表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

嫌な夢<平面人間>

作者: K・ゲミニ

初投稿。

自分が夢で見た内容を書きなぐった代物です。

脚色は一切せずに夢で見てその時感じたことをそのまま書いています。

平面人間


 気がついたらそこにいた。

畳の敷かれた広くない部屋。

ここは二階だ、降りなくてはいけない。

なぜそう思ったかはわからない。

だけど、とにかく降りなければ、そう感じた。


 次の瞬間私は階段を降りていた。

そして同時に気づいた。

一階に出口はない。

そう考えて戻ろうとすると最初の部屋にいた。


 分けが分からず部屋を出るために襖を開く。

開いた先は廊下、人がギリギリすれ違える程度の狭く長い廊下。

廊下の先からは声が聞こえる。

鳴き声だ。

それを目指して歩くと、子供が体を丸めて泣いていた。

「どうしたんだ?」っと訪ねようと近づいた瞬間、子供は消えていた。

あとに残っているのは狭い廊下だけ。


 …いや、なにか見える。

ひらひらとたなびく薄い何かが廊下の隙間から出ている。

それは手のように見える。

危険だ。

とにかく離れなければいけない。

急いで離れようとした瞬間…

『見つけた』

声が響いた。

その声は老人のような、童女のような、青年のような声が混ざった気味の悪い音をしていた。

振り向いてはいけない、それを見ればどうなるかわからない。

しかし、好奇心に負けて振り向く。

ひらひらと揺れていた手が地面を掴みそれが現れた。

分厚い唇、ぎょろりとした目、能面のように無表情な顔。

しかし、それは人ではない。

厚みがない、その姿はまるで平面人間。

『つ~か~ま~え~た~』

それが私に覆いかぶさる。


 私は次の瞬間、布団を跳ね除けながら目をさますことになった。

特に何も考えず書いているので面白いもなにもないかもしれない。

だけど、書いただけで少し落ち着いた。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