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【社会】マイクロプラスチック汚染
「マイクロプラスチックって知ってる?」
「知らな~い。」
「人間に関係あるの?」
「あるよ、プラスチックって、分解されないでしょ?でも劣化はするの。
紫外線や風・小石・砂浜の摩擦なんかで、5mm以下になったプラスチックを
マイクロプラスチックって言うんだけど、生物全体に健康被害を及ぼすの」
「なんで?」
「小さな生物がそれを食べて、その小さな生物をさらに大きな生物が食べて
を繰り返すと、毒性が強くなるの。フグの毒とか、貝のノロウィルスとかみたいな」
「あなた詳しいわね。でも、確かにそれは、人間にも被害を及ぼしそう」
「キャー!怖い、それじゃあ、私たちにも被害を及ぼしそうじゃない!」




