弾き返され、空中をくるくるとさまよって爆発する。
爆発すれば、ウォスは衝撃から避けるために、一度大きくカーブをする。
「おっと、危ない危ない! でも、当たらないと意味がないぞー?」
「分かってる!」
俺は違う魔法を放とうと思い、今度は暴風魔法でウォスに向かい風を吹きまくり、移動を遮る作戦に。
「チッ、面倒なことを」
少しウォスの舌打ちが聞こえた気がしたので、多分これは効いているみたいだな。それからすぐにウォスは動きを止めた。
「なかなか、頭を使うじゃないか? 魔族のくせに」
「なめられちゃあ困るよ。こんなんじゃないぜ?」
「そうか、じゃあもっと俺を楽しませてくれ!」
楽しませてくれ! って、身体を返してほしいだけじゃないのか? おい。
もしこれでウォスが本当に魂の移転の方法を知っているのならば、俺の計画は一気に傾く。だが、そもそももう一人の俺が死んでいるのだから、まずは死体がどこにあるのかを探さねばな!
よっしゃあ! ますますこの勝負勝たないといけないぞ!
「どうした? なにやら嬉しそうな顔をしやがって」
ウォスも俺のニヤニヤに気付いたのか、そんなことを訊いてくる。
「あぁ、俺の計画がやっと進展したんだよ」
「そうか、だが俺には興味ない! ここでお前を殺して身体を取り返すのみ!!!」
ウォスは俺のことを睨み付けて威勢を示した。少し気圧されそうになるも、今の俺が怯むことはない。
俺も「うおおおおッ!」と雄叫びをあげて、魔力を漲らせる。
俺は漲らせた魔力を駆使すべく、さらにウォスに魔力弾を放つ。ウォスは俺の魔力弾を数弾避けると、今度は向こうからも魔力弾を放ってきた。
俺は何弾か飛んできた弾を、一弾目はその場から跳ねて避けつつ、次からは自分も魔力弾を放ってウォスの魔力弾とぶつけることで無効化させた。
攻防はさらに続く。
空中で魔力弾と魔力弾がぶつかり合い、爆発を繰り返している。
ウォスは空中を駆け回り、色んな方向から撃ってくる。俺はそれに対抗すべく、ウォスが動いた方向に体ごと傾けて追いかける。
途中、空中に爆撃魔法の罠を仕掛けてみるも、それはウォスに簡単に見破られてしまい、すぐに無効化される。
「そんなもんか? ほんとにお前、魔王だったのかよ?」
ウォスはさっきから俺のことを馬鹿にしながら、戦いを楽しんでいるようだった。元は冒険者だったのだから、仕方ないのだろうけど。
そんなのどうでもいい、こういうときこそ相手に油断が出来やすいから、今がチャンスかもしれない。
そう思い、俺は賭けに出る。
一か八かの作戦だが、成功すればウォスに致命的な大ダメージを与えることが出来る。
敵が放った技をそのまま跳ね返し、お返しする技。
防御などを全く気にしない技だから、失敗すればこっちにダメージが入るリスクを伴った技だ。
瞬発力などが問われる技である。
「もういい、一気に片付けてやるよ! 肉体を残せばいいなら、気絶させてやらぁっ!」
ウォスがまんまと俺の作戦に乗ってくれる。肉体を残して気絶という言葉が聞き捨てならないが、それはあとで問い詰める。
ウォスは俺に向かって今日最大の力を溜め始める。
おお、これはかなりの技を期待できそうだぞ。
これで俺が勝ったも同然と、思い込んでしまった俺は、とんだ失敗だった。実は自分が騙されているとも知らずに。
「死ねぇぇぇぇぇ!!!」
気絶───とか言ってたのに、「死ね」ってどういうことなのか?
そんなことを気にしていては埒が明かない。俺はすぐさまウォスが放った技に集中する。それは、破壊の限りを尽くす光の稲妻。
雷鳴の如く鳴り響き、俺に向かって光線が走ってくる。
「ライジングディサード!!!」
ウォスが叫ぶと、技の威力も突然増した。
俺は、ニヤッと笑みを浮かべ、杖を構える。そして、作戦に出た───のだが
「騙されたな、所詮は魔物ってわけだ」
は?
