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【意味怖】過保護な母親
今日の話はね、僕の友達の話なんだ。
僕の友達の母親は過干渉だった。
友達は事あるごとに干渉してくる母に
うんざりだったようで、母親から離れるために
よくない仲間とつるむようになっていった。
脅し、窃盗、薬など、良くないものに
どんどん手を出していく彼。
それでも、彼の母親は細かな事にまで
干渉する事を止めようとしなかった。
しかしある時、歪んだ生活が祟ったか
彼は交通事故にあい、首から上しか動かない身体になってしまった。
毎日彼の世話をする母親。
そして、彼は自分の母親にこう言った。
「ごめん、おふくろ」
母親はにっこりと笑って、良いのよ。
って、言ったんだって!
どう思うお父さん?
「んー良かったじゃないか」