プロローグ 2
ウィィーンという機械音。
カタカタと規則的に響くキーボードを叩く音
その部屋は暗く、一台のモニターが放つ光だけが眩しく輝いている
?:「これでこの人達にはだいぶ貸しができたわ。
リーダーとしてのイニシアチブもバッチリね!」(# ̄ー ̄#)ニヤ
そのときノックと共に扉が開いた。
?:「美唯子、ごはんよ。……またこんなに部屋暗くして24にもなってゲームばっかり
やって!」
照明が付けられ、その部屋の全貌が露わになる(おたくっぽい部屋)
美唯子と呼ばれた部屋の主は振り返り、眩しげな表情
美唯子:「うるさいわね!お母さんには関係ないでしょ!
ごはんなら後で食べるから置いといて!」
母:「いいかげんにしなさい!食事くらい一緒にたべなさい!」
しかし、美唯子の意識は既にPCへと戻っている。
母はあきらめてその場から立ち去った。
食卓にて美唯子の母と父のみ
父はテレビを見ながらごはんを食べている。
母:「お父さんからも何か言ってやってくださいな!
美唯子ったら暇さえあればゲームばっかりでろくに居間にも下りてこないじゃないですか!」
父:「ん……」
父は全く関心のない返事を返した。
母はあきれたようにため息をついた。