光 『詩』
太陽は綺麗だ
鳥のさえずりのように、私もそう歌った
だか、眩しいはずの、美しいはずの太陽を見続けると、私は少し恐怖を感じた
時間が経つにつれ光が失われ、後ろには闇が迫る
その感覚に死を感じる
私は目を逸らす
下にある波は少し荒れて、霧がかかっていた
何でこんなこと気づかなかったのか
光ばかりを見ていて、他の美しさを気づかなかった私はとても醜い
同時に私と言う存在が変わる音がした
そして、もう一度見る
心は曇り、太陽には霧がかかり、波は荒れて、後ろには闇が迫る
そんな景色すべてが美しく、少し前より輝いて見えた