外敵のありがたさ
今回は学問ではなく時事ネタです。
と、題しまして、今回はつれづれ。
おこんばんはです。豊臣亨です。
外敵をつくって国論を一統する、といえば米国とかが得意な方法だったかと思います。
謀略やら密偵やらを駆使して相手国の自国感情を悪化させ、さらに様々な方策で相手国を締め上げ、その内に事件を起こさせ、その事件に対する報復として正々堂々と反撃する。で、国論は一統され国内不安だのはとりあえず棚上げ、と。
まあ、かの大東亜戦争は日米間の問題というより、ソ連の謀略、というのが今時の見方のようですけれども。
とはいえ、今回の日本の外敵はものすごく分かりやすい状態で登場したので国内世論をまとめ上げるのにこれほど役に立ったと思わせる事態は他にはないでしょうね。
何でも今回の参院選挙の投票率は89%を超えるかも、とか。昨今の国民の冷めきった、諦めきった投票率を考えても驚くべき数字だと思います。まあ、わたしは参加しませんけれども(キリリ
しかも、今回のコリアに対するホワイト国解除に対する日本人の賛同率は非常に高く90%を超えるとか。もう日本人の全体が平和友好の美名の下に、たまりにたまった嫌韓が一気に噴出した事実、と見る他は無いわけです。この一件による日本人の結束ははてしなく強い。それに対してコリアは、
「WTO違反ニダ!!」
と大騒ぎ。
しかも、日本の左翼マスコミの如きも、いわゆる、徴用工判決に絡んだ制裁である、と言い出す始末。
しかし、日本は終始、冷静に説明している通り、今回のホワイト国解除は「不適切な事案」平和的で友好的な国対国の間で行われるべき貿易に関する懸念が発生した。と、言っているわけです。
本来、厳格であるべき戦略物資の輸出に関して、コリアは非常に曖昧でいい加減であったから、そんないい加減な国に対する制限のない輸出をやめよう、と思うのは当たり前のことです。
今回発覚した、コリアの密輸出の摘発156件にしたってそうですね。コリアは、
「これらは摘発したんだから、コリアの正義を証明する証拠ニダ!!」
と、言ってますが、大前提が間違っておるわけですね。
そもそも、これらのコリアの、その管理がいい加減でかつ、密輸して不当に利益を得、敵対国に利するような企業がひしめいておるから摘発という事態が発生しておるのではないですか? という話なわけです。
これら悪質な企業が国家の下に厳重に管理が徹底されているのなら、そもそも戦略物資をここまで大規模に密輸する、などという事態が起こるわけがないではないか。
ということなのです。
まあ、わたしは貿易のことなど何も知りませんので(貿易に限った話でもないですけど)、世界の摘発件数とその戦略物資の横流しがどれほど横行しているのかは分かりかねますが、これらの戦略物資が敵対国に流れれば、最悪、日本で作られた製品によって毒ガスが作られ、日本人の頭上に降り注がれる、という懸念だって想起しうるわけです。
これは、国家防衛上最大限憂慮すべき事案であることは間違いのない事実なわけです。
そもそもこの、ホワイトを解除、ということは優遇をやめて通常の状態に戻すというだけ、のお話であって、制裁でも輸出規制でもない、ということなのですね。わたしも勘違いしてしまいましたが、そうではないと。
つまり、国家として、当たり前の管理を、当たり前のように行っており、それを日本が間違いない適正ですと認めればこれら物資は規制も禁輸もされていないのだから当然正規に流通するわけです。日本がきちんと定めた枠組みの中でやりましょう。と、言っているに過ぎないわけです。大体、チャイナだってホワイト国に指定されていないわけだから、この枠組の中で貿易しているわけです。何もおかしなことをしているわけではありません。EUだってコリアをホワイト国に認定していないわけですから、日本だけがごちゃごちゃいわれる筋合いではないわけです。
大体、今回の南コリア、南に対する優遇をやめるにしたって、もともと南が望んだ事態なのだ、ということを忘れてはいけません。
