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平穏の裏側

学校始まって更新遅れました。すみません。

 人間と魔物の戦争は、時が過ぎて「人魔決戦」と呼ばれるようになった。

 人魔決戦が終わり、リオルクシがウォスの体で人間ライフを楽しんでいた頃。

 誰一人としていなくなったはずの魔王支配領域で、一人の女が動いていた。

 崩れ落ちた城は、美しい古城と化し、誰もいない街は静かで特に何もない殺風景な都市となり。

 魔王軍が完敗したことを物語っていた。

 それでも、その女は諦めなかった。


「ふっ、はははッ、はははははッ!」


 高らかに笑い、絶望した顔で天を眺める。

 そして、その顔は希望の色になる。


「見てろよ人間ッ! これが、真の魔王だぁぁぁぁ!!!」


 魔王の意思を受け継ぐ者として、魔王へと進化したメイピスが。

 メイピスがいるのは何やら怪しげな洞窟の中。そこは薄暗く、少ない炎の照明によって照らされた空間。

 彼女の前にはただならぬ空気を漂わせた魔方陣が。

 それは決して発動してはならない、禁術の一つ。死者蘇生の魔方陣。

 そう、メイピスが企んでいるのは…

 人魔決戦での死者を蘇生し、人間に復讐すること。仲間が復活して、身体をさらに強化することが出来る。しかし、1つデメリットがある。それは、復活した者達が、死動体ゾンビとなって生き返ることだ。

 死動体ゾンビは、生き返ることは出来るし、身体強化を施すことも出来るが、その者の魂はなくなるのだ。

 よって、意思がないので思考することが出来ず、戦闘においてはひたすらに目の前の敵にがむしゃらにぶつかっていくことしかできない。

 その代わりといってか、一応統一魔法は効果が適応される。だから死動体ゾンビたちを従えることはできる。

 それと、死動体ゾンビを蘇生した者を殺さない限り、絶対に死なないという特性も持っている。

 よって、新の魔王軍はメイピスがいる限り最強ということになる。


「さてと、成功したな。それから、こいつらを統一魔法これで、従えてやるッ!!!」


 死者蘇生は成功する。そして、死動体ゾンビとなった者達は、メイピスに強制的に従うことになる。

 それから、メイピスの手によって死動体ゾンビ死体兵ゾンビに進化した。


「素晴らしいッ! これなら、ルリオとかいう化け物も簡単に殺せるッ!!!」


 さらにメイピスは高らかに笑う。次の日も、その次の日も、必ず来るその日まで。

 念入りに念入りに準備を進め。


 そしてある日、魔王城元ガズドナルメシアに来訪者が現れた───


 ◇◆◇


 その頃、ベレリオルでは魔王城から異様な空気が漂い始めたという情報が溢れだし、各ギルドで調査依頼が始まった。

 しかし、その調査に向かった者達はいまだに誰一人として帰ってきていない。

 行方不明者は勢いを止めずどんどん増えていき、ついに調査依頼は廃止となった。

最後までお読みいただきありがとうございます。

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