【意味怖】WEBマンガで稼いで生きていきます・・・解説
幼い頃から毒親・毒友と付き合い続け、心が闇に落ちていた。
そんな時に、水商売をしていた彼女に優しく話しかけてくれた彼。
本来、男の愚痴を聞くのが仕事なのに、なんでも話してと言って話を聞いてくれた彼。
幼い頃からの辛い思い出や、愚痴を笑いながら聞いてくれた。
初めて信頼できる人ができた。
東京の夜景を見せてくれて
恋心をくすぐるセリフなんかを言ってくれて。
闇に染まりかけていた自分を、闇の中から引っ張り上げてくれる人。
彼を心の底から愛した日から数日後
何となく、今まで見ていたWEBマンガが引っかかってしまった。
よく考えたら、この主人公私と全く同じ経験をしている。
極めつけに、東京の夜景を見て「君が欲しい」というシーン。
そして、そのシーンで解説される男の気持ち。
「君というネタが欲しい」という心の声
このWEBマンガは彼が書いていたんだ。
私と境遇がよく似ているこの主人公は、私だ。
彼は、彼の書くWEBマンガのネタの為に私と付き合ってくれていた。
私というネタを引っ張る為に、私の話をあんなに聞いていてくれた。
その時、自分の中にあった細い糸が切れてしまった。
彼の所へ行くと、彼をこの世から消し去り、彼のWEBマンガの続きを
自分が書くことにした。
という解説ストーリーになります。
話の冒頭で
「私は今、WEBマンガを投稿し始めていた。
ここ半年間ずっとランキング1位を独占して」
とありますが、投稿し始めたばかりなのに
ここ半年間ずっとランキング1位というのは違和感がありますよね。
ここの違和感に気が付いたあなたはもう意味怖の達人です。




