羽村宗助とフロスと和食 1
いやぁ。ラクリマの地観光ガイドブック、食べ物編を買い漁っていたらすっかり遅くなってしまった。
この時羽村宗助は書店の帰り道を1人でたそがれながら歩いていた。
フロスには出かけてくるとあらかじめ伝えてある。
宿に戻ったらギャン泣きしてないといいけど。
まあフロスはそんな幼い稚児じゃないと思うが。
そういえばミドガルズオルムを倒したあの老人(といっても、せいぜい60代後半に見える。)は探しものをしてるらしい。
謎が多い人だったな。
というか、この世界にハンチング帽子なんてあるのだろうか。
俺もいつか刀ですごい技を使いたいな。(伏線かも?)
あれはもはや固有結界じゃないか。
エ◯ヤのア◯リ◯テ◯ド・ブ◯イ◯ワ◯ク◯とか五◯悟の無◯空◯とか
満月と夜が出てきたし。少年漫画世界の人でしょうか。
そうだ。せっかくだし、和食食いたくなってきたな。
俺は手元の料理本を見つめ、思う。
フロスに大和魂見せてやろうか。
となるとやはり、一汁三菜とかにしとくかな
…
………
Sousuke’s cook.
ラクリマの村にも、米はある。
なので俺は、献立をご飯、焼き鮭、味噌汁、肉じゃが、飲み物は緑茶(不発酵茶があった)
後適当に野菜スティックとごまドレッシングでも置いておこう。
(野菜スティックは神だからな。)
ここは宿の厨房。
まずは釜を使い、米を炊いていく。米は三合ほど炊く予定だ。
すでに米はといである。それに水を目分量600mlくらい注いでいく。
この時、水は多すぎるとおかゆみたいになってしまうから気をつけよう。
まあ誰でも知っているだろう。
次は味噌汁を作る。
ラクリマの地の八百屋に味噌はなかった。なのでなんか味噌らしきものを買ってきた。
どうやら東の地から輸入したものらしい。
なにやら豆がなんとかとか言っていた。なのでこの世界の味噌ポジなんだろう。
はじめに出汁を取る。
昆布か煮干しか鰹節か悩んでいたら、どれもなかった。
なので乾燥させた魚の身と、ラクリマの地の食用鶏の足による合わせだしにしてみようと思う。
まずかったら、もう良いです。
煮出したら、味噌と具を入れるだけ。
面倒くさい。
3食目。
焼き鮭。
ホイル焼きにしようか。
最初に鮭に塩を振って5〜6分放置し、水気をはらってこしょうを振る。
次に、玉ねぎをぶった切りまくる。あ、薄く切りましょう。
そしてえのきを程よい大きさに分ける。
んでアルミホイルがねえ。
やべ。
俺は焦って厨房の引き出しを開ける。
すると巻かれたアルミ箔があった。
「...」
俺は無言でそれを手に取り、30cmちょいくらいの大きさに4枚カットした。
アルミホイルに玉ねぎとえのきを敷いて、その上に鮭を置く。
このとき、マヨとチーズを乗せましょう。
厨房にあるデカい半月型のチーズをエンチャントダガー(エンチャント・フレア掛け)でゆっくりとなぞる。
そのチーズを、俺は鮭に乗せる。
あ、ラクリマの地で取れる鮭はハイドロサーモンといいます。
あまりこの時加熱しすぎては駄目です。
鮭に火を通すときに焦がしちまうからな。
蓋をしたフライパンで中火の10分。
これでいい。
最後は肉じゃが。
ぶった切って加熱して水入れて調味料入れて放置。
終わり。
次回、食事。




