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200文字小説集

こんな日は僕の中の野生が目を覚ます(200文字小説)

作者: 日下部良介

 台風の接近に伴い、外は強烈な雨と風が吹き荒れている。

 こんな日は僕の中の野生が目を覚ます。

 僕は庭に出て全身で受け止める。

 そして、空に向かって大声で叫ぶ。

 圧倒的な風の音に僕の声はかき消される。

 僕は地面に這いつくばって大地の声を聞く。

 体中を雨が矢のように貫く。


 嵐が去った。

 僕は立ち上がる。

 びしょ濡れの僕は目で合図を送った。

 バスタオルが投げられた。

 妻が呆れた顔で見ている。

「女には解らん」

「バカじゃないの!」





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― 新着の感想 ―
[良い点] 女にはわからないことがたくさんあるのでしょうね。
2019/11/22 03:26 退会済み
管理
[良い点] 何と言う素晴らしい構成力(星5) [気になる点] TMレボリューションごっこやっちゃダメ絶対?!(星1)
[一言] 拝読致しました。 実話ですね?(ムフ)
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