中央日報/中央日報日本語版 2017年11月06日08時41分 の記事です。
文大統領、日米首脳の面前で「日本は韓国の同盟ではない」
https://japanese.joins.com/article/101/235101.html?servcode=A00§code=A10&cloc=jp|article|related
「青瓦台高位関係者は「国民感情から韓米同盟は強固にすべきだが、日本との関係は限定的協力関係にしか進めない。軍事同盟にまで続くなら国民は受け入れられないだろう」と強調した」
南が求める、その、「限定的協力関係」を日本が二年後に現実のものにしたにすぎないわけですから、むしろ南は要求を受け入れてくれてありがとう、とお礼を言わなければ間尺に合わないだろうと思う次第でございます。
しかし、関係ないですけど、さすがに毎日のように南に関する記事を読んでいるからこの「青瓦台」をチョンワデ、と記憶してしまうようになってしまった。
嬉しいような、悲しいような。
しかし、最初に戻りますと、今回の「日韓戦争」
……もう、そう呼称してよいような気がしますけれどもね。ここまで来たらどっちもどうせ引きはしないでしょうし経済戦争が本当の戦争にまで発展するのも時間の問題のような気がします。
しかし、この「日韓戦争」実は南は恐ろしい爆弾を身の内に抱えていると言われます。
「週刊文春」(2013年11月21日号)の記事、
【韓国でいま話題の記事】韓国の「急所」を突く! 安倍首相「中国は嫌な国だが外交はできる。韓国は交渉もできない愚かな国だ」
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190714-00012828-bunshun-int
記事を要約しますと、何でも、南の最大の弱点は「金融」であると。
実は、南にはメガバンクに相当する銀行はひとつもなく、最大手の銀行ですら、三菱東京UFJの一割以下の規模しか無いという。しかも、サムスンの海外資金調達を担っているのは、ほとんどが邦銀であるという。
メガバンクがないほどに銀行が劣弱であるということは、外貨準備高が少ないのだそうで、金融危機が発生でもすればあっというまに南の経済は死ぬ。
しかも、2013年8月には南の輸出入銀行が危機に陥り、なんと、みずほ銀行が5億ドルもの巨額の資金を用立てて危機を回避した、という一幕もあったといいます。
つまり、南の経済は日本が下支えしている、というのです。
これ、日本に養ってもらいながら反日やってるんですかね。それで決定的に日本に敵対されたら困るのはどっちなのか、それがわからないかぁ……。さすが。
例えるのなら、
親に養ってもらっておる中坊が、厨ニ病発症して親に反抗したあげく、家出した。くらいのお話なんですかね。
んむ。逝ってよし。
この「日韓戦争」の勃発によって、今回の参院選における自民党の圧勝はもはや決定的でしょう。何より、王陽明先生のおっしゃる、
【天下の事、万変といえども吾が之に応ずる所以は喜怒哀楽の四者を出でず。これ学を為すの要にして、政を為すも亦たその中にあり】
にぴったりなんですから。
南の、常軌を逸した言動の数々に、粘り強く、あのレーダー照射にしたって日本は決して南に文句をいうこともなく、むしろ最大限の譲歩をしつつ粘り強く交渉を重ねたとされます。
レーダー照射とは、簡単に言ってしまえば銃口を相手につきつける行為であって、普通の国だったらそれだけで開戦理由になってもおかしくない行為を南は行ったわけです。しかも、軍艦でやったということは、軍人一人の問題ではすみません。一軍の問題となりうるわけです。
とはいえ、まあ、レーザー照射くらいなら、「現場が先走ったニダ。ごめんニダ」とでも言えばなんとか丸くおさまったものを、「いやお前らが悪いニダ! 今度同じ事やったら許さんニダ!」とまで言い出す始末。
開いた口が塞がらない、とはこういうことです。