どういうことだ? 騙されてるのはそっちだろ───
しかし、その意味はすぐに理解できた。
ウォスがニヤリと笑みを浮かべると、俺が跳ね返そうとしたウォスの技、「ライジングディサード」は俺の目の前で大爆発を起こしたのだ。
「ぐあっ!?」
俺は思わず声を出してしまい、その場に倒れこんだ。
「おいおいおい、もう終わりかよ? 魔物の考えることぐらいわかんだよ。普通に、防御外して生身丸出しにしてんのだってバレバレだぜ?」
こいつ……
まるて俺の心を見透かしているかのようだ。
まあ、仕方ない。今の俺はもう、以前のような強さが……
◆
そして、俺が諦めかけていたその時。
ラアが戻ってきた!
「リオル! 大丈夫って……リオルの元カノのリュミリー…? じゃないみたいね…」
ラアは俺がついてこないことに気付いて、戻ってきてくれたらしい。
戦場の方はウクラルに任せているらしく、気にせずここへ来たのだとか。
最初ラアが来たときは驚いたが、今ではとても助かっていると思っている。
「ラア、行くよ!」
「うん、二人なら勝てるね!」
心強い見方がやってきて、俺は自信に満ち溢れた。
ラアとなら勝てると信じて。
「チッ、邪魔が入ったか……。まあいい、裏魔王であろうと、今の俺には勝てないぜ」
ウォスは不適な笑みを浮かべて天に手を伸ばした。
何をしているのか、なぜかウォスに魔力が溜まっていっているように見える。
空気中の魔力が吸収されていくのだ。
「ははは、漲る! 漲るぞ! 今の俺は最強だぁぁぁぁ!」
などと叫んで天を眺めるウォス。その目は光輝いており、覚醒した者の目をしていた。
「まずは、邪魔者から排除する」
ウォスはいきなりこっちを睨むと、ラアの方へと向き直る。
「大丈夫、あんなやつに負けないから───ッ!?」
ラアが余裕の笑みを浮かべて、俺に親指をたてて見せてくれたが、次の瞬間、ラアの頭を一本の光線が貫通する。
「は?」
それは、俺の戦意を喪失させるものだった。
ラアが、一瞬にして殺されたのだ。ラアは、頭を貫通されて、目の色が無くなり、その場に倒れた。
「あ、あ、あ……? うわぁぁぁぁぁ!? 嘘だろッ? 嘘だッ! これは夢だッ! 嘘だぁぁぁぁぁぁッ!!!」
俺は力の限り叫んだ。絶叫した。
目の前で、ラアが、ラアが、ラアが殺された。頭を貫通し、魂を砕いた。俺には分かる。
もうラアは復活できないのだと。
「プッ、はははははははっ! 面白いッ!!! 面白いなぁぁッ!!! 裏魔王とやらも、どうやら捻り潰される蟻だったようだな!」
ウォスはラアのことを馬鹿にする。それは、俺のことを馬鹿にするのと同様。だから、俺の沸点が爆発する。
「雑魚が二人になってもかわんねぇんだよ!」
ウォスがさらに馬鹿にしたようなことを叫ぶと、俺の心が憤る。
俺は怒り狂った気持ちを押さえることが出来ずに、怒りのままに暴走してしまう。
「ふっざけるなぁっ!!! これだから、これだから人間わよぉぉッ! あの頃とかわんねぇじゃねえか!」
あの頃とは、俺がまだ人間だった頃のこと…二万年前だ。
俺にはその頃、今もなお愛する人、ミニシャがいた。生きていた。
彼女は、いつも元気で活発で、優しくて強かった。いつも俺のことを助けてくれて、そばにいてくれた人だった。
なのに、ある日。
なにもしていないはずなのに、無罪なのに、ミニシャが、あのミニシャがするはずがないのに、殺人罪で死刑が決定した。
俺は、そんなはずないと、何度も何度も言い続けたが、聞いてくれた人なんて一人もいなかった。皆、ミニシャのことを悪魔などと言い、怖がり、恨み、さらには嫌がらせを始める始末。
すぐに俺は、ミニシャが罪を擦り付けられているのだと知った。だから、俺はもう一度皆に話しかけた。それでも、聞いてくれた人なんて一人もいなかった。
処刑前、ミニシャは牢獄の汚い服を着ており、ボロボロになっていて、いざ外に出れば、なにも知らない馬鹿な人間共は、石を投げつけたり、暴言を吐いたり、クソばっかりだった。
