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2/28 定食屋で出会った小柄な同僚

毎週火曜に更新し、リアルタイムで物語を進めます。

俺は会社の昼休みには、行きつけの定食屋で日替わりランチを食べる。特に火曜日のからあげ定食がお気に入りだ。


からあげに明太子が入っていて、ピリ辛で何とも美味しい。かじるとサクサクとした音を立てる。そしてジューシーな肉汁がジュワッと出てくる。さらに噛んでいると明太子の辛さと肉のうまさがほどよく混ざり合い、何とも言えない美味しさになるのだ。


しかもご飯・味噌汁おかわり自由でコスパも最高だ。


さらにさらに、裏メニューでお茶漬け用の出汁も注文できる!刻みのりや明太子もついてくる!最高のランチである!


少し会社から距離があるため、俺だけが知っている穴場だと思っていた……のだが、今日、ここに俺以外にも同じ会社の人が来ていた。ちなみに向こうは気がついていないようだ。


笹川さん。部署は一緒だがあまり話したことはない。いつもいたのだろうか。気がつかなかった。


というか、小柄な彼女にはここの定食は多くないか!?ごはん一杯でもかなりのボリュームだぞ!?



そんな風にはらはらしながら見ていたのだが、彼女の食いっぷりは素晴らしかった。

まずからあげ3個・漬物・卵焼き1つと共にご飯と味噌汁を一杯ずつ平らげた。合間にはキャベツにマヨネーズをたっぷりつけて食べていた。


そしてご飯をおかわりし、唐揚げを1つ残してご飯を半分食べた。

さらに最後の唐揚げと卵焼き1つを残りのご飯の上で箸で砕き、定食の皿の端に乗っていた大根おろしを乗せ、出汁と刻みのりをかけてお茶漬けにして食べた。



できる食べ方だ。

素人では無いようだ。



だがここで話しかけるのも少し恥ずかしかったので、気がつかないふりをした。人と会いたくないから会社から遠くの定食屋に来ているのかもしれないし。



またこの定食屋で会えたら話しかけてみよう。

※閲覧ありがとうございます!


以前の投稿へのアクセスもどうかよろしくお願いいたします!

「毎朝、新宿~四ッ谷間で乗り合わせる君へ」(短編)

https://ncode.syosetu.com/n1567ic/



「名作たちのいるところ 【文学擬人化×異能力】」(一話完結型)


https://ncode.syosetu.com/n9194ib/





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