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座椅子は用意しています。

三千里。

作者: caem


 ガタンゴトン 時折ひどい 身を委ねながらも


 夜逃げみたいだった うまく寝つけやしないんだ


 ピョンと乗り込んだ貨物列車の 端っこのほうで


 毛布もなければ 掛け布団もない 藁すらなかった


 まともな食事すら口にしていない 私はただの野良犬でした


 いつしかご主人様のもとへ 辿り着けたら良いと夢見ている


 わずかな記憶と ぬくもりと匂いを 便りに


 南極にも北極にもいなかった 南米にもいなかったし


 ともかく貨物列車に乗っている 可愛らしさを武器にして

 

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