だから、人間は、人間は嫌いなんだ。
滅ぼしたいんだ。
滅ぼす、滅ぼす。
その事だけを考えてきた二年間。
はじめは魔人になることに苦労した。長年生きるためには、それしかなかったからだ。そして、魔人になって魔神に進化し、魔王になった。
しかし、俺の努力は報われることなく、散った…と思われた。
そして今に至る。
「あの頃っつーのはよくわかんねぇけど、俺はその身体を早く返してもらいたいんだが」
うるさい、黙れ。
お前は、人間は許さない。
絶望しやがれ。
人間共め。
消えろ、俺の前に現れるな。
「消えろぉぉぉぉおッ!」
俺は杖を潰す勢いで握りしめる。怒りのままに身体は動き、ウォスに攻撃を仕掛けていく。
むちゃくちゃな技ばっかりで、特に爆撃魔法をぶちかましていた。
そして
「コア・コラフィ!!!」
魂を破壊する、俺の今の必殺も繰り出した。
「なっ!? コア・コラフィか! 魂の保障魔法をかけておいてよかったぜ!」
それは通用せず。次に、俺はがむしゃらにウォスに殴りかかったりもした。その身を捨てて、拳に怒りをこめて。
ウォスはそんな俺に動揺しつつも、余裕な態度を崩さず、俺のパンチを全て受け止める。
俺は、受け止められた腕を振りほどき、ウォスの脛を狙ってキックをかました。
崩れろッ!
「グッ…面倒なッ!」
ウォスは嫌そうにしている。俺はそんなの気にせず、さらに次へ次へと攻撃を続けていく。
消えろ、消えろ、俺の前から消え失せろ!!!
そしてその時、奇跡が起きる───
突然、空の様子がおかしくなり、まがまがしい雰囲気を纏わせる。そして、雲の色がだんだんとおかしくなり、雷が鳴り始める。
何が起きたのか俺にはさっぱりで、もうどうでもいいやとばかりにまたウォスへと突っ込んだ。
しかし、どうでもいいことではなかったらしく、空で鳴り響いていた雷は、俺めがけて一直線に落ちてきたのだ。
「ぐはぁッ───!?」
嘘だろッ!?
と焦った俺だったが、それはすぐに喜びに変化する。
力が、魔力が、全身の力という力が漲り始める。俺の肉がはち切れそうになるまで。バチバチと、身体強化が施されていく。
神に力を分け与えられたような感覚だ。
いきなりの出来事で焦りもあったが、なんだろうこれは。原因不明の謎の事態が起きている。
「おうおう、少しはましに……なったか?」
ウォスが舐めた口を開く。
俺はそんなウォスを改めて脅威だと認識し、睨み付ける。対するウォスも、余裕そうに振る舞いつつ、覚醒したリオルクシを脅威だと認識する。
両者相手を警戒し、動きに変化が見られるようになってくる。
「ほらほら、もっと来いよ?」
ウォスが俺のことを挑発してくるが、これは罠だと思った方がいいだろう。
俺はそんなウォスのことを無視し、杖を構える。全身に漲る魔力を杖の先端一点に集中させ、それを炎という物質として生成させる。
魔力の循環が身に染みて分かる瞬間だ。
俺は生成した炎を怒りのままにウォスへと放ちまくった。炎は音速を越える速さでウォスへと飛んでいく。
ウォスは瞬時に俺から距離を取り、炎の分析を一瞬で済ませると、防御結界を全身に纏った。
しかし、その防御結界は意味をなさなかった。
「なッ!? 嘘だろ?」
ウォスは驚愕したが、すぐに状況を理解したのか、空中に水の魔方陣を描き、体に浴びせた。
チッ、あんまり意味なし…か。俺は内心でそんなことを呟きつつ、次の作戦を思案する。
ちなみに、今のはラアが使っていた無限の炎を模して作った魔法である。
あらゆる防御魔法を無効化する、万能な炎魔法なのであった。それでも、ラアが使っていた無限の炎には劣る。ま、ウォスにダメージが入ったのだし、劣っていても問題なしだ。
ほんと、ラアには感謝してもしきれない。だから、ラアのかたきは俺が取る。
「何を使った…?」
