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「佐藤一斎『重職心得箇条』を読む」 の八、



 とある半島の、次の大統領はますます反日の、トランプのような人間になるかも知れない、とのこと。


 我らが敬愛すべきブンブン閣下のおかげで半島経済はボロボロ、日本との交流を絶たったことによって観光収入もボロボロ、尿素水にすら事欠く有様、他にもいろいろな資源にも困っているとか。もっと言いますと、銀行の信用状も今後は怪しいとのこと、借金することもできないばかりかその債権も回収されるんだとかで、貿易収支も恐ろしい勢いで右肩下がりなのだそうな。


 他所の国に信用を担保してもらって経済回している先進国というのが世界にはあるのだなぁ、思う今日このごろです。


 おこんばんはです。豊臣亨です。


 しかし、トランプがトランプでいられたのは、世界最強の軍事と経済を長年月牛耳る米国様、という金看板、というかモノホンのジャイアニズムがあったからできたわけで、世界中を敵に回した弱小国がそんなことできるわけがなく、どだいトランプだって自分の国がキムチ半島であれば発言を相当考えたでしょうね。まあ、幻想の中でアハハウフフと生きてるキムチ民ならでは、ということでしょうね。


 このまま日韓で敵対関係が続いたら、キムチ半島にはメリットはな~んにもないでしょうけど、日本にはメリットはそれなりにあります。


 まず多くの日本人がマスゴミの洗脳から冷めつつある、ということ。


 日本人は権威主義と言われ、テレビやマスゴミの言うことは無条件に正しい、と鵜呑みにする傾向が強かったわけですが、今回の半島擁護をメディアが繰り返すことによってマスゴミに対して懐疑の目を向ける人が増えた。大昔から朝日新聞などは売国新聞と言われてきましたが、それがいよいよ草の根に浸透してきた感じはいたします。昔から先覚者が指摘してきたように、TVをつけてボーッと情報を受け入れているだけでは、一億総白痴にはるばかりだと言われ続けてきましたが、さすがにそろそろ自分の頭で考えて判断する、ということの重要性が再認識されてきたでしょうね。


 次に愛国精神を発揚する機会が巡ってきた、ということ。


 ようつべなどを見ましても、キムチ半島をバカにする動画も多いですし、日本はすごい、という動画もちょこちょこ見ますね。まあ、中には事実に基づかないものもちらほら見る気がしますが、それでも、小林よしのり先生が『戦争論』を上梓する前の、左翼マスゴミに世論を牛耳られ自国のことをよく言うことすらはばかられた時代と比べたら隔世の感があります。昔は自衛隊とか日本軍の話題なんて口にすれば右翼のレッテルを貼られ、異常者扱いされてきたわけですからね。


 敵が眼前にいるからこそ愛国心が高まるわけで、一致団結して外敵、外圧、売国奴に備えようという意識が芽生えただけでも慶事です。


 それと歩調を合わせるように、それまでは親中路線だった米帝が対中戦に傾いたことで、日本がいよいよ空母戦力を保有することに同意してきたことも大きいですね。それまでは日本が新兵器を持つことに露骨な警戒感を隠しもしなかった米帝様が空母保有を認めた、というのはかの敗戦からの流れを考えますと相当大きな転換点を迎えております。


 もちろん、それは同時に中共の圧力がますます増えることが予想されるわけですが、別に日本単独で中共と当たることなどあるはずもなく、それこそ、もし開戦ともなれば最低でも日本、米帝、オーストラリア、インドを中共は相手取ることになるわけで、開戦と同時に敗戦が確定する、と思ってもよいのではないでしょうか。


 もし、中共の脅威を運良く排除することができたら、いよいよ大和民族の悲願、真の独立です。


 日本の防衛費をあげるためにも、キムチ民どもよ、がんがれ。



 では「佐藤一斎『重職心得箇条』を読む」 の八。




「【重職たるもの、勤向繁多と云ふ口上は恥ずべき事なり。仮令(たとえ)世話敷とも世話敷と云はぬが能きなり、随分手のすき、心に有余あるに非ざれば、大事に心付かぬものなり。重職小事を自らし、諸役に任使する事能はざる故に、諸役自然ともたれる所ありて、重職多事になる勢あり】




