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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。
この連載作品は未完結のまま約6年以上の間、更新されていません。
今後、次話投稿されない可能性が極めて高いです。予めご了承下さい。

モブが嫌な詐欺師は主人公になりたい

作者:てと

他の人よりも頭が良かった少年がいた。
その少年の名前さ天月日影《あまつき ひかげ》。

彼は人を思い遣れる優しい少年だった。
そう。"だった"のだ。

頭が良いだけではどうしようもないことに、小学生の時、彼は気付いてしまった。

自分は頭がちょっと良いだけの"モブ"だと。
決して、物語の"主人公"になることは出来ない、と。

だから彼は逃げた。

そんな残酷な現実を認めたくない。
そんな理不尽は嫌いだ。
そんなの許せない。
その一心で、日影は全てを虚偽で塗り固めた。

それから詐欺師として、全てを騙し続けていた日影は、トラックに轢かれそうになっている1人の少女を見つける。

見捨てようとした日影だったが、どうしても"あの日抱いた幻想"を振り払う事が出来ずに、少女を庇って、死んだ。

全てを騙し続けてきた詐欺師は、最後まで自分を騙しきる事が出来なかった。

その後死んだと思った日影だったが、気が付けばそこは異世界、そして魔法が存在しているファンタジー。

理不尽を認めなくなかった力無き少年は、貴族として新たな人生をやり直す。

今度こそ、"主人公"になる為に。

「勝てない?だったら逃げればいい」

「逃げれない?はっ、そんなこと知った事か。だったら、どんな手を使ってでも勝て。卑怯?勝てばよかろうなのだァァァァッ!!」

「勝てないんだったら、逃げれないことなんて無視して逃げてやれ。逃げは、負けじゃない。負けとは、諦めなんだ」

これは、"主人公"になりたかった詐欺師が異世界で詐欺しまくったり内政しなかったり無双したり死闘を演じたり演じなかったりする1つの物語。
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