傍観主義の劣等神様
生まれた時の記憶もなく、少年は気づいたらずっと眺めていた。
あらゆる生き物の生を、死を。ずっと1人でただただ見てきた。
だが、ある日を境に、この場所に誰かが来るようになった。そこで少年は気づいてしまう。自分が何者なのか。どんな存在なのかということに。
これは、神様の出来損ないの一人ぼっちの物語。
あらゆる生き物の生を、死を。ずっと1人でただただ見てきた。
だが、ある日を境に、この場所に誰かが来るようになった。そこで少年は気づいてしまう。自分が何者なのか。どんな存在なのかということに。
これは、神様の出来損ないの一人ぼっちの物語。
プロローグ『神様』
2018/09/24 02:39
(改)