「勤向繁多と云ふ口上は恥ずべき事なり」


 これは耳に痛い言葉です。よく活動している人は、忙しい忙しいということが口癖になるものです。しかし、いくら忙しくても仕事が忙しい、勤めが忙しいという口上は、重職としては言ってはならないことです。


「心に有余あるに非ざれば、大事に心付かぬものなり」


「有余」というのは余裕、ゆとりということです。「大事に心付かぬものなり」これは、心に余裕がないと、こせこせと小さな事に心を奪われて、大問題、大事に心づかない、気づかないということです。


「重職小事を自らし、諸役に任使する事能はざる故に、諸役自然ともたれる所ありて、重職多事になる勢あり」


 これは体験から出たなかなか辛辣な言葉ですね。


 人間が人間を用いる。これの初歩は、「使用」という言葉です。「使用」から一歩進んで、その使用する人物に任す、これを「任用」といいます。


 また、使うという字でいえば、「任使」となります。ただ使役するのでなく、任使するということが大切です。任すということができないから諸役は自然と上役にもたれてしまう。下手なことをやって責任を持たされてはかなわん、叱られては大変だ、なるべく何もしないで重役まかせにするということで重職が多事になるわけです。


 先程申し上げたように、「使用する」「任用する」という言葉がありますが、その次に、ただ任せるだけでなく信じて任せる、これが「信用」です。


 こういうふうに任せて使うことができないと、重職は自然と忙しくなるものだということをここで言っているのです」




 まあ、信用することができなくなったわけですけどね。


 って、キムチ半島の話に戻りますがw


 これだけ騒いでいるので大概の人が知っているでしょうが、そもそもなんで日本はキムチ半島を信用しなくなったのか。それは、戦略物質と言われるフッ化水素など様々な物品を日本は半島を「信用」して輸出していたのが、「2015年から2019年3月まで、韓国から戦略物資が無許可で流出した不正輸出案件は、何と156件もあった」とされており、その輸出先が北キムチ半島とか、多くの国に輸出していた、と疑われているわけです。あの金マサオを葬ったとされるVXガスを作るための材料も南が北に流していたのではないか、と言われているわけですね。


 日本から輸出した物資を使ってこういった危険なものを作られてはたまらない、と日本はキムチ半島を信用しなくなったわけです。


 管理が杜撰、いえ、そもそも外貨獲得のために日本からの物資を国家主導で横流ししているのではないか、という疑惑が拭えないからホワイト国を解除して普通の国と同じような許可制にした、というだけのことで、当たり前のことですね。


 それでNO JAPANとか言って不買やって、自分の首を絞めてるんですから噴飯ものです。


 まあ、キムチ民はともかく、



「重職小事を自らし」



 これで思い出すのが孔明さんですかね。




(つと)()き、 (よわ)()ね、罰二十以上は皆(みづか)()る。敢食(たんしょく)する所は、数升(すうしょう)に至らず】



 

 かの五丈原の戦いで、戦線が膠着状態におちいったとき、魏の司馬仲達陣営に赴いた使者が言ったとされる言葉ですね。




 孔明閣下は早朝に起き、夜遅くに寝られ、鞭打ち二十回ほどの罪は自ら裁定されます。また、食べられるお食事はそこまで多くはありません。




 と言ったとか。最高司令の職務の煩瑣の程をペラペラ喋るとは、その使者も何を考えているのかと思いますが、これでメシもろくにくわず職務に忙殺されているのがわかって、孔明は長くはもたない、と司馬仲達はわかってしまったとか。


「大事に心付かぬものなり」


 小さなことに囚われてしまって大きなことに気づかないばかりか、自分の寿命まで縮めてしまっては、果たすべき大義も果たせなくなってしまう。孔明ほどのお人でも、重大な使命に縛られてしまってもっと遠大に、余裕を持って取り扱うべき己の命すら、消尽させてしまったのは悲しむべきであります。


 といったところで、「佐藤一斎『重職心得箇条』を読む」 の八、はこれにて。


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