ウォスは、仕組みが理解できなかったのか、今も困惑していた。俺はそんなのお構いなしに、さらなる攻撃を続けていく。
怒りの化身、戦闘狂となって。
「無限の雷───ッ!」
俺が唱えたとたん、空が黒色一色に染まっていく。
不気味な雰囲気を漂わせると、空から雷鳴が鳴り響く。
そして、敵めがけて一直線に雷が降り注ぐ。
「ぐわぁぁぁッ!?」
雷は、何十本もの光線となってウォスに降り注いだ。ウォスは雷に焼かれ、今では体が真っ黒だ。再生が間に合っていない様子。
よし、決まったな。
俺は攻撃の成功に喜びつつも、身体はまだ止まらない。
ウォスの防御も薄くなり、精神防御も保障魔法とやらも薄くなり始めたであろうこのタイミングで、「コア・コラフィ」をウォスに一点集中でぶつける。
ウォスはもう満身創痍な状態だが、そんなの問答無用で俺は「コア・コラフィ」をぶつける。
「おい人間、覚えておけ。これが、お前が馬鹿にした人間だ」
おっと、その前に。俺は怒りで理性を失っていたからか、大事な事を忘れてしまっていた。
ふぅ、とため息をつくと、冷静さを保つため、ゆっくりと呼吸を整える。
こうして冷静になれたのは、自分で言うのもなんだが、かなり至難の技だと思う。といいつつも、今の俺にはそんなことで嬉しくなっている余裕などない。
ウォスに拷問をする。
「お前、俺の身体を返せって言ったよな? てことは、魂の移転の方法をしっているってことか?」
俺は怒っている風に振るまい、ウォスを気圧しつつ問いかける。
実際怒っているのだがな。
「そ、それはな…」
ウォスは杖をぎゅっと握りしめた。
俺はすぐにその動きに気付き、ウォスが握っていた杖を奪い取り、遠くへと投げ捨てた。
さてと、どうやって聞き出そうか。
「答えないのか? 答えられないのか?」
俺はとりあえずウォスを急かす。
しかし、ウォスはその場で黙り込んだままだ。
「おい!」
俺はずっと黙ったままのウォスの上にまたがり、一発全力で殴った。殴ったときにベキッと、痛々しい高音が鳴り響く。
俺はまた殴った。怒りのこもったパンチを何度も何度も。
くっそ、なんで答えないんだ……いやまあそれもそうか…。
「おい! 早く答えろ! お前は分かるのか分からないのか?」
と叫んでまた一殴り。
それでもウォスはなにも反応しない。
もう痛みなど感じていないようだ。
「ならば……」
精神に強大な苦痛を与えれば、自然と喋り出すかもしれないという確率は低めの無茶な作戦に出る。失敗すれば、殺す可能性もある。
だから、手加減はしつつ。
コアゴットコラフィの権能、精神支配を発動させる。
それと同時に、ウォスはその場で頭を抱えて唸りだした。
始まったようだな。
今、ウォスのなかでは地獄のような精神の拷問が行われている。生まれてきたことさえも後悔させるような、そんな拷問が。
「うわぁぁぁぁぁッ!? やめてくれっ! もう、やめでぐれぇぇえぇぇッ!!! ぎゃぁぁぁぁ!?」
ウォスは力の限りこれてもかと絶叫する。
よし、効いてるな…と、俺は満足気に笑みを浮かべると、再度質問を投げ掛けた。
「魂の移転の方法を教えろ」
「そ、それはッ………」
やっと喋りだしたかと思ったら、ウォスはなにやら焦げた服の中から小袋を取り出した。
「こ、こ、これだ。これの赤をお前が、青を魂転移したい体に握らせろ。そして、強く念じるんだ……」
ウォスは最後の力を振り絞って俺にそう伝えると、そのまま気絶して力を抜いてバタンと体を落とした。
もらった小袋の中には、確かに赤い玉と青い玉が入っていた。このアイテムが本当に魂転移のアイテムなのかはまだ謎だが、とりあえずもらっておく。
そして俺は気絶したウォスを鋭い眼光で睨み付ける。そして、コアゴットコラフィの権能、「コア・コラフィ」で、ウォスの魂を破壊し、殺したのだった。
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