北への経済制裁に関して国際規模で瀬取りを監視しているのに、南はそれに加わらないばかりか、むしろ北を瀬取りで支援している懸念が拭えないと言う。
慰安婦、徴用工、国家間の取り決めを、政権が交代したから、という理由だけで反故に出来ると思える腐りきったオツム。
新築予定だった在韓大使館前の慰安婦像を撤去しないという、これまた国家間の取り決めを無視する常識知らず。
堪忍袋の緒が切れる、とは、まさにこういうことを言うのであって、日本人全体で怒っておるわけです。
今のくまちゃん政権は、(くま=ベア=あ、略)まさしく日本人の怒りを代弁しているわけでして、国民感情に寄り添っているわけです。王陽明先生のおっしゃる、
「政を為すも亦たその中にあり」
はそういうことであって、いかに国民と感情を同じくするか、が為政の要諦である、というわけです。
なので、今回のくまちゃん政権は、恐らく樹立以来最高潮の支持率を誇るのではないでしょうか。今までは森友学問にからむ籠池リンチだの、佐川理財局長問題と正気を疑う事件が次々と起こりました。だからわたしはその名を呼ぶことすら嫌なわけですけどね。そのくまちゃんへの支持率も低迷しておりましたが、今回は待ちに待った国論一統です。
くまちゃん一強はかわりありませんでしたが、今回は国民の熱い支持に支えられての対南との戦いです。相手がドツボにはまって自滅路線まっしぐらですから、こんなに美味しい出来事はないでしょう。
これまで、左翼思考が瀰漫し、日本が悪で、チャイナやコリアは被害者であった。だから慰安婦で騒がれれば日本は土下座するしかなかった。この前不当に解散しましたが、慰安婦財団への10億円拠出にしたって、日本=悪という図式の上で行われたわけですが、それすら南は国家間の取り決めを破ったわけです。
いくら歴史問題がここまでこじれようと、まともな人間として約束事すら守る気がない。平然と嘘をつく。逆ギレして相手を罵る。という事態をここまで重ねれば、さすがに温厚な日本人でもそりゃ怒るだろう、という話です。
その、日本人の怒りを代弁してくまちゃん政権はホワイト国を解除を決定したわけですから、そりゃ日本人は拍手喝采ですよ。参院選挙大勝間違いなしですよ。
それどころか、対抗馬はこの有様ですよ。
立民や共産、対韓輸出管理強化を批判 自民「正しい措置」と反論
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190714-00000513-san-pol
立憲民主党の福山哲郎幹事長は「(いわゆる徴用工問題など)政治的問題に通商的な対抗措置を取ったと国際社会から見られるのは国益上マイナスだ」と政府の対応を批判した。
共産党と歩調を合わせてくまちゃん政権を批判、とか、正気か、って話です。
かつてわたしも、くまちゃん政権を打倒できる唯一の野党だ、ということで生まれて初めてこの立憲民主党に一票を投じましたが、しょせんこいつらもアカだったか、と言わざるを得ませんね。国民感情を一ミリも理解できず、イデオロギーを最優先させるしか能がないとか、真っ赤っ赤じゃないですか。
しかし、この「日韓戦争」で左翼イデオロギーに脳みそ焼かれた連中が次々あぶり出されていきますね。ことここに至ってそれでも南を養護できるとか、やはりイデオロギーは正気ではありません。
大体、今回の南の並々ならぬ反日も、この左翼の妄言のせいだと言われます。朴おばはん政権以降、ずっと側近には左翼がいて反日を煽りに煽っているのだそうです。現実を理解もせず。
もし、これが大東亜戦争の時のような謀略だとするのなら、日米 対 中露北南の軍事衝突を望む勢力の仕業もありうるわけですね。もし、こんな世界大戦規模で戦争が勃発したら間違いなく最前線基地の日本は消滅するでしょう。さすがにそこまで悪化するのは勘弁してほしいですけど。
世界大戦は最悪のフラグとして、われわれは今一度学んだわけです。とっくにわかっていながら目をそむけていた事実が明白となったのです。
そう、
イデオロギーはキチガイである、と。