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encounter  作者: RIO
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1-4

学校到着時刻八時十五分、家を早く出たのに結局いつもと変わらない。

「ギリギリだったね」

走ったせいか水希は息を弾ましていた。

「ギリギリになったのわ水希の足が遅いせいだろ。たく今日は、いつもより早く起きたってのに」

「えー私、別にそんなに遅くないよ。私じゃなくて学くんが、早いんだよ。」

「え?そうかな」

「そうだよ。まさか学くんとの登校がこんなに大変だなんて思わなかった。これじゃ毎日一緒に来ている白井さんも大変だね。でも、まあ、楽しかったよ、また一緒に登校しようね!」

じゃと言い水希はB組の教室へと姿をけした。



「あいさつ一つ出来ないなんて・・・・ハァーーー」

水希が相手だとなぜか何時も調子が狂ってしまう、多分それはオレが彼女のことを・・だからなんだと思うけど、まったく情けない話だ。

(そういえば水希はオレの脚が早いと言っていたが、本当にそうなんだろうか?由美とは今まで一緒に登校してきたが、そんなことは一度も言われたことがないけど・・・まっ、どうでもいいか)

頭に上がった疑問を消し教室へ向かっていると、

「やあ、おはよう大西」

と、身長175cmほどあるだろう長身の男に呼び止められた。


「ああ、なんだ純か、おはよう」

「『ああ、なんだ』とは、なんだ!失礼だぞ大西は」

オレの無愛想なあいさつが気に食わなかったのか、神矢純は教師みたいな注意をしてくる。

「たっく、お前はいちいち五月蝿いな『おはようございます、神矢君』これでいいかよ!」

あいさつの所はわざと棒読みに言う。

「うーん、まったく心がこもっていないようだが、まあいいだろ。次からは注意するように。」

(コイツ本当に教師みたいだな、まったく朝から疲れるヤツ)

「なんだ、その白けた様な目は?」

「別になんでもねーよ。ただ純は真面目だなって、私もそれを見習おうとね」

これは、オレからしたら嫌味な台詞だったんだが、

「おっそうか、それは良い心がけだ」

と、純はうれしそうに頷いた。

(コイツまじでオレが褒めてると思っているのか?純粋なヤツ、コイツ将来損しそうだな)

なんとなく純の将来を思い、きのどくに思う。

「どうした?妙な顔して」 

「いや、まあ、なんだ、純はあまり人の言葉をほいほい信じない方がいいぜ」

「どうゆうことだ?」

「いいから、そう覚えとけって」

「?ああ」

神矢のその言葉と同時にチャイムがなる。

「ゲッ、もうこんな時間かよ!急ぐぞ純」

オレ達はD組の教室へと走って向かう。

「ハァーなんかオレ今日走ってばっかだ」

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