表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
118/239

【意味怖】仮想通貨

ある日、私は仮想通貨の取引所にログインしようとした。 



しかし、何度やってもパスワードが違うと表示される。私はパスワードを忘れたのだろうか?



メモしておいたはずなのに。

メモにしっかりと記載してあるのに。




そこで、取引所のサポートに連絡してみた。

すると、サポートから返ってきたメールには、こんな内容が書かれていた。




「お客様のアカウントから、昨日14.63523ビットコイン、送金されております」



私は信じられなかった。



私の仮想通貨は5千万円分程あったのだ。


それが一瞬で消えてしまっただと・・・?



誰だ?




どこへ行ったのだ?




涙が溢れる。




そして、メールの最後に目をやると、こんな一文があった。



「お客様のパスワードは『19840719A』です。」




私は驚いてパソコンの画面を見つめた。



そのパスワードは、私が最初に登録した時に使っていたものだ。




誕生日は危険だからと言われ、その後、セキュリティのために変更したはずだ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